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じん×LISTENERS 〜ギターやアンプを変えることで顕現するニュアンスの違い…… それを強く伝えるためにギターの音は綿密に作り込みました

音楽と小説を組み合わせた制作を行うことでストーリー性のある楽曲を生み出すプロデューサー、じん。メディア・ミックスでの表現も追求し、『カゲロウプロジェクト』から派生したアニメ『メカクシティアクターズ』に携わるなど活動の幅を着実に広げてきた。…

リル・ベイビー〜アトランタ・ヒップホップの新スター 全米首位『マイ・ターン』をプロデューサーが語る

トラップ発祥の地であるアトランタにおいて注目されている新進気鋭のラッパー、リル・ベイビー。今年3月に発売された彼の2ndアルバム『マイ・ターン』は、ゲストにフューチャーやリル・ウェイン、ヤング・サグなど豪華な顔ぶれを迎え、自身初の全米チャー…

音楽と録音の歴史ものがたり Vol.79 モータウンが導入したElectroniumとその再生プロジェクト

高橋健太郎 作曲家出身のモータウン総帥の目に止まったヒット曲製造マシン=Electronium モータウン・レコードの創始者、ベリー・ゴーディ(1929年〜)。写真は2010年12月撮影。ゴーディとモータウンについては第61回(2019年2月号)で触れている Photo:Ange…

THE NOVEMBERS 『At The Beginning』〜インダストリアル・ロック感を増した8thアルバム プログラミングを手掛けたyukihiroに聞く

耽美的なロックの世界観に、無機質なマシン・ビートを取り入れたTHE NOVEMBERSのニュー・アルバム『At The Beginning』。4人組のバンド・フォーマットにとらわれず、前述のドラム打ち込み、シンセ・ベースの活用、そしてサンプルSEの大胆導入と、録音物とし…

WONK〜ビート・ミュージックの格好良さは 素材の異質性にあると思います

長塚健斗(vo、写真左から2人目)、江﨑文武(k、同右から2人目)、井上幹(b、同左端)、荒田洸(ds、同右端)で結成された“エクスペリメンタル・ソウル・バンド”のWONK。ソウルやヒップホップ、ジャズなど、多彩な音楽ジャンルを吸収したスタイルが多く…

徳澤青弦〜無理やり即興でやっても全然太刀打ちできない 綿密に作っていかないと面白いものにならないと気付いた

ポップス・フィールドで類を見ない活躍を見せるチェリスト、徳澤青弦。2011年から、ピアニストの林正樹とのデュオでライブ活動をしてきたが、結成10年目にして初のアルバム『Drift』を完成させた。千葉のレンガ造りのスタジオ、Why nuts?の豊穣な響きを含め…

MUCC〜アーティストの表現方法として ギタリストとエンジニアの行為に大きな違いは無い

1997年に結成された4人組ビジュアル系バンドMUCC。歌謡曲的なメロディをラウド・ミュージックに昇華するという独自の路線を突き進み、重厚なサウンドを奏で続けている。そんなMUCCのブレーンはギタリストのミヤ(写真右)。同バンドの作曲を多数手掛ける彼…

Beat Makers Laboratory Japanese Edition Vol.21 A.G.O(CIRRRCLE)〜皆の体が自然に動き出すようなビートを作ることそれが僕のモットーなんです

【Profile】グローバル版Spotifyのプレイリスト“New Music Friday”へのピックアップを機にブレイクした3人組ヒップホップ・クルーCIRRRCLEのプロデューサー/DJ。近年ではChara+YUKIやSIRUP、FLEURなどへの楽曲提供/リミックスも行っている。 Besty CIRRRC…

Beat Makers Laboratory Vol.98 Mike Slott〜音楽制作者は“音楽を進化させるために存在している”と思うんだ

世界の各都市で活躍するビート・メイカーのプライベート・スタジオを訪れ、トラック制作にまつわる話を聞いていく本コーナー。今回紹介するマイク・スロットは、アイルランド出身で、現在はロサンゼルスを拠点とするプロデューサーだ。ヒップホップの影響を…

Masayoshi Iimori〜スネアの存在が曲の雰囲気を支配している 音色選びで全体の印象が変わってくると思います

2015年にTREKKIE TRAXよりデビューしたDJ/プロデューサーのMasayoshi Iimori。デビュー以降、スクリレックスやディプロ、メジャー・レイザー、DJスネイクなど、海外の著名アーティストたちのサポートを受け、スクリレックス主宰OWSLAのサブ・レーベルNEST H…

【特別企画】奥行きと広がりで立体感を操る 空間デザイン(中村公輔 編)

楽曲のクオリティを決定付ける重要な要素の一部、奥行きと広がり。この2つは周波数特性や倍音、空間系エフェクトの使い方といったさまざまな要素が絡んでくるため、コントロールには高い経験値と感性が求められます。そこでエンジニアの中村公輔氏を講師に…

MIZ〜音のすき間や空気感が人の気分を感傷的にさせたり ちょっと昔のことを思い出させたりするのかなと

バンドMONO NO AWAREのメンバーのうち、八丈島出身の玉置周啓(写真奥)と加藤成順(同手前)が2016年に結成したアコースティック・ユニット=MIZ。これまで飲食店や美容院など“人々が日常生活を送る場所”でライブ活動を行ってきた彼ら。この4月にリリース…

PEARL CENTER〜各曲に通底するアイコニックな音色が欲しくて 80'sのテイストを取り入れているんです

ブルーアイド・ソウルを今の東京の若者が解釈/再構築したような音楽……PEARL CENTERの楽曲のイメージだ。国内のインディーR&Bシーンで異彩を放って見えるのは、彼らの音楽がヒップでスタイリッシュというだけでなく、歌謡曲やJポップにも通じる独特の叙情性…

デュア・リパ 〜レトロ・エレクトロとモダン・ポップが邂逅した 『フューチャー・ノスタルジア』の制作舞台裏

今年4月に発売されたデュア・リパの2ndアルバム『フューチャー・ノスタルジア』。収録曲「ドント・スタート・ナウ」は、10カ国以上でチャート1位を獲得し、その他多くの国々でトップ10入りを果たした大ヒット曲である。この曲を手掛けたプロデューサーは、…

原 摩利彦 〜古典楽器やドローンの音とピアノとを一体化させずにそれぞれの動きを尊重しつつ空間に配置しました

京都を拠点に活動する作曲家の原 摩利彦は、舞台や映画音楽などのさまざまな音楽を手掛けているほか、アート・コレクティブ=ダムタイプのメンバーとしても活躍している。そんな彼の3年ぶりのソロ・アルバム『PASSION』が6月5日にリリースされる。笙や能…

【特別企画】奥行きと広がりで立体感を操る 空間デザイン(Seiho 編)

楽曲のクオリティを決定付ける重要な要素の一部、奥行きと広がり。この2つは周波数特性や倍音、空間系エフェクトの使い方といったさまざまな要素が絡んでくるため、コントロールには高い経験値と感性が求められます。そこでアーティスト/プロデューサーのS…

音楽と録音の歴史ものがたり Vol.78 作曲支援機能を持つElectroniumとレイモンド・スコットが目指したもの

高橋健太郎 レイモンド・スコットのスタジオを支えたエンジニアは誰か? レイモンド・スコットのプライベート・スタジオに関する最大の謎は、誰がその技術面を支えていたのか、ということだ。ロバート・モーグはスコットのスタジオには作業デスクが見当たら…

【特別企画】奥行きと広がりで立体感を操る 空間デザイン(土岐彩香 編)

楽曲のクオリティを決定付ける重要な要素の一部、奥行きと広がり。この2つは周波数特性や倍音、空間系エフェクトの使い方といったさまざまな要素が絡んでくるため、コントロールには高い経験値と感性が求められます。そこでエンジニアの土岐彩香氏を講師に…

mojera(鈴木光人×non)〜山ほど録ったノイズ・ギターの素材の中から偶然の格好良い響きを2小節ループにするんです

ソロ・ユニットElectric Satieやエレクトロ・ポップ・バンドOVERROCKETなどでの活動を経て、現在はスクウェア・エニックスのコンポーザーとして活躍している鈴木光人(写真下)が、新プロジェクトmojeraを始動。届けられたアルバム『overkill』は、エレクト…

イェジ〜曲を展開させたり雰囲気を生み出すためにドラマチックなパンニングを多用しました

NYを拠点に活動する韓国系アメリカ人のトラック・メイカー/シンガー、イェジ(Yaeji)による13曲入りのミックス・テープが発売された。これまで、テクノ/ヒップホップ/ハウスなど、ジャンルにとらわれない自由なビートと、韓国語と英語をミックスした独創…

ピーク・コントロールの技巧〜渡部高士のサウンド・デザイン

ボーカルや楽器の音、2ミックスなどにおいて、特定の周波数帯域の音量がほかよりも大きくなることで発生する“ピーク”。帯域や音量によっては耳に痛く、耳障りになってしまうものですが、昨今はそれを巧みにカットし、スムーズな音像を実現する楽曲が増えて…

ピーク・コントロールの技巧〜Atsushi Asadaのサウンド・デザイン

ボーカルや楽器の音、2ミックスなどにおいて、特定の周波数帯域の音量がほかよりも大きくなることで発生する“ピーク”。帯域や音量によっては耳に痛く、耳障りになってしまうものですが、昨今はそれを巧みにカットし、スムーズな音像を実現する楽曲が増えて…

ピーク・コントロールの技巧〜小森雅仁のサウンド・デザイン

ボーカルや楽器の音、2ミックスなどにおいて、特定の周波数帯域の音量がほかよりも大きくなることで発生する“ピーク”。帯域や音量によっては耳に痛く、耳障りになってしまうものですが、昨今はそれを巧みにカットし、スムーズな音像を実現する楽曲が増えて…

TK from 凛として時雨×Studio SAUNA〜来たらすぐにオンになれる 豊かな響きとインテリアが作り出す空間美

2014年10月号にプライベート・スタジオ“Studio 4”を掲載したが、その後“Studio 6”を経て、2019年9月に完成したのが都内某所にあるこのStudio SAUNAだ。いわゆる商業スタジオとは趣を異にした優美な内装、そしてミックス・ダウンまで自ら手掛けるTKに最適化…

音楽と録音の歴史ものがたり Vol.77 レイモンド・スコットが手にしたシンセサイザー/リズム・マシン/シーケンサー

高橋健太郎 史上最大級のプライベート・スタジオウィロウ・パーク・センター ファーミングデールのウィロウ・パーク・センター https://www.raymondscott.net/timeline/ 1960年、レイモンド・スコットはロング・アイランドのファーミングデールに4棟の建物…

TK from 凛として時雨×New Album『彩能』〜「サブスクリプションで楽曲が並列に聴かれる中 アイデンティティをどう込めるかが重要になっている」

タイトル通り、さまざまな才能を招いた新作『彩脳』。TKソロ作でおなじみのBOBO(ds)や須原杏(vln)をはじめ、Salyu(vo)、ゲスの極み乙女。のちゃんMARI(k)、LITTLE CREATURESの鈴木正人(b)、トオミ ヨウ(p)、ヨルシカのsuis(vo)、世武裕子(p)…