インタビュー

ノエル・ギャラガー インタビュー 〜新設プライベート・スタジオ“Lone Star Sound”の全貌を本邦初公開!

ノエル・ギャラガーズ・ハイ・フライング・バーズの最新アルバム『カウンシル・スカイズ』の制作について、ノエル本人にインタビュー。本作の曲作りやレコーディング、ミキシングが行われた新設プライベート・スタジオ=Lone Star Sound(ローン・スター・サ…

ピノキオピー 〜「神っぽいな」を収録した6thアルバム『META』の制作秘話

「神っぽいな」を筆頭にヒット曲を次々と生み出しているボカロPのピノキオピーが6thアルバム『META』を発表。磨き抜かれた初音ミクの歌声をはじめ、繊細なシーケンスや躍動感のあるドラムのグルーブなど、本作のプロダクションについて詳しく話を伺います。

Petit Brabancon『Automata』 ~ yukihiroが新EPに込めた機材愛とプチブラの未来を聞く

京(DIR EN GREY/vo)、yukihiro(L'Arc-en-Ciel/ds)、ミヤ(MUCC/g)、antz(Tokyo Shoegazer/g)、高松浩史(The Novembers/b)からなる5人組バンド、Petit Brabancon。1st EP『Automata』はラウドな音楽性を核にしながら、メロディアスなナンバー…

シトナユイ 〜デュア・リパに影響を受けたマルチインストゥルメンタリスト/アーティスト

3月に大阪音楽大学ミュージック・クリエーション専攻を卒業したばかりのアーティスト/作編曲家、シトナユイ。バイオリンやフルート、ギター、ベース、ピアノ、ドラムなど多数の楽器を操り、R&B、ソウル、ファンク、エレクトロといった音楽ジャンルを自由に…

Konduku 〜DJ Nobu主宰レーベルBittaなどから作品を発表するテクノDJ/プロデューサー

ベルリンを拠点にDJ兼プロデューサーとして活躍するコンドゥクは、2018年にアルバム・デビューし、そのトリッピーで個性的なリズム展開のテクノ・サウンドが評価されている。来日も複数回果たしているコンドゥクに、制作環境とビート・メイキングのこだわりに…

山口美央子 with 松武秀樹、土屋昌巳 〜『月姫 40th Anniversary Edition』の制作を語る

ニューウェーブやテクノポップが華やかなりし1983年、山口美央子の3rdアルバム『月姫』はリリースされた。サウンド・プロデュースは当時、「すみれ September Love」が大ヒットしていた一風堂の土屋昌巳、シンセサイザー・プログラミングはYMOの作品やツアー…

ABSTRACT MASH 〜低域の量感や奥行きを追求した13年ぶりのアルバム『SIGNALS』の制作に迫る

4人組ロック・バンドのABSTRACT MASHが13年ぶりとなる2ndアルバム『SIGNALS』をリリース。メイン・コンポーザーである小林雄剛(g)と、Nothing's Carved In Stoneでもボーカルを務める村松拓(vo、g)、そしてアルバムのレコーディング/ミックス・エンジニ…

梅田サイファー『RAPNAVIO』〜制作スタジオCOSMICNOTES ANNEX全貌&アルバム完成までの過程

アルバム『RAPNAVIO』でメジャー・デビューを果たした梅田サイファー。本作でトラック・メイカー/プロデューサーとしても活躍したメンバーのCosaqu、peko、KennyDoesに話を聞くため、Cosaquのプライベート・スタジオであり、梅田サイファーが制作拠点とする…

プロ作曲家陣が本気で「Synthesizer V」に取り組んだ『AIボーカルコンピ Vol.1』

音楽プロデューサー鈴木Daichi秀行氏の呼びかけにより、歌声合成ソフトDreamtronics Synthesizer VのAIライブラリーを使って、プロ作曲家が参加するコンピレーション・アルバム『AIボーカルコンピ Vol.1 with Synthesizer V AI』が完成した。発起人の鈴木氏…

Lucky Kilimanjaro『Kimochy Season』〜熊木幸丸が“日本語でグルーブするダンス・ミュージック”の可能性を語る

“世界中の毎日をおどらせる”をコンセプトとして掲げる6人組バンド=Lucky Kilimanjaroがアルバム『Kimochy Season』をリリース。サウンド・メイクの中核を担うボーカリストの熊木幸丸に、独自の作詞/作曲の手法やバンド・サウンドと打ち込みを融合するライ…

秦 基博『Paint Like a Child』〜エンジニア片岡恭久氏が明かす制作秘話

ここではレコーディング/ミックス・エンジニアの片岡恭久氏に、秦 基博『Paint Like a Child』の音作りについて話を伺ってみよう。さらに片岡氏のプライベート制作スペース=くまと子りすスタジオの機材についても紹介もらった。

秦 基博『Paint Like a Child』〜トオミ ヨウと切り開いた歌を伝えるための新たな音世界

シンガー・ソングライターの秦 基博が7thアルバム『Paint Like a Child』をリリース。前作に続き共同サウンド・プロデュースにトオミ ヨウを迎えた本作は、シンセサイザーやローファイ・サウンドを取り入れた音楽性が展開されている。ここでは二人の対談に加…

ケンモチヒデフミ(水曜日のカンパネラ)〜詩羽を迎えて変化したマインドと曲作り

2nd EP『RABBIT STAR ★』をリリースした水曜日のカンパネラから、ケンモチヒデフミが登場。今作の全曲で作詞作曲を行うケンモチに話を聞くとともに、ミックスを手掛けた松橋秀幸氏にもインタビューを実施。最先端のビート・ミュージックに、ミステリアスさと…

DJ Oasis 〜Zeebra、K Dub ShineからなるキングギドラのDJ/ビート・メイカー

DJ/ビート・メイカーとして活躍するDJ Oasisは、ラッパーのZeebraとK Dub Shineからなる3人組ヒップホップ・グループ=キングギドラの一員でありつつ、ソロではラップや楽曲提供を行っている。今回は制作拠点の一つだというソニーのスタジオに彼の制作機材…

Jeremiah Chiu 〜シンセ・サウンドをふんだんに使ったアンビエントが話題のビート・メイカー

ロサンゼルスを拠点とするビート・メイカー/アーティストのジェレマイア・チュウは、シンセ・サウンドをふんだんに使ったアンビエント・ミュージックを得意とし、近年はヴィオラ奏者マルタ・ソフィア・オノールとのコラボ作『Recordings from the Åland Isl…

宅見将典〜グラミー受賞までの道のりと『Sakura』の制作背景

2022年9月にリリースされたMasa Takumiのアルバム『Sakura(feat. Nadeem Majdalany)』が、第65回グラミー賞で最優秀グローバル・ミュージック・アルバム賞を獲得。筝や三味線、バンブー・フルートといった和楽器や民族楽器と、肉厚なビートを掛け合わせた…

Chilli Beans.が体現する、DAW世代のバンド・プロダクション〜最新EP『mixtape』の制作工程

全員がDAWを使いこなし楽曲を構築するという3ピース・バンドのChilli Beans.(チリビーンズ)。今回はメンバーのMoto(vo)、Maika(b,vo)、Lily(g,vo)と、本作で2曲のミックスを手掛けたエンジニアのD.O.I.氏に話を聞きました。

石若駿によるポップス・プロジェクトの最新作『Songbook6』

くるり、CRCK/LCKS、KID FRESINO、君島大空、millennium Paradeといったアーティストの作品、ライブへの参加だけでなく、自身のリーダー・プロジェクトとしてAnswer to Remember、SMTKなども率いるドラマー、石若駿。彼のライフワークの一つとも言えるポップ…

moonriders インタビュー 〜デビュー47年のベテランが“新人”として臨む完全インプロ作

moonridersの最新アルバムは全編インプロビゼーションでのセッションで構成された作品。鈴木慶一(写真左)と白井良明(同中央)、佐藤優介(同右)に、録音からミックスまでを、そしてリリース直前に急逝した岡田徹への思いも語ってもらった。

Yaffleがポストクラシカルを更新する『After the chaos』

Yaffleはビート・メイカーであり、藤井 風やiri、SIRUPらの楽曲を手掛けるプロデューサーとしての顔も持つが、2月に発表したソロ・アルバム『After the chaos』でポストクラシカルへの大胆な挑戦を見せた。アイスランドでの録音を含む全10曲は、世にも美しく…

HoneyWorks作品のマスタリングを手掛けるエンジニア阿部充泰氏にインタビュー

いきものがかり、YUKI、菅田将暉、BLUE ENCOUNTなど、数々のアーティスト作品を手掛けるソニー・ミュージックスタジオ所属のマスタリング・エンジニア、阿部充泰氏。2015年からHoneyWorks作品のマスタリングを行い、『ねぇ、好きって痛いよ。~告白実行委員…

HoneyWorks『ねぇ、好きって痛いよ。~告白実行委員会キャラクターソング集~』制作秘話&Gom Studioレポート

動画投稿サイトでの総再生回数が10億回を超えるクリエイター・ユニット、HoneyWorks(通称ハニワ)。コンポーザーのGom、shito、イラストとムービーを手掛けるヤマコの3人が生み出す作品は、若者を中心に大きな支持を集めている。3年ぶりの6thアルバム『ねぇ…

CHAI『ジャジャーン』インタビュー 〜マナ&カナに聞くガレバン作曲術

音楽には正解も不正解もないので、自分らしい音楽を表現することが一番だと考えています “NEO -ニュー・エキサイト・オンナバンド”とうたいグローバルに活躍する4人組のCHAIが、日本限定EP『ジャジャーン』を1月18日に発売した。5曲入りの同作は2022年にリリ…

GIORGIO CANCEMI 〜西野カナや倉木麻衣などの楽曲を手掛けるプロデューサー/ラップ・アーティスト

機材やプラグインといった制作ツールを固定観念にとらわれずクリエイティブに使ってほしい 今回登場するのは、音楽プロデューサーとして西野カナや倉木麻衣などの楽曲を手掛けるGIORGIO CANCEMIだ。ラップ・アーティストとしてNERDHEAD名義でも活動している…

DøøF(ドゥーフ) 〜レコードからのサンプリングにこだわるビート・メイカー

大切なのは自分の好きなことを見つけてとことんやり続けること 世界の各都市で活躍するビート・メイカーのスタジオを訪れ、音楽制作にまつわる話を聞く本コーナー。今回登場するのはニューヨークを拠点とするビート・メイカーのドゥーフだ。自身がコレクショ…

NISI-P 〜MINMIやJP THE WAVYなどのプロデュースも手掛けるアーティスト

今回はプロデューサー/作曲家/トラック・メイカー/DJ/MC/マシンライブ・アーティストのNISI-Pが登場。レゲエ・クラブの老舗Club Jamaicaの移動型サウンド・システム=X-Stasyのクルーや、小室哲哉プロデュースのユニットH.A.N.D.のリーダー兼ボーカルと…

Kahn & Neek 〜ブリストルを拠点に活動するダブステップ/グライムのベテランDJ兼プロデューサー

早くダブ・プレートにして現場でかけたいという思いを優先する 世界の各都市で活躍するビート・メイカーのスタジオを訪れ、音楽制作にまつわる話を聞く本コーナー。今回紹介するのは、音楽都市ブリストルを拠点に活動する、ダブステップ/グライムのベテラン…

賽(SAI)インタビュー〜マイキングをこだわり抜いた『Family』&盟友STUTSらを迎えた『The Bottle』

櫻打泰平(p、k)、佐瀬悠輔(tp)、岩見継吾(b)から成るドラムレス・バンド、賽(SAI)。彼らが2枚のコンセプト・ミニ・アルバム『Family』『The Bottle』をリリースした。櫻打のホーム・スタジオであり、彼らが制作の拠点とするMok' Studioにて、細部ま…

牛尾憲輔『チェンソーマン』劇伴インタビュー〜田渕ひさ子の参加やAIプラグイン開発などサウンドトラック制作を語る

2022年10月から放送され、話題を呼んでいるTVアニメ『チェンソーマン』。作品にさらなる躍動感や深みを感じさせるのが、ソロ・プロジェクトagraphの活動でも知られる作曲家、牛尾憲輔が作り出す劇伴の存在だ。agraphの制作にも使われている牛尾のプライベー…

エンジニアリングがアレンジの一部……BREIMENと佐々木優による『FICTION』の音像

高木祥太(b、vo/写真中央)、サトウカツシロ(g/同左から2番目)、いけだゆうた(k/同左)、ジョージ林(sax/同右から2番目)、So Kanno(ds/同右)の5人組=BREIMEN(ブレイメン)。ファンクやマージナルなフュージョン、プログレなどを感じさせる…

中田ヤスタカ独占インタビュー 〜シンセウェーブ×シティ・ポップなCAPSULE『メトロパルス』

7年ぶりとなる16thアルバム『メトロパルス』をリリースしたエレクトロ・ポップ・デュオ、CAPSULE。Perfumeやきゃりーぱみゅぱみゅ、最近ではAdo「新時代」など、独自の世界観を持つ楽曲でのヒットを実現させてきた中田ヤスタカと、ボーカリストのこしじまと…

HIRORONが語る〜SKY-HI『THE DEBUT』のレコーディング/ライブのDJ&マニピュレート

『THE DEBUT』の収録曲「Dramatic」や「Fly Without Wings」のレコーディングを手掛け、SKY-HIやBMSG所属アーティストのライブなどでDJ兼マニピュレートを担当するHIRORON氏。ここでは彼のプライベート・スタジオに訪問し、制作やライブについて話を聞いてい…

Chaki Zuluが語るSKY-HI「The Debut」制作秘話

SKY-HI『THE DEBUT』の表題曲のプロデュース、レコーディング、ミックスを手掛けたChaki Zulu氏へインタビューを敢行。普段はテクニカルなトラックを数多く手掛けているChaki氏だが、「The Debut」はリスナーに伝わりやすいように曲を分かりやすくすることが…

ハイエンド真空管機材を手掛けるMANLEYの現在〜エヴァンナ・マンリー氏来日インタビュー

真空管アウトボードやマイクを手掛けるアメリカン・ブランドMANLEYと、その国内輸入代理店フックアップが、パートナーシップを結んで30年を迎えた。その周年を祝うために昨年来日したMANLEYの社長エヴァンナ・マンリー氏とセールスディレクターJBリエール氏…

Jun Kamoda 〜イルリメ/(((さらうんど)))のボーカルとしても知られるマルチクリエイター

今回登場するのはヒップホップ・アーティスト、イルリメとしてデビューし、現在はポップス・バンド(((さらうんど)))や、ハウス・クリエイターとしても活動するJun Kamodaだ。近年はモール・グラブ主宰のSteel City Dance Discsやブリストルの名門Black Acre…

Colloboh 〜モジュラー・シンセの沼にハマったビート・メイカー

MiniBruteがきっかけでモジュラー・シンセの沼にハマったんだ 世界の各都市で活躍するビート・メイカーのスタジオを訪れ、音楽制作にまつわる話を聞く本コーナー。今回登場するのはナイジェリア出身で、現在はロサンゼルスを拠点とする気鋭ビート・メイカー…

KANDYTOWN『LAST ALBUM』〜Neetzが語る制作のこだわり

東京出身のラッパー/DJ/ビート・メイカー/フィルム・ディレクターからなるヒップホップ・クルー、KANDYTOWN。2016年に1stアルバム『KANDYTOWN』をリリースしてメジャー・デビュー後、独自のセンスで音楽やファッションといった分野において支持を集めてき…

SKY-HI『THE DEBUT』インタビュー 〜衝動性とピュアネスが主題の楽曲制作に迫る

ラッパー/シンガー・ソングライターとして活動する一方で、マネージメント/レーベルであるBMSGの代表取締役CEOも務めるSKY-HI。めまぐるしい日々のなかで“気付いたら出来上がっていた”という彼の6作目のオリジナル・アルバム『THE DEBUT』について、本人…

高橋幸宏さん、ありがとうございました 〜 サンレコのバックナンバーで偉大な音楽家を偲ぶ

闘病中だった高橋幸宏さんが1月11日に亡くなられました。謹んで哀悼の意を表します。 長きにわたり、高橋幸宏に大きな愛を贈っていただいた皆さまに。 pic.twitter.com/E7CQDBwzBx — 高橋幸宏 information (@yukihiro_info) January 15, 2023 サディスティッ…

ブライアン・イーノ『FOREVERANDEVERNOMORE』インタビュー

ミュージシャン、プロデューサーとして50年以上のキャリアを誇るブライアン・イーノ。2022年の6月から9月にかけて開催された展覧会『BRIAN ENO AMBIENT KYOTO』が好評のうちに幕を閉じたのもまだ記憶に新しいが、10月には最新作『FOREVERANDEVERNOMORE』を発…

SENNHEISER&NEUMANN インタビュー 〜 アジア責任者が語るプロ・オーディオ事業への選択と集中

SENNHEISERのAsia Pacific担当副社長ヴィンス・タン氏(写真左)とNEUMANN のAsia Pacific販売責任者兼営業開発担当ランス・リム氏が来日。SENNHEISERグループの今後について話を聞いた。 プロ・オーディオ事業への集中投資する理由 ─ SENNHEISERグループは…

STUTS『Orbit』インタビュー〜自分へ投資した機材とは?新スタジオで制作を語る

STUTSが4年ぶりのフル・アルバム『orbit』を10月12日にリリースした。全18曲で構成される本作には、近年共にライブを重ねてきたSTUTS Bandのメンバーや、tofubeats、BIMなど多方面で活躍する総勢18名のアーティストがゲストとして名を連ねる。そしてSTUTS自…

レイ・ハラカミの足跡をサンレコ・バックナンバーで読む!

1996年にシーンに登場し、その独特な浮遊感のあるサウンドで脚光を浴びたレイ・ハラカミ。それをROLAND SC-88(後に後継機のSC-88Proなど)のみで生み出していたことは、驚きを持って受け止められた。ハラカミは2011年7月に40歳の若さで急逝したが、現在も再…

Shin Sakiura 〜SIRUPや向井太一、アイナ・ジ・エンドなどを手掛けるプロデューサー/ギタリスト

今回登場するのはプロデューサー/ギタリストのShin Sakiura。オルタナティブなギターを軸としながらも、ヒップホップ/R&Bからインスパイアされたバウンシーなビートとムーディーなシンセが心地よく調和されたサウンドで注目を集め、これまでにSIRUPや向井…

Wavy Bagels 〜チルでオーセンティックなヒップホップ/R&Bを得意とするビート・メイカー

周波数特性ができる限りフラットなスピーカーを使いたいと思ったんだ 世界の各都市で活躍するビート・メイカーのスタジオを訪れ、音楽制作にまつわる話を聞く本コーナー。今回登場するのはニューヨークを拠点とするウェイビー・べーグルズだ。今年6月に発売…

「ひずみ」がマジックの鍵……ヘバ・カドリーがビョーク『フォソーラ』に施すマスタリング

『フォソーラ』の制作で辣腕を振るったエンジニア、ヘバ・カドリー。ブルックリンのホットな地区、ダンボにスタジオを構える名手だ。マスタリング・エンジニアとして活動し、ビョークのほか、坂本龍一やスロウダイヴ、ビーチ・ハウス、アニマル・コレクティ…

ビョーク『フォソーラ』の使用機材&レコーディングをベルガー・ソリソンが語る

『フォソーラ』の制作で、ミュージック・ディレクターという立場を務めたベルガー・ソリソン。ビョークの2017年のアルバム『ユートピア』ではエンジニアリングを手掛けたほか、シガー・ロスやヨハン・ヨハンソンといったアーティストとも仕事をしてきた才人…

ビョーク本人が明かす『フォソーラ』の制作手法

アップカミングな音楽とその制作手法を取り入れ、先鋭的なポップ・ミュージックを提示し続けてきたビョーク。9月にリリースされた『フォソーラ』は、グラミー・ノミネート作『ユートピア』以来、約5年ぶりのアルバムで通算10枚目となる。収録曲の大半が、…

WONK「Rollin'」に秘められたフューチャー・レトロな音作りの裏側

長塚健斗(vo、メイン写真右上)、江﨑文武(k、同左上)、井上幹(b、同右下)、荒田洸(ds、同左下)からなる“エクスペリメンタル・ソウル・バンド”のWONK。ソウルやヒップホップ、ジャズなど、多彩な音楽ジャンルを独自に昇華したスタイルが多くのリスナ…

ROTH BART BARONが挑む「多角的な立体音響」

先進的な音作りで知られるフォーク・ロック・バンド、ROTH BART BARON(ロット・バルト・バロン)。5月にKAAT 神奈川芸術劇場で行った『ROTH BART BARON “HOWL” at KAAT ~LIVE SHOW & 360° IMMERSIVE SOUND DESIGN~』は、立体音響システムでのライブとその配…