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2018年5月、ベースにMIYAを迎え現体制となったZAZEN BOYSから、待望のニューアルバム『らんど』が到着した。2012年にリリースされた前作『すとーりーず』から約12年、本作はどのようにして生まれたのか。制作拠点であるMATSURI STUDIOにて、向井に話を聞くこ…
くるりが2023年10月にリリースした『感覚は道標』は、2002年にバンドを去ったオリジナルメンバー森信行(ds)を迎えてのアルバム。録音の大部分とミックスが行われた静岡県の伊豆スタジオにて、メンバーの岸田繁(vo、g)と佐藤征史(cho、vo)、そして森と…
ここでは、ザ・キッド・ラロイをフィーチャリングしたトリッピー・レッド「Wind」のミックスポイントを、エンジニアのコーエン・ヘルデンスが解説。ミックスエンジニアのデヴィッド・ペンサドから学んだというパラレル処理も絡めて詳細を聞いた。
オランダ出身で現在はアメリカのフロリダ州、マイアミを拠点に活動するミックスエンジニア、コーエン・ヘルデンス。今回は、彼が手掛けた近年の作品、トリッピー・レッドのアルバム『A Love Letter To You 5』をピックアップし、ミックスを手掛けることにな…
CreativeDrugStore『Wisteria』のミックスを手掛けたのは、ヒップホップの名盤を数多く手掛けるエンジニアのD.O.I.だ。ここでは、彼の拠点とするDaimonion Recordingsでインタビューを敢行。「180」で使用されたプラグイン類の画像とともに、収録曲のミック…
CreativeDrugStoreのラッパーBIM、in-d、VaVa、JUBEEによるアルバム『Wisteria』インタビュー後編では、制作拠点となったBIMのプライベートスタジオ全貌を初公開!さらに収録曲「Retire」のDAWプロジェクト画面とともに、ラップのレイヤー方法や声色の使い分…
CreativeDrugStoreが結成11年目となる2023年12月に初のアルバム『Wisteria』をリリースした。その制作拠点となったラッパーBIMのプライベートスタジオに、BIM、in-d、VaVa、JUBEEの4MCが集結!インタビュー前編では、制作がどのように進められたかを順を追っ…
スティーヴ・レイシー『ジェミニ・ライツ』に収録されている「バッド・ハビット」のベース、ギター、ボーカルのミックスについてピックアップ。ミックスを手掛けたエンジニア、ニール・H・ポーグ氏はどのような処理を行ったのか、使用したプラグイン画面とと…
アルバム『ジェミニ・ライツ』が第65回グラミー最優秀プログレッシブ・R&Bアルバムを受賞したスティーヴ・レイシー。そのミックスを手掛けたのが、5度のグラミー受賞を誇るトップエンジニア、ニール・H・ポーグ氏だ。音作りはどのように行われたのか、その全…
2023年12月29日に下北沢ADRIFTで開催された、ヒューマンビートボクサー/音楽プロデューサー/DJ、SO-SOのEPリリースパーティーに潜入。SO-SOやSARUKANIのライブPAを担当するクレア・ジャパンのチーフエンジニア國廣和希氏に、PAシステムについて詳しく話を…
Alison Research〜Valley Peopleでポール・バフが開発したKEPEXやオートメーションシステム。これらモダンコンソールの機能を先駆けて取り入れたシグマ・サウンドの隆盛と併せて追います。
ringsレーベルのプロデューサー、dublab.jpディレクター、早稲田大学非常勤講師などを務める、原 雅明氏の連載コラム『THE CHOICE IS YOURS』。Vol.167は「トーマス・ストレーネンから連なるジャズ表現の多様性とナチュラルなサウンド探求」。
変態紳士クラブのプロデューサーとしても活動するGeGが、約4年ぶりのアルバム『Mellow Mellow ~GeG's Playlist vol.2~』を1月3日にデジタル配信リリースした。今回から、自身でマイクやマイクプリ選びをするようになったというGeGに、同作の詳しい話を聞いた…
ドイツ・ベルリンを拠点に活動中の音楽ライター/翻訳家の浅沼優子氏による連載コラム『Berlin Calling』。第105回は「パレスチナ問題をめぐる“ストライキ”〜激震するドイツの文化/芸術シーン」。
特集の最後は、アマピアノ以外にも世界的注目を浴びているアフリカン・ダンスミュージックにフォーカス。アフリカの伝統的な音楽と現代的なサウンドが融合した気鋭ジャンルを3つ紹介しよう。
プロデューサー/エンジニア/ビートメイカーなどさまざまな顔を持つブルックリンのアーティスト、クリス・ディカストロ。自身のソロ活動だけでなく、ロード・ケイソのアルバム『MOOR CHORES』のエンジニアリングなど、幅広い活躍でめきめき頭角を現している…
ワンオートリックス・ポイント・ネヴァーことダニエル・ロパティンの最新アルバム『Again』は、印象的なギターサウンドや本人による歌唱、オーケストラ、そしてAI技術を用いたサウンドコラージュなど、一見相反するような要素が見事にミックスされた作品だ。…
永井聖一(g)、大井一彌(ds)、Daoko(vo)、網守将平(k)、鈴木正人(b)が、バンドQUBITを結成! Daokoのサポートメンバーとしてライブを支え、それぞれのフィールドでの活躍も目覚ましい5人が集結して奏でるサウンドは、ポップなフィールドに挑戦的な…
長谷川白紙がPOPYをボーカルに迎えてリリースした楽曲が「汀の宿」だ。何層にもレイヤーされたリズムの上で、POPYが歌う文学的な歌詞が印象的な楽曲となっている。「汀の宿」を聴く上での手引きとして、ざっくばらんに語ってくれたインタビューをご覧いただ…
2023年11月30日に東京国際フォーラム ホールAで開催された『TM NETWORK 40th FANKS intelligence Days 〜DEVOTION〜』。音響を担当したスターテックの代表取締役/サウンドデザイナーの志村明氏に、PAシステムについて話を伺った。
ここでは本特集のメインとなるアマピアノの制作術をお届けしよう。講師は、国内におけるアマピアノのパイオニアと言われるDJ/音楽プロデューサーのaudiot909。DAWを用いたアマピアノ制作のポイントをギュッとまとめてもらったので、ぜひじっくりと読み進め…
2人組ロックバンド、Cö shu NieがROSEを使って制作した「antidote」は、重厚なサウンドに変拍子を織り交ぜながらポップスとしての魅力も放つ唯一無二の楽曲だ。メンバーの中村未来(vo、g、k、prog)と松本駿介(b)に、制作のプロセスを聞いていこう。
『MOTHER』『STYLE』セルフカバー版の制作トピックとして特筆すべきなのは、燃料電池自動車(FCV)で発電した電気をギターやベースの録音に使ったことだ。SUGIZOが所有するTOYOTAのMIRAIをはじめ幾つかの製品が発売されており、発電時に二酸化炭素や有害物質…
LUNA SEA『MOTHER』、『STYLE』のセルフカバー版が2023年11月に発表された。レコーディングはサウンド・ダリやサウンドクルーを中心にメンバー各自のプライベートスタジオでも行い、『CROSS』でタッグを組んだスティーヴ・リリーホワイトがミキシングを担当…
夢ノ結唱とのコラボでは、POPYのキュートな歌唱が際立つポップス「Little Lazy Princess」と、ROSEが歌う疾走感のあるダンスナンバー「流れ星のDarling」の2曲を制作したDÉ DÉ MOUSE。“DÉ DÉ MOUSE印”とも言える豊潤な楽曲と、POPY/ROSEの巡り合いに迫ってい…
中野雅之(THE SPELLBOUND / BOOM BOOM SATELLITES)が夢ノ結唱のためにプロデュースとTHE SPELLBOUNDとして楽曲提供をしたのが、POPYが歌う「世界中に響く耳鳴りの導火線に火をつけて」と、ROSEが歌う「マルカリアンチェイン」の2曲。その制作がどのように…
“アマピアノって何!?”という読者のために、その概要や成り立ちを整理し、近年までの流れを振り返ってみよう。ここでは国内において“アマピアノのパイオニア”と言われるDJ/プロデューサーのaudiot909と、南アフリカのダンスミュージックやカルチャーに精通し…
ジョー・ターシアがフィラデルアフィアの212 North 12th Streetにシグマ・サウンドをオープンさせた1968年8月。そこからのシグマ・サウンドとギャンブル&ハフ、MFSB、トム・ベルとスタイリスティックスの快進撃を追います。
ドイツ・ベルリンを拠点に活動中の音楽ライター/翻訳家の浅沼優子氏による連載コラム『Berlin Calling』。第104回は「ノルトライン=ヴェストファーレン州ヴッパータールに注目のクラブがオープン」。
松尾レミ(vo, g)と亀本寛貴(g)からなるロックユニット、GLIM SPANKY。ダイナミックな歌声と巧みなギタープレイが特徴で、ブルースやロックを基調としたサウンドを展開している。ここでは、主に亀本が使用しているというGLIM SPANKYの制作拠点にお邪魔し…
ringsレーベルのプロデューサー、dublab.jpディレクター、早稲田大学非常勤講師などを務める、原 雅明氏の連載コラム『THE CHOICE IS YOURS』。Vol.166は「アメリカンプリミティブのイメージを刷新するヘイデン・ペディーゴのユーモアとアイロニー」。
PA/レコーディング・エンジニアであり、かきつばたやブラジルなどのプロジェクトではギタリストとしても活動する西川文章氏と、実験音楽とクラブミュージックを融合した音楽性で世界的な評価の高いバンド、goatを主宰する音楽家の日野浩志郞。大阪を拠点と…
Vaundyの初期の作品から関わりつづけているエンジニアの照内紀雄氏は、『replica』では35曲中、27曲のレコーディングと31曲のミックスを行っている。果たして照内氏の目線から見る『replica』は、一体どのようなものだろうか? 同作の半数以上の楽曲をレコー…
ドラマ『1リットルの涙』の主題歌などで知られる韓国ソウル出身のシンガーソングライター、K。彼は現在、楽曲制作からレコーディング、ライブのリハーサルに至るまで、音楽活動にまつわるほとんどのプロセスをプライベートスタジオで完結させているという。…
Vaundyが『replica』Disc 1の全曲を解説! 制作の裏側やレコーディングの手法などを詳しく語っていただいた。
音楽プロデューサー、作編曲家、キーボーディストとして数々のヒット作に関わり、Jポップ界で活躍する本間昭光が、自身のプライベートスタジオ、FORCE RECORDINGSを完成させた。先月号まで、その構築過程に携わった各プロフェッショナルを招く形で概要を紹介…
札幌出身のボカロPであり、作詞/作編曲、イラスト/アニメーション制作まで幅広く手掛けるマルチクリエイターのはるまきごはん。「メルティランドナイトメア」「ドリームレス・ドリームス」「コバルトメモリーズ」など数多くのヒット曲を世に送り出している…
Vaundyのインタビュー後編では、「怪獣の花唄」再録に至った経緯やリズムの取り方についての考えから、独特のルームリバーブを生み出すプライベートスタジオでの録音作業について語っていただいた。貴重な撮り下ろし機材写真とともにお届けしよう。
昨年行われた『第73回 NHK 紅白歌合戦』に初出演し 、「怪獣の花唄」 「おもかげ (produced by Vaundy)」 の2曲を披露して話題となった23歳のマルチアーティスト、Vaundy。作詞/作編曲を自身でこなし、菅田将暉「惑う糸」では初のミュージックビデオの監督…
murozoは、Crystal Soundを拠点に活動する気鋭エンジニア。近年は山下智久、OMI、MAZZEL、1MILL、LEX、Only Uなどのアーティストに携わり、Dolby AtmosやSONY 360 Reality Audioでのミックスも多数手掛けている。そんな彼が日夜研鑽に努めている自宅兼スタジ…
弱冠17歳で『ギター・マガジン』誌の「第1回 誌上ギター・コンテスト」グランプリに輝いたギター少年が、20年の時を経てアニメ『呪術廻戦』や『東京リベンジャーズ』などの劇伴を手掛ける作曲家として大活躍している。そんな堤博明のプライベートスタジオは…
ジャズやソウルに根差す、洗練された感覚が持ち味のプロデューサー/シンガーソングライターの春野。防音仕様のホームスタジオには、ハイエンドな音響機器が散見される。
2008年に音楽ユニットSafariiのボーカル/ラップ担当としてデビュー後、2012年からは“波乗り作詞作曲家”と銘打ち活動するAkira Sunsetが、昨年表参道に新しいプライベートスタジオを構えたという情報をキャッチ。本人に詳しい話を聞いた。
STUDIO TORCHは、エンジニアの米津裕二郎氏、熊坂敏氏、滑川高広氏がシェアするスタジオ。今回は、スタジオ設立の火付け役となった、米津氏に話を聞くことができた。ルームチューニングを手掛けた佐藤宏明氏のおかげで、モニター環境の重要性を痛感したとい…
日本を代表するヒューマンビートボクサーとして、国内外で活躍するSO-SOのホームスタジオを訪問。自らの声を素材としてあらゆる音を作り上げ、メンバーとして活動するSARUKANIのルーティン制作も行うSO-SOの活動拠点で、オリジナリティのあるサウンドメイク…
ASIAN KUNG-FU GENERATIONが2008年にリリースした、“江ノ電”をコンセプトにしたアルバム『サーフ ブンガク カマクラ』から15年の時を経て、残りの5駅を新曲に加えた完全版が登場。今回は、リリースに伴う全8都市15公演を巡るツアーから、11月3日の日本青年館…
三浦大知、Hana Hope、あんさんぶるスターズ!!など、多岐にわたるアーティスト作品を手掛けるエンジニア、ニラジ・カジャンチ氏のSTUDIO PEARLは、氏がDolby Atmos専用スタジオとして開設。スタジオ造りやDolby Atmos作品制作について、詳しく話を聞いた。
シンガーソングライターの清水翔太が、2023年6月にリリースしたアルバム『Insomnia』。その制作の拠点であり、ジャケット写真の撮影場所ともなったのが、清水自身のプライベートスタジオだ。清水の話から、自宅環境での制作によってもたらされたポジティブな…
ジョー・ターシアがシグマ・サウンドを設立する以前、ギャンブル&ハフはまだ売れっ子とは言いがたいソングライター/プロデューサーチームだった。1967年に全米4位まで昇ったソウル・サヴァイヴァーズの「Express To Your Heart」が彼らの最大の成功作だっ…
ドイツ・ベルリンを拠点に活動中の音楽ライター/翻訳家の浅沼優子氏による連載コラム『Berlin Calling』。第103回は「老舗レコードショップHardwaxが27年構えた店舗から移転」。