インタビュー

オカモトショウ(OKAMOTO'S)インタビュー【前編】〜ソロ・アルバム『CULTICA』は既聴感を抱かない音像を目指して実験/開発をしました

OKAMOTO'Sのボーカリストで、同バンドの作詞/作曲も手掛けているオカモトショウがソロ活動をスタート。1stアルバム『CULTICA』をリリースした。テクノ、ヒップホップ、ハード・トランス、エレクトロ、ハウス、フォーク、ロックといった多種類の音楽性が歌…

くるり インタビュー【後編】〜バンドとして制作に没頭できたという最新作の制作過程を探る

好きな音や響きっていうのを共有できている仲間そういう人たちと作れたのがすごく良かったなと インタビュー後編では、最新アルバム『天才の愛』に収められた楽曲それぞれのこだわりの部分を、スタジオSIMPOの風景や機材の写真とともにさらに掘り下げていく…

くるり インタビュー【前編】〜最新作『天才の愛』では平均律にとらわれず“響きの美しさ”を追求

自然倍音を鳴らせるようなチューニングを耳だけでやるそうやってハーモニーを構築できたら理想的ですよね 実験的で意欲的な作品を提示しつつもミュージシャンズ・ミュージシャンにとどまることなく、圧倒的なポピュラリティを誇り続けるロック・バンド=くる…

KM - Beat Makers Laboratory Japanese Edition Vol.29 〜何ごともすぐにあきらめないで、まずは楽曲を“分析してみる”ということが大事です

東京出身のプロデューサー/DJのKM。BAD HOP、LEX、ANARCHY、田我流、Daichi Yamamotoなど、人気ヒップホップ・アーティストの楽曲を数多く手掛けている。2020年には(sic)boyとのアルバム『CHAOS TAPE』をリリースし、ヒップホップを軸としながらもロックや…

Muqata'a 〜ビート・メイキングの目的の一つはパレスチナの文化をアーカイブすること|Beat Makers Lab Vol.105

世界の各都市で活躍するビート・メイカーのプライベート・スタジオを訪れ、トラック制作にまつわる話を聞いていく本コーナー。今回紹介するムカータはパレスチナ出身で、現地のヒップホップやトリップホップ・シーンを長年けん引するアーティストだ。約1年…

デフトーンズ|最新作『オームズ』の録音&ミックスを手がけた伝説的エンジニアの熟練技を紐解く

“昔かたぎ”なエンジニアと再タッグを組んだ最新作『オームズ』制作拠点となるアナログ機材に埋め尽くされたスタジオを公開 ヘビー・メタル・バンド、デフトーンズ4年ぶりのアルバム『オームズ』。世界的にも高評価を得ており、オーストラリアのチャートでは…

大滝詠一『A LONG VACATION』40周年盤リリース〜当時のアシスタント・エンジニア伊東俊郎氏による回想録

大滝詠一の『A LONG VACATION』(以下、『ロンバケ』)の “40th Anniversary Edition”がリリースされた。今回はロンバケ史上、最大級となる盛りだくさんな内容で、まず通常盤は最新リマスターと、『ロンバケ』制作に至るまでを大滝自身が語ったストーリーCD…

秋山黄色 インタビュー【後編】〜最新作の制作で行ったギター録音方法と独自の音作りに使用したプラグインを追う

ネット上で多様な生い立ちのギターに触れ続けて確立したスタイルは “弾けそう”と思ってもらえるリフとアンビエンスでぼかさない音像です 1996年生まれのシンガー・ソングライター、秋山黄色。2018年に発表した楽曲「やさぐれカイドー」や「猿上がりシティー…

秋山黄色 インタビュー【前編】〜『FIZZY POP SYNDROME』のコンセプトや使用ギターとともに宅録スタイルの制作手法を掘り下げる

ネット上で多様な生い立ちのギターに触れ続けて確立したスタイルは“弾けそう”と思ってもらえるリフとアンビエンスでぼかさない音像です 1996年生まれのシンガー・ソングライター、秋山黄色。2018年に発表した楽曲「やさぐれカイドー」や「猿上がりシティーポ…

マウス・オン・マーズ『AAI』〜自主開発AIソフトを活用し斬新な取り組みを見せる最新作

どんなサウンドにも思い入れがあることこそ大事だと思う音というのは後で幾ら手を加えても生き返りはしないんだ アンディ・トーマ(写真左)とヤン・エスティー・ヴァーナー(同右)の電子音楽デュオ=マウス・オン・マーズ。1993年の結成以来、アンビエント…

sumika『AMUSIC』〜みんなが全力を出してドカーンとやった瞬間に、体が勝手に動いて演奏して音を鳴らす原始的な感覚があった

黒田隼之介(g、cho、写真左端)、荒井智之(ds、cho、同左から2番目)、片岡健太(vo、g、同右から2番目)、小川貴之(k、cho、同右端)の4人から成るバンド=sumikaが3rdアルバム『AMUSIC』をリリースした。今作は、メンバー全員がそれぞれ作曲を担当。ス…

斉藤和義 インタビュー【後編】リズム・マシンやアプリを徹底活用した最新アルバムの制作スタイルに迫る

機材を買うときもこれで1曲作らせてほしいなという感じ買った初日のまだ使い方が分からないときにいじっていたら変なことになって……みたいなのがいい 「ずっと好きだった」「ウエディング・ソング」「やさしくなりたい」など多数のヒット曲で知られるシンガ…

斉藤和義 インタビュー【前編】YMO「BEHIND THE MASK」のカバー制作秘話を聞く

「BEHIND THE MASK」のカバーはなるべくYMOの雰囲気のままでやりたかった 「ずっと好きだった」「ウエディング・ソング」「やさしくなりたい」など多数のヒット曲で知られるシンガー・ソングライター斉藤和義。自身でほとんどのパートを演奏してダビングして…

Funtime Productions - Beat Makers Laboratory Japanese Edition Vol.28 〜素晴らしい作曲家や才能あるアーティストたちが世界に出るきっかけをともに作っていきたい

アメリカ出身のビクター・ニューマン(写真左)と、ジョン・アンダーダウン(同右)からなる音楽制作グループ/レーベル、Funtime Productions。2017年の発足以来、東京を拠点に165曲以上をプロデュースし、手掛けたアーティストはスヌープ・ドッグ、KRS・ワ…

Joey Pecoraro 〜一つ一つのツールと真剣に向き合いしっかり使い倒すことをお勧めするよ|Beat Makers Lab Vol.104

世界の各都市で活躍するビート・メイカーのプライベート・スタジオを訪れ、トラック制作にまつわる話を聞いていく本コーナー。今回紹介するジョーイ・ペコラロは、近年人気のローファイ・ヒップホップ・シーンで活躍するデトロイトの気鋭ビート・メイカーだ…

ブルース・スプリングスティーン『レター・トゥー・ユー』を手掛けたボブ・クリアマウンテンが語るミックス哲学

世界的エンジニアのボブ・クリアマウンテンが手腕を振るった最新作『レター・トゥー・ユー』のミックスを紐解く ブルース・スプリングスティーンが8年ぶりにEストリート・バンドと組み、アルバム『レター・トゥー・ユー』を完成させた。昨年10月の発売以降…

テイラー・スウィフト 〜『フォークロア』『エヴァーモア』2作品誕生の裏側に迫る

チェンバー・ポップを取り入れた『フォークロア』『エヴァーモア』サウンド・メイクの立役者と共に制作の過程を辿る 2020年、アルバムを連続で発表したシンガー・ソングライターのテイラー・スウィフト。7月に『フォークロア』、その5カ月後となる12月には…

Awesome City Club × ESME MORI『Grower』インタビュー 〜トラック・メイカーと曲作りするメリットは実験的な音作りにトライできること

トラック・メイカーと曲作りをするメリットは実験的な音作りにもトライできることだと思います 2013年にバンドとして活動をスタート。現在は、男女ツイン・ボーカルのatagi(写真左)、PORIN(同中央)とギタリストのモリシー(同右)による3人グループとし…

80KIDZ インタビュー 〜5年ぶりのフル・アルバム『ANGLE』のプロダクションを語る

今は自分で素材作りから始めるモチベーションだったり音質よりも“納得のいく音像が作れたかどうか”が大切だと思う ALI&(写真上)とJUN(同下)からなる2007年結成のエレクトロ・ユニット=80KIDZ。さまざまな国内外アーティストとの共演やリミックスを手掛…

MUSICA創刊編集長・鹿野 淳が語る邦楽ロック・メディアの現在 〜『音楽メディア・アップデート考』

音楽ナタリー元編集長・加藤 一陽氏が、音楽メディアの編集長やライターなど、キーパーソン8人に取材を行い、現代における音楽メディアの必要性や音楽評論〜ビジネスまでを考察し、一冊にまとめた書籍『音楽メディア・アップデート考』。ここでは、『BUZZ』…

細野晴臣 インタビュー 〜自身初のライブ・アルバム『あめりか』と今後の展望を語る

10年間のバンド編成での活動を集約するUSツアーを収めたライブ・アルバム完成! 2007年の『FLYING SAUCER 1947』を皮切りに、ブギー・スタイルのバンド編成でのライブ活動を続けてきた細野晴臣。2019年にはニューヨークとロサンゼルスでのUSツアーも敢行し、…

環ROY - Beat Makers Laboratory Japanese Edition Vol.27 〜100%自分の好きな音だけで作ったので、より“自分らしい音楽”を表現できた気がします

ラッパーとしてのソロ活動はもちろん、U-zhaan、坂本龍一、矢野顕子、蓮沼執太、サカナクションなどともコラボレーションを行ってきた環ROY。そんな彼が、昨年末に全14曲収録の初セルフ・プロデュース作品『Anyways』を発表した。躍動するビートに浮遊感漂う…

ルパート・ニーヴ氏が生い立ちから夢までを語った4時間(2007年取材)

プロ・オーディオ界のレジェンド、ルパート・ニーヴ氏が、94年の生涯を閉じた。 hookup.co.jp 1960年代、NEVEにて生み出したトランジスター採用のプリアンプ/EQ、コンプレッサー、コンソールの数々は、今なお現役で使われる名機の数々として知られる。その…

Nothing_Neue 〜まず“自分はどんな音楽を作りたいのか”を考えることに時間を費やそう|Beat Makers Lab Vol.103

世界の各都市で活躍するビート・メイカーのプライベート・スタジオを訪れ、トラック制作にまつわる話を聞いていく本コーナー。今回紹介するナッシング・ニューは、ニューヨークを拠点に活動するビート・メイカー。プログラミングだけでなく、自身のバンド経…

マーティン・ギャリックス|EDM界をリードするDJ/プロデューサーの巨大スタジオを公開!

世界的に活躍するオランダのDJ/プロデューサーのマーティン・ギャリックス。2013年に発表した「Animals」は、イギリスのチャートで1位をマーク。以降もヒット曲を生み出し続け、アフロジャック、アッシャー、エド・シーラン、デュア・リパ、デヴィッド・ゲ…

ぷにぷに電機 インタビュー 〜コラボにより進化させる楽曲作りの秘けつに迫る

心躍るような気持ちで取り組めるプロジェクトにするそれがヒットの近道なのではないかと思うんです ジャズを出自としつつ、フューチャリスティックなソウル・ミュージックから前衛的な香りさえ漂うエレクトロニック・ポップまで、多種多様な音楽で話題のアー…

スペシャル対談|中田ヤスタカ × Ayase

共感が変容する時代の中でヒットを導くものは何か?2人のJポップ・クリエイターの本能と戦略と音楽表現 日本のエレクトロ・シーンを代表する音楽家、中田ヤスタカ。今年デビュー20周年を迎えるCAPSULEのクリエイターとして活動するほか、Perfumeやきゃりー…

網守将平 インタビュー 〜名刺代わりとも呼べる新作『Ex.LIFE』の吸引力の秘密を聞く

エフェメラルなものをキャッチしてとどめておく追い求めたくなるメロディこそ印象に残るんです 東京藝術大学で作曲を学び、クラシック音楽を出自とする作曲家、網守将平。ポップスの皮をかぶった実験音楽作品とも言える2018年の2nd『パタミュージック』を皮…

SUGIZO インタビュー 〜最新アルバム『愛と調和』のサウンド・メイクを語る

ギターと現代のモジュラー・シンセを掛け合わせればフリップとイーノに無かった新しいアプローチが見えてきそう LUNA SEAやX JAPANといった日本を代表するスタジアム級ロック・バンドのギタリストでありながら、ソロ活動ではエレクトロニクスを導入したスト…

YOASOBI インタビュー【後半】〜「怪物」はビリー・アイリッシュ「bad guy」のボーカルの距離感を参考に

コンポーザーのAyaseとボーカルikuraにより“小説を音楽にするユニット”として活動を開始したYOASOBI。1st配信シングル「夜に駆ける」は2019年12月にリリースされ、1年でストリーミング再生回数3億回を突破し、CD未リリースながらNHK紅白歌合戦への出場を…

YOASOBI インタビュー【前半】〜「夜に駆ける」など驚くべき手法が生んだ新時代のJポップを読む

コンポーザーのAyaseとボーカルikuraにより“小説を音楽にするユニット”として活動を開始したYOASOBI。1st配信シングル「夜に駆ける」は2019年12月にリリースされ、1年でストリーミング再生回数3億回を突破し、CD未リリースながらNHK紅白歌合戦への出場を…

福山雅治 インタビュー【前編】〜最新作『AKIRA』が秘めるサウンドスケープ

シンガー・ソングライターとして2020年にデビュー30周年を迎えた福山雅治。俳優や写真家といった顔も持ち、八面六臂(ろっぴ)の活躍を見せる彼だが、音楽活動においても作詞曲のみならずアレンジやセルフ・レコーディングまでこなし、まさに実力派と呼ぶに…

T-SK - Beat Makers Laboratory Japanese Edition Vol.26 〜過去の自分と現在の自分を比べてどれだけ成長したのかを意識することが上達の秘けつ

R&Bやヒップホップ、ダンス・ミュージックまで幅広くカバーするマルチクリエイター、T-SK。繊細な旋律と迫力のあるビートを武器に、安室奈美恵「Love Story」や三浦大知「IT’S THE RIGHT TIME」など数々の人気曲を手掛けている。今回は、彼のプライベート・…

John Carroll Kirby 〜既存のルールにとらわれずクリエイティビティを最優先して作業する|Beat Makers Lab Vol.102

世界の各都市で活躍するビート・メイカーのプライベート・スタジオを訪れ、トラック制作にまつわる話を聞いていく本コーナー。今回紹介するジョン・キャロル・カービーは、フランク・オーシャンやソランジュらとコラボレーションするロサンゼルスの鍵盤奏者…

スカート『アナザー・ストーリー』〜澤部渡とエンジニア葛西敏彦が語るアルバム制作の裏側

活動初期に録った“勢い重視”の録音が好きな一方で音の良い状態で聴いてほしいという思いもあったんです シンガー・ソングライター澤部渡のソロ・プロジェクト=スカート。エモーショナルなメロディ・ラインとコードの響き、透徹したハイトーン・ボイスでエバ…

羊文学 インタビュー 〜メジャー1stアルバム『POWERS』のプロダクションを語る

“より良いものをレコーディングで残すには何が最良なのか”そう考えるようになったことで声の使い方も変わってきました 塩塚モエカ(vo,g:写真左)、河西ゆりか(b:同右)、フクダヒロア(ds:同中央)の3人から成るオルタナティブ・ロック・バンド=羊文…

Kan Sano インタビュー 〜制作を一手に担ったアルバム『Susanna』の音作りに迫る

完成まで粘って時間をかけたし後悔しているところは何も無い細かいミックスや仕上げまでじっくり制作させてもらいました キーボーディスト/トラック・メイカー/プロデューサーのKan Sanoが、ニュー・アルバム『Susanna』を11月にリリースした。そのCD/LPジ…

福山雅治 インタビュー【後編】〜最新作『AKIRA』が秘めるサウンドスケープ

シンガー・ソングライターとして2020年にデビュー30周年を迎えた福山雅治。俳優や写真家といった顔も持ち、八面六臂(ろっぴ)の活躍を見せる彼だが、音楽活動においても作詞曲のみならずアレンジやセルフ・レコーディングまでこなし、まさに実力派と呼ぶに…

NAOtheLAIZA - Beat Makers Laboratory Japanese Edition Vol.25 〜それぞれの個性がダイレクトに反映される共同制作は“音楽の可能性”が広がるからすごく楽しい

DOBERMAN INFINITYやNORIKIYO、韻踏合組合、WILYWNKAなど国内ヒップホップ勢〜Jポップ/Kポップ・アーティストまで幅広く手掛けるプロデューサー/エンジニアのNAOtheLAIZA。バウンシーなビートは、彼の一番の得意技だろう。今回は彼が制作拠点として利用す…

Mylon Hayde 〜君の音楽にはリスナーの人生を変えられる力があるということを信じて|Beat Makers Lab Vol.101

世界の各都市で活躍するビート・メイカーのプライベート・スタジオを訪れ、トラック制作にまつわる話を聞いていく本コーナー。今回紹介するマイロン・ヘイドは、ジョン・ベリオンなどに楽曲提供するニューヨークのヒップホップ・プロデューサー。ドラムやベ…

ポップ・スモーク『Shoot For The Stars, Aim For The Moon』 〜夭逝したラッパーのデビュー作を手掛けたエンジニアが非対称性の美学を追求したアナログ的な制作手法を語る

今年2月に、銃撃事件により20歳の若さで惜しくも命を落としたアメリカのラッパー、ポップ・スモーク。彼の亡き後、デビュー作となるアルバム『Shoot For The Stars, Aim For The Moon』が発売され、作品は大きな功績を収めた。中でも50セント、ロディ・リッ…

Yaffle『Lost, Never Gone』 〜周波数のスペースを調整するなど 音のスペーシングを意識しています

音楽レーベル/プロダクションのTokyo Recordingsを軸に活動するプロデューサー=Yaffle。これまで小袋成彬、藤井 風、iri、SIRUP、高岩遼(SANABAGUN.)、Capeson、柴咲コウ、adieu(上白石萌歌)など、数多くのアーティストのプロデュースを担当してきた。…

細野晴臣『MEDICINE COMPILATION』 27年前に語った“精神世界”、アンビエントの名盤が生まれた背景(1993)

11月3日の「レコードの日」に細野晴臣の旧作がリマスタリング仕様のアナログ盤として一挙に発売される。加えて『omni Sight Seeing』『MEDICINE COMPILATION』の2作品はSACDハイブリッド盤も発売。それを記念して、本稿では『サウンド&レコーディング・マガ…

細野晴臣『omni Sight Seeing』 昭和〜平成という時代のはざまに、細野晴臣が旅した“音楽の辺境”(1989)

11月3日の「レコードの日」に細野晴臣の旧作がリマスタリング仕様のアナログ盤として一挙に発売される。加えて『omni Sight Seeing』『MEDICINE COMPILATION』の2作品はSACDハイブリッド盤も発売。それを記念して、本稿では『サウンド&レコーディング・マガ…

STUTS『Contrast』 〜フィーチャリングはコラボレーションの色が強いと思うので “自分の表現”としてのボーカル曲を作ってみたかったんです

MPCプレイヤー/ビート・メイカーとして、自身のアーティスト活動のほか星野源やYUKI、堀込泰行、DAOKOらとのコラボレーションなども行い、ヒップホップとポップスを越境して活動するSTUTS(スタッツ)。『Eutopia』以来2年ぶりとなるオリジナル・アルバム…

ディスクロージャー『エナジー』 〜プロダクションの秘けつは“加え続けないこと” 今回もその場・その瞬間をとらえることが大事だった

ガイ(写真左)とハワード(同右)のローレンス兄弟から成るロンドン発のデュオ=ディスクロージャー。2013年にリリースされた「ラッチ feat. サム・スミス」はあまりにも有名で、以降もザ・ウィークエンドやグレゴリー・ポーターら多数のアーティストとコラ…

ROVO『ROVO』 〜生き物が演奏した音楽のいびつさが 聴く人にそのまま伝わるようにしたかった

“何か宇宙っぽい、でっかい音楽”を志向する6人組ダンス・ミュージック・バンドROVOが、結成24周年/12作目にしてセルフ・タイトル・アルバムをリリース。勝井祐二(e.vln/写真右)、山本精一(g/左から2人目)、芳垣安洋(ds/右奥)、岡部洋一(ds/左か…

ハイム『ウーマン・イン・ミュージック Part III』 〜全英1位を記録した3rdアルバムをプロデューサーのアリエル・レヒトシェイドと元ヴァンパイア・ウィークエンドのロスタム・バトマングリが語る

過去のレコーディングのテクニックやエフェクトを再現しながらも今の市場で戦えるモダンなサウンドを作り上げようと試みました LA出身の3人姉妹ロック・バンド=ハイムによる3rdアルバム『ウーマン・イン・ミュージック Part III』は、全英1位のセールスを…

碧海祐人『逃避行の窓』 〜新進気鋭のシンガー・ソングライターに聞くデビューEPの制作背景

数年前に自宅で生まれた楽曲が多くの人の手によって成長し外の世界へ羽ばたいていったと思うと感動を覚えます 名古屋を拠点とするシンガー・ソングライターの碧海祐人。ジャジーかつメロウな雰囲気のトラックに情緒的な歌声が乗る楽曲を得意とする、新進気鋭…

BUCK-TICK『ABRACADABRA』 〜何でもコンピューターで再現できちゃう時代なので リコールできないサウンドもあった方が面白い

1987年にメジャー・デビューして以来、メンバー・チェンジをすることなく日本のロック・シーンの第一線で活躍し続けるバンド、BUCK-TICK。不動の人気を誇る彼らは、後続のバンドにも大きな影響を与えている。そんな彼らが33度目のデビュー記念日である9月21…