インタビュー

NISI-P 〜MINMIやJP THE WAVYなどのプロデュースも手掛けるアーティスト

今回はプロデューサー/作曲家/トラック・メイカー/DJ/MC/マシンライブ・アーティストのNISI-Pが登場。レゲエ・クラブの老舗Club Jamaicaの移動型サウンド・システム=X-Stasyのクルーや、小室哲哉プロデュースのユニットH.A.N.D.のリーダー兼ボーカルと…

Kahn & Neek 〜ブリストルを拠点に活動するダブステップ/グライムのベテランDJ兼プロデューサー

早くダブ・プレートにして現場でかけたいという思いを優先する 世界の各都市で活躍するビート・メイカーのスタジオを訪れ、音楽制作にまつわる話を聞く本コーナー。今回紹介するのは、音楽都市ブリストルを拠点に活動する、ダブステップ/グライムのベテラン…

賽(SAI)インタビュー〜マイキングをこだわり抜いた『Family』&盟友STUTSらを迎えた『The Bottle』

櫻打泰平(p、k)、佐瀬悠輔(tp)、岩見継吾(b)から成るドラムレス・バンド、賽(SAI)。彼らが2枚のコンセプト・ミニ・アルバム『Family』『The Bottle』をリリースした。櫻打のホーム・スタジオであり、彼らが制作の拠点とするMok' Studioにて、細部ま…

牛尾憲輔『チェンソーマン』劇伴インタビュー〜田渕ひさ子の参加やAIプラグイン開発などサウンドトラック制作を語る

2022年10月から放送され、話題を呼んでいるTVアニメ『チェンソーマン』。作品にさらなる躍動感や深みを感じさせるのが、ソロ・プロジェクトagraphの活動でも知られる作曲家、牛尾憲輔が作り出す劇伴の存在だ。agraphの制作にも使われている牛尾のプライベー…

エンジニアリングがアレンジの一部……BREIMENと佐々木優による『FICTION』の音像

高木祥太(b、vo/写真中央)、サトウカツシロ(g/同左から2番目)、いけだゆうた(k/同左)、ジョージ林(sax/同右から2番目)、So Kanno(ds/同右)の5人組=BREIMEN(ブレイメン)。ファンクやマージナルなフュージョン、プログレなどを感じさせる…

中田ヤスタカ独占インタビュー 〜シンセウェーブ×シティ・ポップなCAPSULE『メトロパルス』

7年ぶりとなる16thアルバム『メトロパルス』をリリースしたエレクトロ・ポップ・デュオ、CAPSULE。Perfumeやきゃりーぱみゅぱみゅ、最近ではAdo「新時代」など、独自の世界観を持つ楽曲でのヒットを実現させてきた中田ヤスタカと、ボーカリストのこしじまと…

HIRORONが語る〜SKY-HI『THE DEBUT』のレコーディング/ライブのDJ&マニピュレート

『THE DEBUT』の収録曲「Dramatic」や「Fly Without Wings」のレコーディングを手掛け、SKY-HIやBMSG所属アーティストのライブなどでDJ兼マニピュレートを担当するHIRORON氏。ここでは彼のプライベート・スタジオに訪問し、制作やライブについて話を聞いてい…

Chaki Zuluが語るSKY-HI「The Debut」制作秘話

SKY-HI『THE DEBUT』の表題曲のプロデュース、レコーディング、ミックスを手掛けたChaki Zulu氏へインタビューを敢行。普段はテクニカルなトラックを数多く手掛けているChaki氏だが、「The Debut」はリスナーに伝わりやすいように曲を分かりやすくすることが…

ハイエンド真空管機材を手掛けるMANLEYの現在〜エヴァンナ・マンリー氏来日インタビュー

真空管アウトボードやマイクを手掛けるアメリカン・ブランドMANLEYと、その国内輸入代理店フックアップが、パートナーシップを結んで30年を迎えた。その周年を祝うために昨年来日したMANLEYの社長エヴァンナ・マンリー氏とセールスディレクターJBリエール氏…

Jun Kamoda 〜イルリメ/(((さらうんど)))のボーカルとしても知られるマルチクリエイター

今回登場するのはヒップホップ・アーティスト、イルリメとしてデビューし、現在はポップス・バンド(((さらうんど)))や、ハウス・クリエイターとしても活動するJun Kamodaだ。近年はモール・グラブ主宰のSteel City Dance Discsやブリストルの名門Black Acre…

Colloboh 〜モジュラー・シンセの沼にハマったビート・メイカー

MiniBruteがきっかけでモジュラー・シンセの沼にハマったんだ 世界の各都市で活躍するビート・メイカーのスタジオを訪れ、音楽制作にまつわる話を聞く本コーナー。今回登場するのはナイジェリア出身で、現在はロサンゼルスを拠点とする気鋭ビート・メイカー…

KANDYTOWN『LAST ALBUM』〜Neetzが語る制作のこだわり

東京出身のラッパー/DJ/ビート・メイカー/フィルム・ディレクターからなるヒップホップ・クルー、KANDYTOWN。2016年に1stアルバム『KANDYTOWN』をリリースしてメジャー・デビュー後、独自のセンスで音楽やファッションといった分野において支持を集めてき…

SKY-HI『THE DEBUT』インタビュー 〜衝動性とピュアネスが主題の楽曲制作に迫る

ラッパー/シンガー・ソングライターとして活動する一方で、マネージメント/レーベルであるBMSGの代表取締役CEOも務めるSKY-HI。めまぐるしい日々のなかで“気付いたら出来上がっていた”という彼の6作目のオリジナル・アルバム『THE DEBUT』について、本人…

高橋幸宏さん、ありがとうございました 〜 サンレコのバックナンバーで偉大な音楽家を偲ぶ

闘病中だった高橋幸宏さんが1月11日に亡くなられました。謹んで哀悼の意を表します。 長きにわたり、高橋幸宏に大きな愛を贈っていただいた皆さまに。 pic.twitter.com/E7CQDBwzBx — 高橋幸宏 information (@yukihiro_info) January 15, 2023 サディスティッ…

ブライアン・イーノ『FOREVERANDEVERNOMORE』インタビュー

ミュージシャン、プロデューサーとして50年以上のキャリアを誇るブライアン・イーノ。2022年の6月から9月にかけて開催された展覧会『BRIAN ENO AMBIENT KYOTO』が好評のうちに幕を閉じたのもまだ記憶に新しいが、10月には最新作『FOREVERANDEVERNOMORE』を発…

SENNHEISER&NEUMANNのアジア責任者が語るプロ・オーディオ事業への選択と集中

SENNHEISERのAsia Pacific担当副社長ヴィンス・タン氏(写真左)とNEUMANN のAsia Pacific販売責任者兼営業開発担当ランス・リム氏が来日。SENNHEISERグループの今後について話を聞いた。 プロ・オーディオ事業への集中投資する理由 ─ SENNHEISERグループは…

STUTS『Orbit』インタビュー〜自分へ投資した機材とは?新スタジオで制作を語る

STUTSが4年ぶりのフル・アルバム『orbit』を10月12日にリリースした。全18曲で構成される本作には、近年共にライブを重ねてきたSTUTS Bandのメンバーや、tofubeats、BIMなど多方面で活躍する総勢18名のアーティストがゲストとして名を連ねる。そしてSTUTS自…

レイ・ハラカミの足跡をサンレコ・バックナンバーで読む!

1996年にシーンに登場し、その独特な浮遊感のあるサウンドで脚光を浴びたレイ・ハラカミ。それをROLAND SC-88(後に後継機のSC-88Proなど)のみで生み出していたことは、驚きを持って受け止められた。ハラカミは2011年7月に40歳の若さで急逝したが、現在も再…

Shin Sakiura 〜SIRUPや向井太一、アイナ・ジ・エンドなどを手掛けるプロデューサー/ギタリスト

今回登場するのはプロデューサー/ギタリストのShin Sakiura。オルタナティブなギターを軸としながらも、ヒップホップ/R&Bからインスパイアされたバウンシーなビートとムーディーなシンセが心地よく調和されたサウンドで注目を集め、これまでにSIRUPや向井…

Wavy Bagels 〜チルでオーセンティックなヒップホップ/R&Bを得意とするビート・メイカー

周波数特性ができる限りフラットなスピーカーを使いたいと思ったんだ 世界の各都市で活躍するビート・メイカーのスタジオを訪れ、音楽制作にまつわる話を聞く本コーナー。今回登場するのはニューヨークを拠点とするウェイビー・べーグルズだ。今年6月に発売…

「ひずみ」がマジックの鍵……ヘバ・カドリーがビョーク『フォソーラ』に施すマスタリング

『フォソーラ』の制作で辣腕を振るったエンジニア、ヘバ・カドリー。ブルックリンのホットな地区、ダンボにスタジオを構える名手だ。マスタリング・エンジニアとして活動し、ビョークのほか、坂本龍一やスロウダイヴ、ビーチ・ハウス、アニマル・コレクティ…

ビョーク『フォソーラ』の使用機材&レコーディングをベルガー・ソリソンが語る

『フォソーラ』の制作で、ミュージック・ディレクターという立場を務めたベルガー・ソリソン。ビョークの2017年のアルバム『ユートピア』ではエンジニアリングを手掛けたほか、シガー・ロスやヨハン・ヨハンソンといったアーティストとも仕事をしてきた才人…

ビョーク本人が明かす『フォソーラ』の制作手法

アップカミングな音楽とその制作手法を取り入れ、先鋭的なポップ・ミュージックを提示し続けてきたビョーク。9月にリリースされた『フォソーラ』は、グラミー・ノミネート作『ユートピア』以来、約5年ぶりのアルバムで通算10枚目となる。収録曲の大半が、…

WONK「Rollin'」に秘められたフューチャー・レトロな音作りの裏側

長塚健斗(vo、メイン写真右上)、江﨑文武(k、同左上)、井上幹(b、同右下)、荒田洸(ds、同左下)からなる“エクスペリメンタル・ソウル・バンド”のWONK。ソウルやヒップホップ、ジャズなど、多彩な音楽ジャンルを独自に昇華したスタイルが多くのリスナ…

ROTH BART BARONが挑む「多角的な立体音響」

先進的な音作りで知られるフォーク・ロック・バンド、ROTH BART BARON(ロット・バルト・バロン)。5月にKAAT 神奈川芸術劇場で行った『ROTH BART BARON “HOWL” at KAAT ~LIVE SHOW & 360° IMMERSIVE SOUND DESIGN~』は、立体音響システムでのライブとその配…

XLII 〜ヒップホップやレゲエ、ベース・ミュージックを得意とするビート・メイカー/DJ

今回登場するのはヒップホップやレゲエ、ベース・ミュージックを得意とし、これまでにMINMIやSHINGO★西成、上地雄輔、DOZAN11(三木道三)、あっこゴリラといったアーティストの楽曲を手掛けてきたビート・メイカー/DJ、XLIIだ。日本に約18年間滞在し、国内…

Zoë Mc Pherson 〜独自のスタイルで電子音楽の可能性を切り開くマルチメディア・アーティスト

アドバイスを受けなかったことが自己のサウンドを確立することにつながった 世界の各都市で活躍するビート・メイカーのスタジオを訪れ、音楽制作にまつわる話を聞く本コーナー。今回登場するのはロンドン生まれ南フランス育ち、現在はベルリンを拠点とするゾ…

ミツメ 〜“レコーディングを見せるライブ”から生まれた mitsume Live "Recording"の制作背景

東京を中心に活動する4ピース・バンド、ミツメ。今年の2月26日に、“レコーディングを観客にライブとして披露する”というコンセプトのイベント、mitsume Live "Recording"を開催した。本来はスタジオで使用するコンソールを大手町三井ホールに持ち込み、まず…

D.O.I.が語るCreepy Nuts『アンサンブル・プレイ』ミックスの極意

Creepy Nuts『アンサンブル・プレイ』の楽曲のミックスを数多く手掛けたD.O.I.氏。ここでは、D.O.I.氏のプライベート・スタジオであるDimonion Recordingsを訪問。収録曲のミックスの手法や、スタジオでの使用機材を紹介していこう。 Text:Kanako Iida Phot…

DJ松永が語る制作環境 〜Creepy Nutsトラック制作の拠点をレポート!

Creepy Nutsのトラック制作の拠点となるDJ松永のプライベート・スタジオを訪問。音楽ルーツや独自のスタイルを切り開くトラック制作術とそこに込められた思い、使用機材のこだわりまでたっぷり語ってもらった。 Text:Kanako Iida Photo:Hiroki Obara 全く…

Creepy Nuts『アンサンブル・プレイ』インタビュー【後編】〜引き算と足し算をしつつ奇麗に整理されたR-指定のラップ

ラッパーのR-指定(写真左)とDJ松永(同右)によるCreepy Nutsのアルバム『アンサンブル・プレイ』を紐解くインタビュー。後編では、DJ松永から見てラップが印象的な楽曲と、R-指定によるラップ手法の解説などを中心にお届けしよう。 Text:Kanako Iida Pho…

Creepy Nuts『アンサンブル・プレイ』インタビュー【前編】〜ラップの技量と引き出し数が問われるDJ松永のトラック

自在に声を操り、独自のフロウやきめ細やかなリリックで圧倒するラッパーのR-指定(写真左)と、繊細かつ大胆なテクニックで観衆を魅了するDJ松永(同右)によるヒップホップ・ユニットCreepy Nuts。9月にリリースした『アンサンブル・プレイ』は、作品のテ…

VaVa 〜トラック制作からリミックスまで幅広く手掛けるビート・メイカー/ラッパー

今回登場するのはBIM、KID FRESINO、kZmといったラッパー勢のトラックから、平井堅、木村カエラなどのリミックスまで幅広く手掛けるビート・メイカー/ラッパーのVaVa。彼が6月にリリースした3rdアルバム『VVARP』は、tofubeatsや変態紳士クラブのVIGORMAN…

Nate Mercereau 〜ジェイ・Zやショーン・メンデスなどの楽曲に携わるヒット・メーカー

この曲を誰に提供するのかということを決めずに曲を作りはじめるんだ 世界の各都市で活躍するビート・メイカーのスタジオを訪れ、音楽制作にまつわる話を聞く本コーナー。今回登場するのは、ロサンゼルスを拠点にするプロデューサー/ソングライター/マルチ…

アーティストから自然なメロディを引き出す“脳を使いすぎない曲作り”〜Matt Cabが語るNovel Core「HAPPY TEARS feat. Aile The Shota」

「HAPPY TEARS feat. Aile The Shota」は、グルービーなトラック上でNovel CoreとAile The Shotaの声がスムーズに入れ替わる耳心地の良いナンバー。プロデュースを手掛けたMatt Cabは、SKY-HIやBE:FIRSTの楽曲も手掛けるBMSGとの関わりが深いプロデューサー…

“サビの力”を際立たせるトラックの秘訣〜UTAが語るNovel Core「No Pressure」

ディストーション・ギターとヒップホップのリズムでビッグな音像を提示する「No Pressure」。Novel Coreのメロディックなボーカル表現を十二分に引き出した仕上がりで、アルバム表題曲としての存在感を放っている。プロデュースを手掛けたUTAは、これまでに…

“ロック魂”を込めたボーカル&重厚な低域作り〜Ryosuke "Dr.R" Sakaiが語るNovel Core「TROUBLE」

Novel Core『No Pressure』の冒頭を飾る「TROUBLE」は、ロックとヒップホップのテイストが融合した幕開けにふさわしい一曲。重厚なシンセ・ベースやNovel Coreが各展開で聴かせるさまざまな声色が魅力的だ。プロデューサーは、SKY-HIやBE:FIRSTなどBMSG所属…

“2000年代の洋楽”を意識したトラック・メイク〜KNOTTが語るNovel Core「独創ファンタジスタ」

Novel Core『No Pressure』のリード曲「独創ファンタジスタ」は、ブラスとひずんだギターが耳に残るパーティー・チューンに仕上がっている。プロデュースを手掛けたのは、Da.I(写真手前)とMaluMelo(同奥)から成る姫路拠点の音楽ユニットKNOTT。彼らはど…

Novel Core インタビュー〜『No Pressure』収録曲にこめられたラップや歌へのこだわり

SKY-HI主宰のマネージメント/レーベル“BMSG”に所属するラッパー/シンガー・ソングライターNovel Core。2ndアルバム『No Pressure』の収録曲の歌やラップ、リリックへのこだわりなどをNovel Core本人に語っていただいた。先行シングルを手掛けたプロデュー…

Novel Coreインタビュー〜プロデューサー陣と作り上げた『No Pressure』の制作を振り返る

15歳でラップを始め、現在はSKY-HI主宰のマネージメント/レーベル“BMSG”に所属するラッパー/シンガー・ソングライターNovel Core。彼の2ndアルバム『No Pressure』が、去る8月3日にリリースされた。多彩なプロデューサーとともにセッション形式で作り上…

ZOMBIE-CHANG 〜中毒性のある電子音楽でオーディエンスを魅了するアーティスト

今回登場するのは、メイリンのソロ・プロジェクト=ZOMBIE-CHANG。電子音を多用した、ジャンルにとらわれない音楽性が特徴だ。FUJI ROCK FESTIVALやフランスの音楽フェスLa Magnifique Societyにも出演し、中毒性の高い独自の世界観でオーディエンスを魅了し…

DJ 2HIGH 〜スヌープ・ドッグが率いるザ・ドッグ・パウンド唯一の日本人メンバー

“自分の曲で人を踊らせたらもっと楽しいかな”と思った 世界の各都市で活躍するビート・メイカーのスタジオを訪れ、音楽制作にまつわる話を聞く本コーナー。今回登場するのは、ロサンゼルスを拠点に活動するDJ/ビート・メイカー/音楽プロデューサーのDJ 2HI…

マイク・ディーン インタビュー【後編】

カニエ・ウェストの作品に長く携わり、5度のグラミー賞にも輝いたプロデューサー/エンジニアのマイク・ディーンが、1時間半にわたるオンラインでのインタビューに応じてくれた。カニエ・ウェストとの出会い、ミキシング手法、オリジナルの作品や膨大なシ…

マイク・ディーン インタビュー【前編】

カニエ・ウェストの作品に長く携わり、5度のグラミー賞にも輝いたプロデューサー/エンジニアのマイク・ディーンが、1時間半にわたるオンラインでのインタビューに応じてくれた。カニエ・ウェストとの出会い、ミキシング手法、オリジナルの作品や膨大なシ…

くじらが使用機材&ソフトを通してニュー・アルバムの制作を振り返る

ボカロPとして出発し、yamaやAdoをフィーチャーする作品、SixTONESやDISH//らへの楽曲提供でも知られる“くじら”。8月17日にリリースされた自身歌唱アルバム『生活を愛せるようになるまで』は、いかにして生み出されたのか? 使用機材やソフトと共に、その制…

くじらがプライベート・スタジオで明かす確固たる活動ポリシー

2019年4月1日にデビューし、作詞、作曲、編曲を自ら手掛けるアーティスト=くじら。GYNOID V4 Flowerを用いたボーカロイド曲、yamaやAdoといった一級のシンガーをフィーチャーする作品、SixTONESやDISH//らへのジャンルを超えた楽曲提供などで知られ、頭角を…

スーパーオーガニズム インタビュー〜理想の音楽に近づくことができた『ワールド・ワイド・ポップ』

2018年にデビュー・アルバム『Superorganism』をリリースし、たちまち世界中の音楽ファンから注目される存在となったバンド、スーパーオーガニズム。現在は、オロノ(写真左)、ハリー(写真右)、トゥーカン、ビー、ソウルの5人組として活動する彼らが、4年…

ぷにぷに電機『創業』に見るコラボレーションの流儀

ぷにぷに電機は、インターネットのナードな文化と都会の洗練された空気を同時に感じさせる、ミックス・カルチャーなシンガー/音楽プロデューサーだ。これまでセルフ・リリースとレーベルからのリリースを合わせて数多くの作品を世に送り出してきたが、その…

アナログ・テープで大半を録音したMUCC『新世界』が見せてくれるもの

日本人の琴線に触れる歌を軸にしつつ、メタルコアやオルタナ・ロック、ダンス・ミュージックなど多彩な意匠をまとう3人組=MUCC。そのギタリストであるミヤ(写真)は、本誌がお伝えしてきた通り、近年エンジニアとしても手腕を振るっている。そして6月に…

MUCCのミヤが『新世界』のミックスで駆使した新旧アウトボード群

インタビュー前編では、アナログ・テープでのレコーディングをディープな視点で語ってくれたMUCCのミヤだが、ニュー・アルバム『新世界』のミックスはいかにして完遂したのか? 厳選されたアウトボードの写真とともに、その手法を公開してもらう。 Text:Tsu…