コラム

ザ・ビートルズを中心に1960年代中盤のロック録音技術を追う 〜【Vol.98】音楽と録音の歴史ものがたり

高橋健太郎 テープ・ループとブレイクビーツ テープ・ループという手法自体は、マイルス・デイビスの『ビッチェズ・ブリュー』がリリースされた1970年には、決して新しいものではなかった。 ヨーロッパの電子音楽やミュージック・コンクレートの中では、1950…

【動画公開】今月のモジュラー・シンセ:HATAKEN's LIVE Set(後編) 〜第19回 Patch The World For Peace

こんにちは、HATAKENです。モジュラー・シンセの魅力を掘り下げてきたPatch The World For Peaceは、今月で終了となります。2年間ご愛読、応援してくださりありがとうございました! アーカイブはWebサイト『サンレコ』に残りますので、今後もお役立てくださ…

Berlin Calling〜第82回 CEOの軍事産業投資へ抗議するためIlian TapeがSpotifyから撤退

インディペンデント・レーベルが起こしたアクション ドイツのミュンヘンを拠点にする兄弟ユニット、ゼンカー・ブラザーズが運営するレーベルIlian Tape。いわゆる4つ打ちのストレートなテクノでは物足りなくなったDJやクラブ・ミュージックのリスナーたちに…

セイント・ヴィンセント『Pay Your Way In Pain(IDLES Remix)』、ジョックストラップ『50/50』 〜Nagie's ディスク・レビュー

第一線で活躍するエンジニアに毎月お薦めの新作を語ってもらう本コーナー。Nagie氏の今月のセレクトは、セイント・ヴィンセント『Pay Your Way In Pain(IDLES Remix)』、ジョックストラップ『50/50』です。 Nagie 曲構成も素晴らしいエレクトロ・ミュージ…

オキェレマ・アサンテ『DRUM MESSAGE』、ナサニエル・レイトリフ・アンド・ザ・ナイト・スウェッツ『The Future』 〜今本 修's ディスク・レビュー

第一線で活躍するエンジニアに毎月お薦めの新作を語ってもらう本コーナー。今本 修氏の今月のセレクトは、オキェレマ・アサンテ『DRUM MESSAGE』、ナサニエル・レイトリフ・アンド・ザ・ナイト・スウェッツ『The Future』です。 今本 修 トライバルなパーカ…

シルク・ソニック『アン・イヴニング・ウィズ・シルク・ソニック』、ロバート・プラント&アリソン・クラウス『Raise The Roof』 〜小泉由香's ディスク・レビュー

第一線で活躍するエンジニアに毎月お薦めの新作を語ってもらう本コーナー。小泉由香氏の今月のセレクトは、シルク・ソニック『アン・イヴニング・ウィズ・シルク・ソニック』、ロバート・プラント&アリソン・クラウス『Raise The Roof』です。 小泉由香 録…

ジャズの歴史を継承する新たな才能、ジャメル・ディーンとイマニュエル・ウィルキンス 〜THE CHOICE IS YOURS - VOL.143

原 雅明 タイニー・デスク・コンサートで音楽ファンに広く知られるようになったアメリカ公共ラジオ局のナショナル・パブリック・ラジオ(NPR)のサイトが、“2021年のジャズの物語”という特集を組み、批評家たちによるこの1年を振り返る原稿を掲載した。そこ…

塩塚モエカ(羊文学)のハンドヘルド・マイク自由研究|TELEFUNKEN M80

塩塚モエカがハンドヘルド・マイクを試して語る連載、第4回目! Text:Mizuki Sikano Photo:Chika Suzuki Illustration:Hiromi Mizoguchi Hair & Make:kika 2022年が始まりましたね。新年の目標は、筋肉を付けて、タフな女になることです。バンドではア…

アンダースコアズ『boneyard aka fearmonger』、ランシー・フー『LIVE.EVIL』 〜D.O.I.'s ディスク・レビュー

第一線で活躍するエンジニアに毎月お薦めの新作を語ってもらう本コーナー。D.O.I.氏の今月のセレクトは、アンダースコアズ『boneyard aka fearmonger』、ランシー・フー『LIVE.EVIL』です。 D.O.I. アイディアがふんだんに詰まった面白さ アンダースコアズ『…

360 Reality Audioとスタジオ近況 〜【第19回】DIYで造るイマーシブ・スタジオ 古賀健一

2022年になりました。新年一発目はSONY 360 Reality Audioについて書く予定でしたが、まだ自分の知識が追いつかず、読者の方々に正しい情報を提供できないと判断し、その途中経過と最近のスタジオ・ブラッシュアップ模様を書いてみようと思います。 古賀健一…

祐天寺浩美のお部屋一刀両断 第331回 so muramotoさん

今月は大阪府豊中市にお住まいのso muramoto(22)さんのお部屋をオンライン訪問。NORD Nord Electro 4など鍵盤楽器が存在感を放つ空間です! 祐天寺浩美 さあ、皆さんこんにちは! 例年、年の瀬や新年のあいさつは発売日の加減で避けているんですが、2022年…

電気の無い無人島で自分を引き出す孤独な劇場【第19回】realize〜細井美裕の思考と創発の記録

細井美裕 砲台跡地での電源を使わない展示。弾薬庫跡は自分だけの映画館に居るような印象 2022年最初の現場は東京湾唯一の自然島、猿島にて開催される芸術祭です。横須賀中央駅近くの三笠港からフェリーで約10分ほどの距離の場所なので、関東圏の方は意外に…

今月のモジュラー・シンセ:HATAKEN's LIVE Set(前編) 〜第18回 Patch The World For Peace

HATAKENです。これまで“私がどうしてそのモジュールを選ぶのか”という理由を通して、モジュラー・シンセの魅力と数々のモジュールを紹介してきたこのコーナー。あと2回で連載終了となります。読んでくださった方々、ありがとうございました! 最後は今まで紹…

アヤ『im hole』、インジュリー・リザーブ『By the Time I Get to Phoenix』 〜Nagie's ディスク・レビュー

第一線で活躍するエンジニアに毎月お薦めの新作を語ってもらう本コーナー。Nagie氏の今月のセレクトは、アヤ『im hole』、インジュリー・リザーブ『By the Time I Get to Phoenix』です。 Nagie さまざまに変化する歌の処理が特徴的 アヤ『im hole』(ビート…

プロデューサーの創造性を誇示したテオ・マセロのテープ編集術 〜【Vol.97】音楽と録音の歴史ものがたり

高橋健太郎 マセロが『イン・ア・サイレント・ウェイ』で行った音での挑戦的な問いかけ マイルス・デイビスの1969年のアルバム『イン・ア・サイレント・ウェイ』で、プロデューサーのテオ・マセロは、それまでにない大胆なテープ編集を聴衆に提示した。タイ…

Berlin Calling〜第81回 ベルリンのテクノ・カルチャーをユネスコの無形文化遺産に!

署名と募金を呼びかけるキャンペーンがスタート 今もベルリンのテクノ・カルチャーの原点として語り継がれる“ラヴ・パレード”。この歴史的平和デモの主催者Dr.モッテなどがメンバーを務める市内のNPO、Rave The Planetが立ち上げたキャンペーンが注目を集め…

キーズ・ン・クレイツ『Original Classic』、アレン・ストーン『APART』 〜今本 修's ディスク・レビュー

第一線で活躍するエンジニアに毎月お薦めの新作を語ってもらう本コーナー。今本 修氏の今月のセレクトは、キーズ・ン・クレイツ『Original Classic』、アレン・ストーン『APART』です。 今本 修 ミュートのアイディアの宝庫 キーズ・ン・クレイツ『Original …

アルージ・アフタブがグラミー賞ノミネート。New Amsterdamが内包する多様性 〜THE CHOICE IS YOURS - VOL.142

原 雅明 今年(2021年)のグラミー最優秀新人賞に、メインストリームのポップスの世界で注目される若いアーティストたちに混じって、パキスタンをルーツに持つシンガー/作曲家/プロデューサーのアルージ・アフタブがノミネートされた。彼女の最新アルバム…

ダイアナ・ロス『サンキュー』、コールドプレイ『ミュージック・オブ・ザ・スフィアーズ』 〜小泉由香's ディスク・レビュー

第一線で活躍するエンジニアに毎月お薦めの新作を語ってもらう本コーナー。小泉由香氏の今月のセレクトは、ダイアナ・ロス『サンキュー』、コールドプレイ『ミュージック・オブ・ザ・スフィアーズ』 です。 小泉由香 声をエフェクトのように使う攻めた仕上が…

AvidPlayでのDolby Atmos配信に挑戦! 〜【第18回】DIYで造るイマーシブ・スタジオ 古賀健一

11月30日、ハープ奏者の宮本あゆみさん(Twitter:@ayumi_harp_0408)による「リュートのための古風な舞曲とアリア 第3組曲 シチリアーナ」(作曲:レスピーギ)がDolby Atmosで配信されました。日本ではAmazon Music Unlimited、Apple Musicが対応していま…

アデル『30』、アミーネ『TWOPOINTFIVE』 〜D.O.I.'s ディスク・レビュー

第一線で活躍するエンジニアに毎月お薦めの新作を語ってもらう本コーナー。D.O.I.氏の今月のセレクトは、アデル『30』、アミーネ『TWOPOINTFIVE』です。 D.O.I. ラウドネス規制後の理にかなった聴こえ方 アデル『30』(ソニー) ラウドネス規制に伴う自動音…

広い会場でのサラウンド演出を経験〜「Prologue feat.MACH2X」【第18回】realize〜細井美裕の思考と創発の記録

細井美裕 新曲を含む全3曲をDolby Atmos化。念願のスピーカー環境でのミックスが実現 皆さん聞いてください! 連載第15回で私が“野良イマーシブ・ミュージシャンが、イマーシブ音源を作るまでの道のり、正直風当たりが強くないですか!?”と空にぼやいていた…

【動画公開終了】「今、音楽作るのメッチャ楽しいです!」nishi-ken氏のセルフ・ブランディング術 ~MPA 2021年型クリエイター・サバイバル術 第4回

※アーカイブ動画の公開は2022年1月17日をもって終了いたしました。 JSPA(日本シンセサイザープロフェッショナルアーツ)、サンレコ、ANYTHING GOESのコラボレーションによるオンライン・トーク・イベントが2021年10月からスタート。その名も『ミュージック…

塩塚モエカ(羊文学)のハンドヘルド・マイク自由研究|SENNHEISER E 965

塩塚モエカがハンドヘルド・マイクを試して語る連載、第3回目! Text:Mizuki Sikano Photo:Chika Suzuki Illustration:Hiromi Mizoguchi Hair & Make:kika 2021年もそろそろ締めですね。12月、私たちはBillboard Live YOKOHAMAとOSAKAでの小さなツアー…

祐天寺浩美のお部屋一刀両断 第330回 岩井ロングセラーさん

今月は、大阪府東大阪市にお住まいの岩井ロングセラー(43)さんのお部屋をオンライン訪問。シンセサイザーとリズム・マシンなどが部屋を埋め尽くす勢いで並びます! 祐天寺浩美 はい、寒いですね! 皆さんお元気ですか? 世間も少しずつ元気になってきたみ…

ROLAND D-50〜 【シンセサイザーのフロンティア〜ヘンテコなシンセたち】Episode 4

nemosynthシンセサイザー・イラスト:西園寺スペルマ https://twitter.com/sperm_saionji 企画/編集:バーバラ・アスカ https://twitter.com/barbara_asuka 「これはかなわん。もうダメだ」 発売されたばかりのYAMAHA DX7を買ってきたROLAND開発部門の菊本…

【動画公開終了】「売れっ子劇伴作家の次なる一手」by 林ゆうき氏 ~MPA 2021年型クリエイター・サバイバル術 第3回

※アーカイブ動画の公開は2021年12月16日をもって終了いたしました。 JSPA(日本シンセサイザープロフェッショナルアーツ)、サンレコ、ANYTHING GOESのコラボレーションによるオンライン・トーク・イベントが2021年10月からスタート。その名も『ミュージック…

コロムビアのテープ編集〜グレン・グールドからマイルス・デイビスへ 〜【Vol.96】音楽と録音の歴史ものがたり

高橋健太郎 グールドが語った“モンタージュ”としてのレコードと共同制作者への敬意 グレン・グールドのように一切のコンサート活動を拒絶し、レコーディング・スタジオで演奏することを選び取った演奏家は、クラシック音楽の世界では例を見なかった。だが、…

今月のモジュラー・シンセ:MUTABLE INSTRUMENTS Marbles(後編) 〜第17回 Patch The World For Peace

皆さんこんにちは、HATAKENです。先月よりMUTABLE INSTRUMENTS Marblesを紹介しております。Marblesは、ポストシーケンサーとしても期待できるランダム・ジェネレーターです。ランダムな信号をサンプリングして、ボタン1つでループさせて、リアルタイムにス…

Berlin Calling〜第80回 DIY楽器製作者とミュージシャン〜イベント・シリーズINSTRUMENTS

楽器の製作者とミュージシャンが直接交流 レバノン人アーティスト、ラビア・ビアイニがベルリンを拠点に運営するレコード・レーベル=Morphine Recordsが、2021年にスタジオをオープンした。その名もMorphine Raum。サウンド&レコーディング・マガジン2022…

ジャマイア・ウィリアムスの最新作とドラム/ドラマーをめぐる新たなビートの可能性 〜THE CHOICE IS YOURS - VOL.141

原 雅明 クリス・デイヴやマーク・ジュリアナといったドラマーは、ほかの楽器プレイヤーと対等か、時にはそれ以上に演奏をリードした。ヒップホップやテクノを通過してきた彼らのドラミングは、プログラミングされたビートを正確にトレースするように機械的…

ティルザ『Colourgrade』、Xenia Rubinos『Uno Rosa』 〜Nagie's ディスク・レビュー

第一線で活躍するエンジニアに毎月お薦めの新作を語ってもらう本コーナー。Nagie氏の今月のセレクトは、ティルザ『Colourgrade』、Xenia Rubinos『Uno Rosa』です。 Nagie 奇妙なインストに歌が乗っている感覚 ティルザ『Colourgrade』(ビート) ティルザは…

いきものがかりBlu-rayを映画館で上映 〜【第17回】DIYで造るイマーシブ・スタジオ 古賀健一

去る10月30日、イオンシネマ幕張新都心でBlu-ray『いきものがかりの みなさん、こんにつあー!! THE LIVE 2021!!!』のDolby Atmos上映会が行われ、ファン・クラブの方々に、映画館の巨大なスクリーン映像とDolby Atmos音声を発売前に体験してもらうイベントが…

レミ・ウルフ『Juno』、Calvin Valentine『Weed Is Awesome』 〜今本 修's ディスク・レビュー

第一線で活躍するエンジニアに毎月お薦めの新作を語ってもらう本コーナー。今本 修氏の今月のセレクトは、レミ・ウルフ『Juno』、Calvin Valentine『Weed Is Awesome』です。 今本 修 幅広い歌唱力によるポップな作品 レミ・ウルフ『Juno』(ユニバーサル) …

トニー・ベネット&レディー・ガガ『ラヴ・フォー・セール』、V.A.『ベスト・オブ・ボンド』 〜小泉由香's ディスク・レビュー

第一線で活躍するエンジニアに毎月お薦めの新作を語ってもらう本コーナー。小泉由香氏の今月のセレクトは、トニー・ベネット&レディー・ガガ『ラヴ・フォー・セール』、V.A.『ベスト・オブ・ボンド』 です。 小泉由香 曲を飛ばさずに聴くと一層味わい深い作…

Baby Keem『The Melodic Blue』、リル・ナズ・X『モンテロ』 〜D.O.I.'s ディスク・レビュー

第一線で活躍するエンジニアに毎月お薦めの新作を語ってもらう本コーナー。D.O.I.氏の今月のセレクトは、Baby Keem『The Melodic Blue』、リル・ナズ・X『モンテロ』です。 D.O.I. 違和感が癖になるラップのフロー Baby Keem『The Melodic Blue』 先月はアル…

物量勝負のレコーディング〜スズキユウリとの『Crowd Cloud』【第17回】realize〜細井美裕の思考と創発の記録

細井美裕 10,000クリップ超えのレコーディングで自分の声の鍵盤を作る 羽田空港第2ターミナルに展示中のスズキユウリさんとの共作『Crowd Cloud』を見に行ったよと連絡をいただくことが増え、人が動き出しているのを感じるこのごろです。恐らく年内は展示し…

塩塚モエカ(羊文学)のハンドヘルド・マイク自由研究|SHURE Beta 57A

塩塚モエカがハンドヘルド・マイクを試して語る連載、第2回目! Text:Mizuki Sikano Photo:Chika Suzuki Illustration:Hiromi Mizoguchi こんにちは。羊文学の塩塚モエカです。寒くなるとどうしてものどが乾燥しやすくなってしまうので、私は毎年、森川…

【動画公開終了】作曲家のビジネス・チャンス!「中国進出〜より巨大な市場へ」by 河原嶺旭氏 〜MPA 2021年型クリエイター・サバイバル術 第2回

※アーカイブ動画の公開は2021年12月16日をもって終了いたしました。 JSPA(日本シンセサイザープロフェッショナルアーツ)、サンレコ、ANYTHING GOESのコラボレーションによるオンライン・トーク・イベントが2021年10月からスタート。その名も『ミュージック…

祐天寺浩美のお部屋一刀両断 第329回 Rick Lifeさん

今月は、アメリカ・サンフランシスコにお住まいのRick Life(24)のお部屋をオンライン訪問。リハーサル・スタジオに自分の機材を持ち込み、セットしているそうです。 祐天寺浩美 はい、今回はポイントが2つ。1つ目は久しぶりの女性ということ。いやぁ、単…

KORG DW-8000〜 【シンセサイザーのフロンティア〜ヘンテコなシンセたち】Episode 3

nemosynthシンセサイザー・イラスト:西園寺スペルマ https://twitter.com/sperm_saionji 企画/編集:バーバラ・アスカ https://twitter.com/barbara_asuka 「デジタルを超えた美しい音」 1982年、コルグPoly-61、17万9千円で2DCOと64音色メモリーを装備、…

【動画公開終了】ビート・メイカー必見「Type Beatで稼ぐ!」by 今井大介氏 〜MPA 2021年型クリエイター・サバイバル術 第1回

※アーカイブ動画の公開は2021年11月30日をもって終了いたしました。 JSPA(日本シンセサイザープロフェッショナルアーツ)、サンレコ、ANYTHING GOESのコラボレーションによるオンライン・トーク・イベントが2021年10月からスタート。その名も『ミュージック…

塩塚モエカ(羊文学)のハンドヘルド・マイク自由研究|SHURE Beta 58A

Text:Mizuki Sikano Photo:Chika Suzuki Illustration:Hiromi Mizoguchi こんにちは。羊文学のギター・ボーカル、塩塚モエカです。ついに始まりました! 半年間にわたる連載で、6つのボーカル用ハンドヘルド・マイクを歌ってチェックしていきます。これ…

今月のモジュラー・シンセ:MUTABLE INSTRUMENTS Marbles(前編) 〜第16回 Patch The World For Peace

皆さんこんにちは、HATAKENです。今月からMUTABLE INSTRUMENTSのランダム・サンプラーMarblesを紹介します。前編では機能の概要を、後編では具体的な使用例を通して、ユニークな機能を備えているMarblesのポテンシャルを見ていきましょう。 Text:HATAKEN Ph…

グレン・グールド〜“たった一つの完成品”としての録音物 〜【Vol.95】音楽と録音の歴史ものがたり

高橋健太郎 テイクを超えた「イ短調のフーガ」 1964年のアルバム『インヴェンションとシンフォニア』では、グレン・グールドとプロデューサーのポール・マイヤーズはSTEINWAY CD318の“しゃっくり”と格闘せねばならず、その修正のために膨大な手作業によるテ…

Berlin Calling〜第79回 和やかなモジュラー・シンセ見本市SUPERBOOTH21が開催

参加者間の親密な交流も生まれた自然の中の見本市 毎年5月ごろに開催されてきた、世界でも珍しいモジュラー・シンセの国際的な見本市であるSUPERBOOTH。新型コロナの影響で2度の開催延期を余儀無くされたが、やっと感染防止規制の緩和を受けて、9月15〜18日…

ナラ・シネフロ『Space 1.8』、ロス・フロム・フレンズ『Tread』 〜Nagie's ディスク・レビュー

第一線で活躍するエンジニアに毎月お薦めの新作を語ってもらう本コーナー。Nagie氏の今月のセレクトは、ナラ・シネフロ『Space 1.8』、ロス・フロム・フレンズ『Tread』です。 Nagie テクノとジャズの新たな融合 ナラ・シネフロ『Space 1.8』(ビート) ナラ…

ロード『ソーラー・パワー』、ジョイ・オービソン『still slipping vol.1』 〜今本 修's ディスク・レビュー

第一線で活躍するエンジニアに毎月お薦めの新作を語ってもらう本コーナー。今本 修氏の今月のセレクトは、ロード『ソーラー・パワー』、ジョイ・オービソン『still slipping vol.1』です。 今本 修 ボーカルが引き立つ高度なミックス ロード『ソーラー・パワ…

アリス・コルトレーン再評価とニューエイジ・リバイバルの次のステップ 〜THE CHOICE IS YOURS - VOL.140

原 雅明 アリス・コルトレーンのソロ作『Kirtan: Turiya Sings』が、今年リリースとなった。1982年にカセット・テープで発表された『Turiya Sings』の元となる音源で、オルガンとボーカルのみによる録音だ。音源のアーカイブを管理している息子のサックス奏…

ロイヤル・ブラッド『タイフーンズ』、ワンリパブリック『ヒューマン』 〜小泉由香's ディスク・レビュー

第一線で活躍するエンジニアに毎月お薦めの新作を語ってもらう本コーナー。小泉由香氏の今月のセレクトは、ロイヤル・ブラッド『タイフーンズ』、ワンリパブリック『ヒューマン』 です。 小泉由香 前面にある押しの強いリズム ロイヤル・ブラッド『タイフー…