コラム

第3回 カラオケとボーカルを混ぜるための基礎知識 〜“歌ってみたMIX”を作るための環境とスキル

本連載についていろんな反響をいただき大変うれしく思っています。今回はMIX師が制作する上で知っておくべき基礎知識として音声のファイルフォーマットについて紹介します。歌い手さんからの依頼を受け、インターネット上でのやり取りで齟齬(そご)なくスム…

グリン・ジョンズのステレオ録音メソッドとHELIOSコンソール【Vol.106】音楽と録音の歴史ものがたり

高橋健太郎 レッド・ツェッペリンの1stのステレオ・ロック・ドラム・サウンド レッド・ツェッペリンの初レコーディング中に、ジミー・ペイジがエンジニアのグリン・ジョンズに提案し、ギター・アンプにオフマイクを立てたという話は、以前にも本連載の中で…

Berlin Calling〜第90回 差別といじめが横行する職場!? Beatportベルリン事務所の告発記事

Black Artist DatabaseがBeatportとの提携中止を発表 先月の8月23日、ニュース・サイト“Vice”に、元社員が“Beatportは差別的で有害な職場であった”と告発する記事が突如公開された。Beatportは、米国デンバーで設立され、ロサンゼルスとベルリンに事務所を…

1980年代の未発表音源があらわにするマイルス・デイヴィスのブルースの本質 〜THE CHOICE IS YOURS - VOL.151

原 雅明 マイルス・デイヴィスの未発表音源を収録したブートレグ・シリーズとして、『That’s What Happened 1982-1985:The Bootleg Series Vol.7』がリリースとなった。1970年代後半に音楽の表舞台から姿を消したマイルスは、1981年に『The Man with the Hor…

パリでのAMADEUS Holophonixを使った現場設営〜『Siren Call』【第27回】realize〜細井美裕の思考と創発の記録

細井美裕 スピーカーに鑑賞者が近づくたびにエリアが切り替わっていくような作り方 Holophonixを使ったプロダクション後編、パリでの現場設営についてです。今回の30.2.7chで使用したスピーカー詳細は下記です。 30ch:FOSTEX FE83(フルレンジ・ドライバー…

UKロックの梁山泊となったオリンピック・スタジオ【Vol.105】音楽と録音の歴史ものがたり

高橋健太郎 ザ・ローリング・ストーンズの本拠地〜オリンピック・スタジオのコックピット・コンソール 1966年にフランスのコーラス・グループ、ル・スウィングルズがオリンピック・スタジオにやってきたときのニュース映画の映像をYouTubeに見ることができる…

Berlin Calling〜第89回 “テクノ、ベルリン、そして大きな自由”〜都市と音楽をめぐる展示レポート

クラブの重要さを訴えてきたTresorによるエキシビション 前々回の本コラムで、老舗テクノ・クラブのTresorが31周年の盛大なフェスティバルを開催することを紹介したが、現在約2カ月間のプログラムが絶賛開催中。全体的な評判も非常に良いと思われるが、エキ…

シャバカ・ハッチングスの新たな試みに呼応〜南アフリカのジャズ・シーンが放つエネルギー 〜THE CHOICE IS YOURS - VOL.150

原 雅明 UKのサックス/クラリネット奏者シャバカ・ハッチングスは、今年シャバカ名義でソロEP(ミニ・アルバム)『Afrikan Culture』をリリースした。その音楽には、サンズ・オブ・ケメットのダイナミックなグルーブはなく、ザ・コメット・イズ・カミングの…

スペーシャリゼーション・ソフトウェアAMADEUS Holophonixと出会う【第26回】realize〜細井美裕の思考と創発の記録

細井美裕 IRCAM(フランス国立音響研究所)のシステムが入っているソフトウェア この夏、皆さんはどのスペーシャリぜーション・ソフトウェアをお使いでしょうか。私は実際に使ってやっと!好きなソフトウェアを発見できたので、前後編に分けてご紹介します(…

第2回 MIX師に必要な制作環境 〜“歌ってみたMIX”を作るための環境とスキル

みなさんこんにちは。 前回の記事でMIX師に興味を持ち、いろんな作品を聴いてみたという方がいらっしゃいましたらうれしい限りです。今回はMIX師に必要な機材やツールについてお伝えします。 小泉こいた。貴裕 歌い手が安心して依頼できる環境作りを 昨今、…

E-MU Emax SE【シンセサイザーのフロンティア〜ヘンテコなシンセたち】Season 2 Episode 2(後編)

nemosynthシンセサイザー・イラスト:西園寺スペルマ https://twitter.com/sperm_saionji 企画/編集:バーバラ・アスカ https://twitter.com/barbara_asuka 前編はこちらからご覧ください。 サンプラーEmulatorで表舞台へ登場 Emulator ところで1980年代に…

E-MU Emax SE【シンセサイザーのフロンティア〜ヘンテコなシンセたち】Season 2 Episode 2(前編)

nemosynthシンセサイザー・イラスト:西園寺スペルマ https://twitter.com/sperm_saionji 企画/編集:バーバラ・アスカ https://twitter.com/barbara_asuka E-MU創世神話 これは、内蔵姿勢制御装置のずれを無くし、過剰なジャイロ宇宙的相対理論化を防ぐ機…

Berlin Calling〜第88回 クラブを安全に楽しむには? 深刻化する“スパイキング”被害

クラブのみならず業界全体で対策が求められている ベルリンではクラブや音楽イベントが勢いを取り戻し、先週末にはラブ・パレードの主催者が改めて企画した“Rave The Planet”なる屋外パレードに、テクノを求めて20万人が集ったようだし、その前の週にはベル…

第1回 MIX師とは? 〜“歌ってみたMIX”を作るための環境とスキル

みなさんこんにちは。レコーディング/ミキシング・エンジニアの“小泉こいた。貴裕”と申します。MIX師……名前は聞くけどよくわからないという方も多いのではないでしょうか。音楽制作に興味があれば気軽に楽しめる世界ですので、どうぞお付き合いください! …

ジョー・ボイドとサウンド・テクニクス・スタジオ【Vol.104】音楽と録音の歴史ものがたり

高橋健太郎 ジョー・ボイドとジョン・ウッド〜サウンド・テクニクスが結びつけた二人の名匠 米エレクトラ・レコードのプロデューサー、ジョー・ボイドがインクレディブル・ストリング・バンドとともに、ロンドンのサウンド・テクニクス・スタジオにやってき…

サム・ゲンデルとメアリー・ハルヴォーソン〜演奏技術や理論から離れて見つけた独自のサウンド 〜THE CHOICE IS YOURS - VOL.149

原 雅明 FESTIVAL FRUEZINHO 2022でサム・ゲンデルとサム・ウィルクスのライブを見た。彼らのアルバム同様にサックスとベース・ギターだけのシンプルなステージだったが、デュオというミニマルな編成から繰り出されるバリエーション、ハーモニーや音色の多彩…

最終回に語る今後のイマーシブ展望〜【第25回】DIYで造るイマーシブ・スタジオ 古賀健一

2年前に編集部から声をかけてもらい、染谷和孝さんの一言がきっかけとなって引き受けた連載も今回で最後になります。2019年、スタジオの改装を決意し、会社を立ち上げ、借金をし、無謀にもスタジオ施工会社を通さずに始めたDolby Atmosスタジオは、2年の歳…

パリ&ヴェネチアを訪問!美術館/劇場における音響機材レポート【第25回】realize〜細井美裕の思考と創発の記録

細井美裕 スケルトン・タイプの縦型LEDパネルを多用。階段の手すりにラインアレイを設置 パリからこんにちは、完全にフランスかぶれ中の細井美裕です。パリにあるブランドの本店の一室で新作を発表させていただけることとなり、インストールしに来ています。…

トライデント・スタジオの8trレコーダーとザ・ビートルズ 〜【Vol.103】音楽と録音の歴史ものがたり

高橋健太郎 プロデュース・ワークで8trレコーダーに触れたビートルズ ジェームズ・テイラーのデビュー・アルバムに協力したポール・マッカートニーは、トライデント・スタジオでAMPEXの8trレコーダーに触れた。それはAMPEXが1967年に発表したAG-440の8tr版…

Berlin Calling〜第87回 Tresorが31周年を記念し約2カ月間のフェスティバルを開催

7週間にわたり150組が出演予定 今年5月の上旬に、市内のほかのクラブよりも少し遅れて営業を再開した老舗のテクノ・クラブ、Tresor。筆者も再開初日に足を運んだのだが、大幅にリニューアルされていた。半地下のメイン・フロアTresor、2階のGlobusフロア…

ケンドリック・ラマーの最新作に参加〜デュヴァル・ティモシーによる共感覚的な表現 〜THE CHOICE IS YOURS - VOL.148

原 雅明 ケンドリック・ラマーの新作『Mr. Morale & The Big Steppers』にフィーチャーされていたアーティストの中で、ポーティスヘッドのベス・ギボンズ以上に目を引いたのがデュヴァル・ティモシーだった。南ロンドン生まれで、西アフリカのシエラレオネを…

本当にマルチな映像表示の話〜【第24回】DIYで造るイマーシブ・スタジオ 古賀健一

先日、鹿児島の大久保重樹さんのChimpanzee Studio(前回参照)を再訪した際、急遽、Dolby Atmosに関連するセミナーを開催しました。高校生から年配の方まで来てくださり、僕も大変刺激をもらいました。チャンスがあれば、東京でもやってみたいです。 古賀健…

OBERHEIM 小史【シンセサイザーのフロンティア〜ヘンテコなシンセたち】Season 2 Episode 1

nemosynthシンセサイザー・イラスト:西園寺スペルマ https://twitter.com/sperm_saionji 企画/編集:バーバラ・アスカ https://twitter.com/barbara_asuka 「XpanderにはIBM社製PCの倍の演算能力を持たせてあります。ですが、それでもこの速さでしか数をか…

“細井美裕”というプロダクションは、どのように活動を回しているのか?【第24回】realize〜細井美裕の思考と創発の記録

細井美裕 ライス・ワークはライフ・ワークのためにあり、ライフ・ワークは次のライス・ワークを生む 連載を始めてもうすぐ3年目になります。その前に、技術的な話ではなく、細井美裕という小さなプロダクション(のようなものだと思っている)について記録し…

ジェフ・エメリックと4trの制約から編み出された工夫 〜【Vol.102】音楽と録音の歴史ものがたり

高橋健太郎 ビートルズのエンジニアに大抜擢された19歳のエメリック 1965年8月、ジョージ・マーティンはEMIから独立。ロン・リチャーズらとともにアソシエイティッド・インディペンデント・レコーディングス(AIR)を設立した。マーティンは外部プロデューサ…

ダニエル・ビジャレアルやドス・サントスが掲げるアメリカ音楽シーンでの移民文化の新たな流れ 〜THE CHOICE IS YOURS - VOL.147

原 雅明 ドス・サントスは、シカゴを拠点に活動するラテン系バンドだ。僕がこのバンドに興味を持ったのは、International Anthemからリリースされた音源がきっかけだった。シカゴの新しいジャズの流れをフォローし、ポストロックのレガシーも受け継ぐような…

Berlin Calling〜第86回 街のクラブの歴史を携帯アプリでベルリンClubHistoryプロジェクト

過去60年間で閉店してしまったベルリンのクラブを記録 ベルリンという街は今や観光都市になりつつあるが、ヨーロッパのほかの大都市と比較するとこれといって視覚的に目立つ建造物などは少なく、特に町並みが美しいわけでもない……というか、どちらかといえば…

鹿児島でDolby Atmosが熱い!〜【第23回】DIYで造るイマーシブ・スタジオ 古賀健一

GWの長期休暇、皆様、どう過ごされていましたか? 僕はうれしいことに、ステレオ/Dolby Atmos/360 Reality Audioと行ったり来たりして、音と戯れていました。これらのシステム間をスムーズに移行するために、日々最善の方法は無いか試行錯誤しています。 …

渋谷PARCOの屋上で再構築した「夕やけこやけ」を流す〜『5時の鐘』【第23回】realize〜細井美裕の思考と創発の記録

細井美裕 渋谷区の防災無線で流れる「夕やけこやけ」を一音で脳内再生できるようなトリガー作り 前回の最後にチラっと触れた、サックス奏者/作曲家の松丸契君と急遽作ることになった渋谷PARCO屋上でのインスタレーションについて、できたてホヤホヤの記録を…

祐天寺浩美のお部屋一刀両断 第335回 hoto-Dさん

今月は千葉県にお住まいの、hoto-Dさんのお部屋をオンライン訪問。ワイド・ディスプレイにゲーミング・チェアもそろった、快適に制作できそうな空間です! 祐天寺浩美 どもども! さて今回の出場者は、千葉県にお住まいのhoto-Dさん(37)。ここんとこ、“〇…

ノーマン・スミスの知られざる録音技術とザ・ビートルズ 〜【Vol.101】音楽と録音の歴史ものがたり

高橋健太郎 1962年6月6日のセッションとデビュー直前のピート・ベストの解雇 アビイ・ロードのスタジオ2は、レコーディング・ブースのワンフロア上にコントロール・ルームが設置されていた。レコーディング・ブースからコントロール・ルームへ入るには木…

Berlin Calling〜第85回 ロシアのウクライナ侵攻〜電子音楽シーンにできること

ウクライナの電子音楽シーンが支援を求める声明を公開 もう約2カ月間、世界を震撼させているウクライナの惨劇。ベルリンに居ると地理的な近さのみならず、特にクラブ・カルチャーにかかわっている者は相互交流が盛んなため、非常に身近な問題に感じる。事実…

『Blind』を発表したジェイムスズーが語る能動的で客観的なリスニングとは 〜THE CHOICE IS YOURS - VOL.146

原 雅明 オランダのプロデューサー、ジェイムスズーの『Blind』が、フライング・ロータスのレーベルBrainfeederからリリースされた。デビュー作『Fool』(2016年)、オランダのメトロポール・オーケストラとのコラボ作『Melkweg』(2019年)に続くアルバムで…

ついにシネマ・スクリーンを発注! 〜【第22回】DIYで造るイマーシブ・スタジオ 古賀健一

連載ももうすぐ2年になろうとしています。スタジオは相変わらずブラッシュアップを続け、止まっていたサウンド・スクリーンの設置も動き出しました。完成しないと連載が終われないので、近況報告をしようと思います。 古賀健一 M1 Mac+Logic ProでApple Mu…

波乱の幕開けと現場での発見〜『ON PAROLE』/「EA9633」リリース【第22回】realize〜細井美裕の思考と創発の記録

細井美裕 開放型ヘッドフォンで外音を取り込み上下&センターの定位はスピーカーで補完 『ON PAROLE』@御茶ノ水RITTOR BASE、終了しましたが波乱の幕開けでした。詳しくはまだお伝えできないのですが、通常の作り方とは全く違う手法で制作しているため、1日…

祐天寺浩美のお部屋一刀両断 第334回 MARIN.さん

今月は千葉県にお住まいの、MARIN.さんのお部屋をオンライン訪問。黒色の機材が並ぶ中、カラフルなモコモコパジャマが映えていますね! 祐天寺浩美 どもども、今回もサクッと本題へ行きます。今月の出場者はMARIN.(24)さん……む、何か今の編集担当になって…

ザ・ビートルズの1962年6月6日、EMIスタジオでのファースト・セッションの謎 〜【Vol.100】音楽と録音の歴史ものがたり

高橋健太郎 EMIスタジオで行われた初録音はオーディションだったのか? ジョージ・マーティンの招きで、ザ・ビートルズが最初にアビイ・ロードのEMIスタジオに足を踏み入れたのは、1962年6月6日だったとされる。デッカ・スタジオでのセッションと同じよう…

ブラケンス『cbd』、ジェイムスズー『Blind』 〜Nagie's ディスク・レビュー

第一線で活躍するエンジニアに毎月お薦めの新作を語ってもらう本コーナー。Nagie氏の今月のセレクトは、ブラケンス『cbd』、ジェイムスズー『Blind』です。 Nagie 若い才能による歌を軸にしたビート ブラケンス『cbd』 ブラケンスは現在21歳で、3年前にデビ…

Berlin Calling〜第84回 音楽制作もワイアレスの時代? リッチー・ホウティンに聞く新技術

ケーブルを意識せずに済み、音に深く没頭できる ベルリンの電子音楽界でも常に最新のテクノロジーに敏感なアーティスト、リッチー・ホウティン。彼が開発に携わった音楽制作者向けのロスレスなワイアレス・ヘッドフォンTMA-2 Studio Wireless+が発売され、一…

メトロノミー『SMALL WORLD』、ビッグ・シーフ『Dragon New Warm Mountain I Believe in You』 〜今本 修's ディスク・レビュー

第一線で活躍するエンジニアに毎月お薦めの新作を語ってもらう本コーナー。今本 修氏の今月のセレクトは、メトロノミー『SMALL WORLD』、ビッグ・シーフ『Dragon New Warm Mountain I Believe in You』です。 今本 修 メロディやアレンジに特化した作品 メト…

笹久保伸『Venus Penguin』を起点に考察〜世代をまたぐギターという共通言語 〜THE CHOICE IS YOURS - VOL.145

原 雅明 近年、ギターを軸にした音楽を聴く機会が増えたと感じている。ギタリストやギターに特別に関心を持って聴いていたからではなく、自分が引かれる音楽にギターが使われていることが多いと気が付いたのだ。笹久保伸の音楽も、その一つである。クラシッ…

レディ・ブラックバード『Black Acid Soul』、V.A.『シング:ネクストステージ - オリジナル・サウンドトラック』 〜小泉由香's ディスク・レビュー

第一線で活躍するエンジニアに毎月お薦めの新作を語ってもらう本コーナー。小泉由香氏の今月のセレクトは、レディ・ブラックバード『Black Acid Soul』、V.A.『シング:ネクストステージ - オリジナル・サウンドトラック』です。 小泉由香 シンプルながらメ…

コーデックから知るDolby Atmos再生環境 〜【第21回】DIYで造るイマーシブ・スタジオ 古賀健一

最大128trのDolby Atmos音声は、どのような形になってリスナーの耳に届くのか? 音を作って“はい、終わり”ではなく、きちんと理解したいと思っていました。しかし、中間ファイルを扱うレコーディング・エンジニアという職業のため、正直、この辺りの最終コー…

ファイヴィオ・フォーリン『City of Gods』、ヤング・カヨ『DFTK』 〜D.O.I.'s ディスク・レビュー

第一線で活躍するエンジニアに毎月お薦めの新作を語ってもらう本コーナー。D.O.I.氏の今月のセレクトは、ファイヴィオ・フォーリン『City of Gods』、ヤング・カヨ『DFTK』です。 D.O.I. ドリル・ミュージックの中で光る個性 ファイヴィオ・フォーリン『City…

塩塚モエカ(羊文学)のハンドヘルド・マイク自由研究|AUDIO-TECHNICA AE5400

塩塚モエカがハンドヘルド・マイクを試して語る連載、最終回! Text:Mizuki Sikano Photo:Chika Suzuki Illustration:Hiromi Mizoguchi Hair & Make:kika 塩塚モエカです。ついにこの連載も最終回を迎えました。うわ〜ん。半年間、たくさんの発見をあり…

視覚によって制約された音の想像力を仮釈放する〜『ON PAROLE』【第21回】realize〜細井美裕の思考と創発の記録

細井美裕 空間を演奏する「Sound Mine」やソニーの立体音響体験から構想が開始 2019年に構想開始、以降制作を続けてきた新プロジェクト「ON PAROLE」がついに3月18~21日、御茶ノ水RITTOR BASEにて一般公開されます。ヘッドフォンとスピーカー両方を使った…

祐天寺浩美のお部屋一刀両断 第333回 アツムワンダフルさん

今月は大阪府大阪市東淀川区にお住まいの、アツムワンダフルさんのお部屋をオンライン訪問。STEINBERGER Synapseを筆頭に、多数のギターが並ぶ空間です! 祐天寺浩美 さて、今回は個人的に結構でかいエピソードがあったので、前置き無しです! 今月の出場者…

ザ・ビートルズを迎え入れた当時のEMIスタジオ事情 〜【Vol.99】音楽と録音の歴史ものがたり

高橋健太郎 デッカに“落ちた”ザ・ビートルズがパーロフォンと契約に至るまで デッカ・レコードのオーディションのために、ザ・ビートルズはバンに楽器を積み込み、1961年の大晦日、吹雪の悪天候の中をリバプールからロンドンまで車移動した。しかし、翌日の…

Berlin Calling〜第83回 Spotify騒動が問う楽曲の価値と音楽配信サービスの現在

ボイコットを呼びかける動きが相当な広がりを見せ始めた 前号の本コラムで、ドイツのレーベルとアーティストがSpotify CEOの軍事産業への投資に抗議し、同プラットフォームから楽曲を引き上げたことを紹介した。するとどうだろう、そのちょうど1カ月後に、…

セガ・ボデガ『Romeo』、V.A.『Artificial Intelligence Vol. I ~ VVAA』 〜Nagie's ディスク・レビュー

第一線で活躍するエンジニアに毎月お薦めの新作を語ってもらう本コーナー。Nagie氏の今月のセレクトは、セガ・ボデガ『Romeo』、V.A.『Artificial Intelligence Vol. I ~ VVAA』です。 Nagie 創造性にあふれるボーカルのエフェクト処理 セガ・ボデガ『Romeo』…