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今をときめくトップ・クリエイター7組に、作品で使用する珠玉のオーディオ加工テクを伺う当特集。第2回は有村崚(ありむら・りょう)によるソロ・プロジェクト、in the blue shirtに披露していただきます。 解説:in the blue shirt その1:Vocal 〜ボーカル…
オーディオ加工とは、録音した素材やサンプルなどのデータに手を加えることで、楽曲がキラリと光るアレンジ・テク。今をときめくトップ・クリエイター7組に、実際の作品で使用する珠玉の技法を伺いました。参考曲と再生時間も紹介しているので、楽曲を聴きな…
豊かな音楽表現を可能にするピアノロール。その活用術について、アーバンギャルドのキーボーディストで作編曲家の、おおくぼけい氏が基礎から解説。本稿で見ていくのは、打ち込んだパターンに予想外の変化を加えることもできる“MIDIエフェクト”の活用術です…
豊かな音楽表現を可能にするピアノロール。その活用術について、アーバンギャルドのキーボーディストで作編曲家の、おおくぼけい氏が基礎から解説。今回は、ソフト音源の“アーティキュレーション”を使う方法について見ていきましょう。 解説:おおくぼけい …
豊かな音楽表現を可能にするピアノロール。その活用術について、アーバンギャルドのキーボーディストで作編曲家の、おおくぼけい氏が基礎から解説。ここでは“モジュレーション・カーブ”を駆使して、複雑な音色を作る方法についてレクチャーします。 解説:お…
豊かな音楽表現を可能にするピアノロール。その活用術について、アーバンギャルドのキーボーディストで作編曲家の、おおくぼけい氏が基礎から解説。本稿のテーマは、ベロシティでシンセのフィルターを開け閉めするという“モジュレーション”の基本技です。 解…
ピアノロールの活用術について、アーバンギャルドのキーボーディストで作編曲家の、おおくぼけい氏が解説。今回は、モノシンセならではのピッチ技=グライドを使ったテクニックの紹介です。 解説:おおくぼけい ノートを少しだけ重ねる ノートを使って音の高…
高橋健太郎 ビンテージNEVEの評価を支えてきた奇跡的とも言える堅牢性 1969年にメルボルンの新しい工場に移転したNEVE ELECTRONICSは、大型コンソールの生産を本格化させた。NEVEがPENNY+GILESのフェーダーを採用したのも1969年からだった。 PENNY+GILESは…
ピアノロールの活用術について、アーバンギャルドのキーボーディストで作編曲家の、おおくぼけい氏が解説。本稿では、音の高さを滑らかに変化させ、フレーズにニュアンスを加える方法についてレクチャーしていただきます。 解説:おおくぼけい ベンド幅とベ…
ピアノロールの活用術について、アーバンギャルドのキーボーディストで作編曲家の、おおくぼけい氏が基礎から解説。今回は、ノートをグリッドから少しズラすことで、生演奏のようなノリを生む手法について語っていただきます。 解説:おおくぼけい 地味に見…
『THE DEBUT』の収録曲「Dramatic」や「Fly Without Wings」のレコーディングを手掛け、SKY-HIやBMSG所属アーティストのライブなどでDJ兼マニピュレートを担当するHIRORON氏。ここでは彼のプライベート・スタジオに訪問し、制作やライブについて話を聞いてい…
SKY-HI『THE DEBUT』の表題曲のプロデュース、レコーディング、ミックスを手掛けたChaki Zulu氏へインタビューを敢行。普段はテクニカルなトラックを数多く手掛けているChaki氏だが、「The Debut」はリスナーに伝わりやすいように曲を分かりやすくすることが…
美術作品としてのレコード ベルリン市内の代表的な現代美術館の一つであるハンブルガー・バーンホフにて、『Broken Music Vol. 2』という展示が行われている。タイトルに引かれてふらりと見に行ってみたところ、とても面白かったので紹介したい。筆者の場合…
原 雅明 東京の千代田区に九段ハウス(旧山口萬吉邸)という、1927(昭和2)年に建てられた地上3階地下1階の鉄筋コンクリート造りの洋館がある。財界人の私邸だったが、強固な耐震性の構造とスパニッシュ様式を採り入れた意匠が歴史的価値を持つと認められ、…
豊かな音楽表現を可能にするピアノロール。その活用術について、アーバンギャルドのキーボーディストで作編曲家の、おおくぼけい氏が解説します。本稿では、跳ねるようなグルーブ作りをフィーチャー。リズム隊に躍動感を与える方法を見ていきます。 解説:お…
豊かな音楽表現を可能にするピアノロール。その活用術について、アーバンギャルドのキーボーディストで作編曲家の、おおくぼけい氏が解説します。ここではクオンタイズを活用した時短テクをレクチャーしていただきましょう。 解説:おおくぼけい 生演奏のタ…
今回登場するのはヒップホップ・アーティスト、イルリメとしてデビューし、現在はポップス・バンド(((さらうんど)))や、ハウス・クリエイターとしても活動するJun Kamodaだ。近年はモール・グラブ主宰のSteel City Dance Discsやブリストルの名門Black Acre…
豊かな音楽表現を可能にするピアノロール。その活用術について、アーバンギャルドのキーボーディストで作編曲家の、おおくぼけい氏が基礎から解説します。今回は、ノート一つ一つの長さ=デュレーションを変えることでのグルーブ創出がテーマです。 解説:お…
豊かな音楽表現を可能にするピアノロール。その活用術について、アーバンギャルドのキーボーディストで作編曲家の、おおくぼけい氏が基礎から解説します。ここでは、ジャストで打ち込んだパターンにノリ(グルーブ)を与える方法の第一歩をレクチャー。 解説…
MiniBruteがきっかけでモジュラー・シンセの沼にハマったんだ 世界の各都市で活躍するビート・メイカーのスタジオを訪れ、音楽制作にまつわる話を聞く本コーナー。今回登場するのはナイジェリア出身で、現在はロサンゼルスを拠点とする気鋭ビート・メイカー…
東京出身のラッパー/DJ/ビート・メイカー/フィルム・ディレクターからなるヒップホップ・クルー、KANDYTOWN。2016年に1stアルバム『KANDYTOWN』をリリースしてメジャー・デビュー後、独自のセンスで音楽やファッションといった分野において支持を集めてき…
ラッパー/シンガー・ソングライターとして活動する一方で、マネージメント/レーベルであるBMSGの代表取締役CEOも務めるSKY-HI。めまぐるしい日々のなかで“気付いたら出来上がっていた”という彼の6作目のオリジナル・アルバム『THE DEBUT』について、本人…
オーディオとは趣を異にする豊かな音楽表現を可能にするピアノロール。その活用術について、アーバンギャルドのキーボーディストで作編曲家の、おおくぼけい氏が基礎から解説します。本稿では、まず簡単なドラムの打ち込みについてレクチャーしていただきま…
高橋健太郎 パイ・スタジオへ導入されたブルー・グレイのNEVEコンソール NEVEコンソールのカラーリングが黒から、ブルー・グレイに変わったのは1968年だった。以後、それがNEVEのイメージ・カラーとなる。最初のブルー・グレイのNEVEコンソールはロンドンの…
ミュージシャン、プロデューサーとして50年以上のキャリアを誇るブライアン・イーノ。2022年の6月から9月にかけて開催された展覧会『BRIAN ENO AMBIENT KYOTO』が好評のうちに幕を閉じたのもまだ記憶に新しいが、10月には最新作『FOREVERANDEVERNOMORE』を発…
滞在/共同制作プログラムの第一フェーズが実施された 2022年を振り返ると、筆者の音楽体験のハイライトはウガンダで開催されたフェス『Nyege Nyege Festival』だった。私は2019年に次いで2度目の参加だったが、今年は初めて日本からもTYO GQOMのメンバーと…
原 雅明 ジョン・ゾーンが主宰するTzadik(※1)は、営利を追求しないこと(not-for-profit)を掲げたレーベルである。1995年の設立以来、膨大なタイトルをCDメインでリリースし続けて、サブスクの配信はごく一部を除いて行われていない。デジタル音源につい…
2021年に発表した「Telefon」がSoundCloudの全世界ウィークリー・チャート1位を獲得し、一躍話題となったLAUSBUB。メンバーの岩井莉子と髙橋芽以は札幌在住の現役大学生で、11月に1st EP『M.I.D. The First Annual Report of LAUSBUB』をリリースした。曲作…
ギタリスト/作編曲家の江畑コーヘーが、自宅の中に構えるスタジオ。約10畳のコントロール・ルームへ入ると、MARSHALLやBOGNER AMPLIFICATIONなどのアンプ・ヘッドとともに、壮観たる録音システムの姿が。天井高は3mで、開放感のある空間だ。江畑がこのスタ…
ロック・バンドSurvive Said The Prophetのボーカリストであり、同バンドの作詞作曲を手掛けるYosh。そしてマルチインストゥルメント・プレイヤー/ビート・メイカーのDaikiがタッグを組んだ音楽プロダクション・プロジェクト=The Hideout Studios。そんな彼…
『ストリートファイターV』のゲーム音楽を手掛けたことでも知られるギタリスト兼作曲家の青木征洋/Godspeed。ここは“大音量でギターを弾きたい”という彼の思いを実現し、さらにはサブウーファーも鳴らせるスタジオだ。また、配信用動画の撮影スペースとして…
YUKI KANESAKAは、アーティストへの楽曲提供や劇伴などを手掛けるプロデューサー/作曲家であり、monolog名義でマルチ奏者、U-KEYとしてDJ/トラック・メイカー、そしてYukihiro Carmichaelの名でバークリー音楽大学の助教授を務める八面六臂の才人。ボスト…
元DJという経歴を持つ茨城出身のビート/ループ・メイカー/音楽家、TRILL DYNASTY。2021年には自身が手掛けた楽曲、リル・ダーク『The Voice』が全米ビルボード1位を獲得して一躍脚光を浴びた。そんな彼が、クラブ/ライブ・ハウス、アパレル・ショップが…
SANABAGUN.、Ryohu、TENDRE、Shin Sakiura、ODD Foot Worksなど、名だたる気鋭ミュージシャンの作品を手掛けるエンジニア、佐藤慎太郎氏。2年前に構えた自身のスタジオは、都心へのアクセスも容易な場所に位置し、氏のエンジニアリングを支える落ち着いた趣…
今、ライブやレコーディングで最も求められているギタリストの一人、西田修大。中村佳穂、君島大空、KID FRESINO、UA、石崎ひゅーい、SongBook Trio、odol、Ortanceなど、引く手あまたとはまさにこのこと。また荒木正比呂とともに中村佳穂の『NIA』をプロデ…
柴田と西山の二人からなるユニット、パソコン音楽クラブ。往年のハードウェア・シンセや音源モジュールを用いて制作を行っており、今年開催されたFUJI ROCK FESTIVAL'22に出演するなど精力的に活動している。今回は柴田の住居兼プライベート・スタジオに潜入…
折坂悠太や宇宙ネコ子らのエンジニアリングを手掛け、自身のアーティスト活動として、海外レーベルでのリリースやソロ・プロジェクトKangarooPawを展開してきたエンジニアの中村公輔氏。その数々の作品が生み出される拠点は、神奈川県横浜市に位置する“深海…
ORANGE RANGEのギタリストであり、作曲/レコーディング/ミックスまですべて手掛けるNAOTO。これまでサンレコではNAOTOのプライベート・スタジオを度々取材してきたが、現在の拠点はORANGE RANGEの地元である沖縄だ。 Text:Kanako Iida Photo:Ryuki Yamas…
独特で不思議な世界観の音楽で国内外から注目を集めるボカロP、きくお。彼が制作の拠点とする自宅兼プライベート・スタジオは、神奈川県の山あいに位置する。そこは、“曲を作りたくなる部屋”をどこまでも追求した、個性あふれる空間であった。 Text:Yuki Ko…
8月に8枚目となるアルバム『Freakout/Release』をリリースした、イギリスを拠点に活動するバンド、ホット・チップ。今作が制作されたRelax & Enjoyは、メンバーのアル・ドイルがイースト・ロンドンに作った新しいスタジオだ。木材の質感を基調とした空間を彩…
主にフレンチ・エレクトロをバックボーンに持ち、世界的に活動するダンス・ミュージック・クリエイター/DJのTeddyLoid。普段はラップトップを中心に音楽制作を行う彼が造ったスタジオは、シンプルかつ合理的。さらには、他ジャンルの音楽クリエイターたちと…
世にも美しいアトモスフェリックなサウンドを生み出すプロデューサー、ノサッジ・シング。アンビエントやベース・ミュージックを類いまれなる感性で昇華させた最新アルバム『Continua』は、このホーム・スタジオを拠点に生み出された。ノサッジ本人のコメン…
スタジオでのレコーディング/ミックスのみならず、ライブPAやサウンド・インスタレーション、舞台音楽なども手掛け、幅広い活躍を見せるエンジニアの葛西敏彦氏。フリーランスのエンジニアとしての活動を始めるにあたり構えたという、新たな作業拠点を訪ね…
2019年、作曲を手掛けたLiSAの「紅蓮華」が大ヒットを記録した草野華余子。シンガー・ソングライター、作詞/作曲/編曲家としてのみならず、近年はプロデューサーとしての評価も高い。そんな草野が自宅に作り上げたKalanchoe Studio。そこは音楽家としての…
STUTSが4年ぶりのフル・アルバム『orbit』を10月12日にリリースした。全18曲で構成される本作には、近年共にライブを重ねてきたSTUTS Bandのメンバーや、tofubeats、BIMなど多方面で活躍する総勢18名のアーティストがゲストとして名を連ねる。そしてSTUTS自…
元JUDY AND MARYのギタリストで、国内のみならず、アジア圏のアーティストのプロデュースや、大黒摩季のツアーに参加するなど、多方面で活動するTAKUYA。彼が所有する54itスタジオについて、本人と、スタジオをシェアしているエンジニアの檜谷瞬六氏から話を…
2010年よりネット・ミュージックのシーンにおいて活動を始め、ボカロPとして「ロキ」や「いーあるふぁんくらぶ」などのヒット曲をリリースしてきたみきとP。ボカロ曲制作のほか、自身で歌唱するライブや楽曲提供なども行い、マルチに活動している。住宅地の…
トータスやザ・シー・アンド・ケイクのドラマーとしての活動だけでなく、プロデューサー、エンジニアでもあるジョン・マッケンタイア。本誌2001年1月号のプライベート・スタジオ特集に登場したのを覚えている読者も多いのではないだろうか。現在はシカゴから…
大阪を拠点に活動する3人組ジャンルレス・ユニット変態紳士クラブのプロデューサー、GeG。彼のスタジオは、4階建てのビルをまるごと増改築して造られたという物件の1階部分と3階部分にあたる。そこには制作時の手間を省くための工夫や、海外でのスタジオ体験…
高橋健太郎 意外にもNEVEが登場しない1960年代のUKロック・シーン 1960年代後半のブリティッシュ・ロックの興隆と、ロンドンのスタジオ・シーンを見ていくと、サウンド・テクニクス・スタジオやオリンピック・スタジオといったインディペンデント・スタジオ…