インタビュー
ディストーション・ギターとヒップホップのリズムでビッグな音像を提示する「No Pressure」。Novel Coreのメロディックなボーカル表現を十二分に引き出した仕上がりで、アルバム表題曲としての存在感を放っている。プロデュースを手掛けたUTAは、これまでに…
Novel Core『No Pressure』の冒頭を飾る「TROUBLE」は、ロックとヒップホップのテイストが融合した幕開けにふさわしい一曲。重厚なシンセ・ベースやNovel Coreが各展開で聴かせるさまざまな声色が魅力的だ。プロデューサーは、SKY-HIやBE:FIRSTなどBMSG所属…
Novel Core『No Pressure』のリード曲「独創ファンタジスタ」は、ブラスとひずんだギターが耳に残るパーティー・チューンに仕上がっている。プロデュースを手掛けたのは、Da.I(写真手前)とMaluMelo(同奥)から成る姫路拠点の音楽ユニットKNOTT。彼らはど…
SKY-HI主宰のマネージメント/レーベル“BMSG”に所属するラッパー/シンガー・ソングライターNovel Core。2ndアルバム『No Pressure』の収録曲の歌やラップ、リリックへのこだわりなどをNovel Core本人に語っていただいた。先行シングルを手掛けたプロデュー…
15歳でラップを始め、現在はSKY-HI主宰のマネージメント/レーベル“BMSG”に所属するラッパー/シンガー・ソングライターNovel Core。彼の2ndアルバム『No Pressure』が、去る8月3日にリリースされた。多彩なプロデューサーとともにセッション形式で作り上…
今回登場するのは、メイリンのソロ・プロジェクト=ZOMBIE-CHANG。電子音を多用した、ジャンルにとらわれない音楽性が特徴だ。FUJI ROCK FESTIVALやフランスの音楽フェスLa Magnifique Societyにも出演し、中毒性の高い独自の世界観でオーディエンスを魅了し…
“自分の曲で人を踊らせたらもっと楽しいかな”と思った 世界の各都市で活躍するビート・メイカーのスタジオを訪れ、音楽制作にまつわる話を聞く本コーナー。今回登場するのは、ロサンゼルスを拠点に活動するDJ/ビート・メイカー/音楽プロデューサーのDJ 2HI…
カニエ・ウェストの作品に長く携わり、5度のグラミー賞にも輝いたプロデューサー/エンジニアのマイク・ディーンが、1時間半にわたるオンラインでのインタビューに応じてくれた。カニエ・ウェストとの出会い、ミキシング手法、オリジナルの作品や膨大なシ…
カニエ・ウェストの作品に長く携わり、5度のグラミー賞にも輝いたプロデューサー/エンジニアのマイク・ディーンが、1時間半にわたるオンラインでのインタビューに応じてくれた。カニエ・ウェストとの出会い、ミキシング手法、オリジナルの作品や膨大なシ…
ボカロPとして出発し、yamaやAdoをフィーチャーする作品、SixTONESやDISH//らへの楽曲提供でも知られる“くじら”。8月17日にリリースされた自身歌唱アルバム『生活を愛せるようになるまで』は、いかにして生み出されたのか? 使用機材やソフトと共に、その制…
2019年4月1日にデビューし、作詞、作曲、編曲を自ら手掛けるアーティスト=くじら。GYNOID V4 Flowerを用いたボーカロイド曲、yamaやAdoといった一級のシンガーをフィーチャーする作品、SixTONESやDISH//らへのジャンルを超えた楽曲提供などで知られ、頭角を…
2018年にデビュー・アルバム『Superorganism』をリリースし、たちまち世界中の音楽ファンから注目される存在となったバンド、スーパーオーガニズム。現在は、オロノ(写真左)、ハリー(写真右)、トゥーカン、ビー、ソウルの5人組として活動する彼らが、4年…
ぷにぷに電機は、インターネットのナードな文化と都会の洗練された空気を同時に感じさせる、ミックス・カルチャーなシンガー/音楽プロデューサーだ。これまでセルフ・リリースとレーベルからのリリースを合わせて数多くの作品を世に送り出してきたが、その…
日本人の琴線に触れる歌を軸にしつつ、メタルコアやオルタナ・ロック、ダンス・ミュージックなど多彩な意匠をまとう3人組=MUCC。そのギタリストであるミヤ(写真)は、本誌がお伝えしてきた通り、近年エンジニアとしても手腕を振るっている。そして6月に…
インタビュー前編では、アナログ・テープでのレコーディングをディープな視点で語ってくれたMUCCのミヤだが、ニュー・アルバム『新世界』のミックスはいかにして完遂したのか? 厳選されたアウトボードの写真とともに、その手法を公開してもらう。 Text:Tsu…
Kan Sanoが6枚目となるアルバム『Tokyo State Of Mind』をリリースした。ネオソウルやジャズ、エレクトロニック・ミュージックなどのエッセンスを一流の歌ものポップスへと昇華させる作風は、本作においてさらに進化を遂げている。シンプルなのに思わず体が…
今回登場するのは、Yushi Ibukiのソロ・プロジェクトNaive Super。自身で作曲からアレンジ、ミックスまで手掛け、ニューウェーブやテクノ、インディ・ロック、シティ・ポップを軸とした楽曲を制作する。2020年4月からは、毎月1〜2曲というハイペースで楽…
自分らしいサウンドを確立するには独自の原材料や秘密のスパイスが必要 世界の各都市で活躍するビート・メイカーのスタジオを訪れ、音楽制作にまつわる話を聞く本コーナー。今回登場するのは、フランス出身で現在チュニジアを拠点とするプロデューサーのアズ…
プロデューサー冨田恵一のプロジェクト、冨田ラボが20周年を迎え、最新アルバム『7+』をリリースした。幅広い層のリスナーやクリエイターから支持される冨田の歴史をバックナンバーで振り返ってみてほしい。
楽器の演奏やミックスまでを自ら行う、プロデューサー冨田恵一のソロ・プロジェクト、冨田ラボが、活動20年を記念して7枚目のアルバム『7+』をリリース。『SUPERFINE』(2016年)、『M-P-C "Mentality, Physicality, Computer"』(2018年)とヒップホップへ…
昨年、自身の手で再ミックス〜リマスターされた砂原良徳の名作『LOVEBEAT』。この『LOVEBEAT 2021 Optimized Re-Master』を元に、ソニーの立体音響技術、360 Reality Audioバージョンが配信リリースされた。この新バージョンのミックスを手掛けたのはもちろ…
『SOFTLY』のシンセ・オペレーションやプログラミングを手掛けつつ、メイン・エンジニアとしても手腕を振るった橋本茂昭。山下達郎をはじめ、竹内まりや、SPEED、米米クラブといった一級のアーティストに携わってきた実力者だ。アルバムの音作りについて実技…
会員限定 6月に4thアルバム『物語のように』をリリースした坂本慎太郎(写真左)。前作『できれば愛を』のリリース後、ソロとなってから初めてのライブ活動も行っていたが、パンデミックが発生。世界が一変する中で制作されることとなった今作は、これまでの…
坂本慎太郎(写真左)と中村宗一郎(写真右)へのインタビュー後編。『物語のように』の音作りや録音機材について伺った。これまで数多くの作品でミックス、マスタリングを手掛けてきた中村の話も必見だ。 Text:Satoshi Torii Photo:Hiroki Obara インタビ…
半世紀に迫るキャリアを持ち、数多くのリスナーに愛されつつミュージシャンからのリスペクトも集めるシンガー・ソングライター、山下達郎。彼が録音作品の制作に並々ならぬ情熱を傾けているのは、本誌が1980年代よりお伝えしてきたことからも明らかだ。6月…
山下達郎の最新アルバム『SOFTLY』に関する本人インタビュー後編は、グルーブに対する独自の美学へフォーカス。MIDIをグリッドからズラす……といったノリの作り方は、達郎からすると“適当なこと”。その真意やいかに? ミュージシャン必見の金言の数々、とくと…
井上幹(b、写真左端)、長塚健斗(vo、同左から2人目)、荒田洸(ds、同右から2人目)、江﨑文武(k、同右端)の4人で結成された“エクスペリメンタル・ソウル・バンド”のWONK。ソウル、ヒップホップ、ジャズなど、多彩な音楽ジャンルを独自のスタイルへ…
今年5月にNHK総合で初回放送され、現在BS4Kで放送中のドラマ『17才の帝国』。数々のアニメを手掛ける吉田玲子による脚本で、政治AI“ソロン”を導入した実験都市“ウーア”を17歳の高校生、真木亜蘭(神尾楓珠)が統治していく様子を描くSF作品だ。劇中音楽は、…
NHKドラマ『17才の帝国』の劇伴を共同で手掛けた作曲家の坂東祐大(写真左上)、Tomggg(同右上)、前久保諒(同左下)、網守将平(同右下)が集結して制作の裏側を語る座談会。後編では、SF作品の質感を作る上でのトレンド分析や、Ensemble FOVEや岡田拓郎…
サンレコ創刊期から40年超、山下達郎のインタビュー登場を、バックナンバーから探ってみました。
今回登場するのは、DJとして世界規模の大型フェスから国内外のクラブ/ライブ・ハウスまで広く飛び回り、クリエイター/リミキサーとしてもダンス・ミュージックを中心に手腕を振るうKSUKE。2019年からはマキシマム ザ ホルモンの公式フランチャイズ・バンド…
自分が関心のあることを追求すればいずれ道は開けていくんだよ 世界の各都市で活躍するビート・メイカーのスタジオを訪れ、音楽制作にまつわる話を聞く本コーナー。今回登場するのは、ロサンゼルスで活動する気鋭ジャズ・ベーシスト/プロデューサーのサム・…
Netflixで公開中のSFアニメ『攻殻機動隊 SAC_2045』シーズン2。『攻殻機動隊 S.A.C.』シリーズの監督を手掛けてきた神山健治(写真左)、『攻殻機動隊』の生みの親である士郎政宗原作のアニメ『APPLESEED』シリーズの監督としても知られる荒牧伸志(写真右…
『攻殻機動隊 SAC_2045』シーズン2のサウンドトラック座談会。後編は、フィルム・スコアリングなる作曲の方法について、戸田信子×陣内一真の作曲家チームがテクニカルな話題を披露。神山健治と荒牧伸志の両監督とともに臨んだファイナル・ダビングの工程ま…
NHK Eテレ『沼にハマってきいてみた』(『沼ハマ』)でピックアップされた弱冠15歳の高校生ボカロP“晴いちばん”。長崎県在住の彼は、中学時代からボカロPとしての活動を開始。番組内ではオリジナルのテーマソング「沼にときめく!」を制作した。既にソニー・…
Netflixで公開中のサイバーパンクSFアニメ『攻殻機動隊 SAC_2045』シーズン2。そのオープニング・テーマ「Secret Ceremony」とエンディング・テーマ「No Time to Cast Anchor」を制作したmillennium paradeは、プロデューサー/作編曲家/マルチ奏者の常田…
ニュー・アルバム『REFLECTION』をリリースしたtofubeats。「REFLECTION feat.中村佳穂」をはじめ、縁のあるアーティストが多数参加する4年ぶりのアルバムは、ボサノバやジャングルなどのエッセンスも取り入れた聴きどころ満載の一枚だ。インタビュー後編で…
ニュー・アルバム『REFLECTION』をリリースしたtofubeats。縁のあるアーティストが多数参加する4年ぶりのアルバムは、ボサノバやジャングルなどのエッセンスも取り入れた聴きどころ満載の一枚だ。インタビュー前編では、収録曲の制作テクニックを中心に紹介…
自分のアイデンティティを見つけ出せれば君が望むシーンで有名になれる 世界の各都市で活躍するビート・メイカーのスタジオを訪れ、音楽制作にまつわる話を聞く本コーナー。今回登場するのは、ニューヨークはブルックリンを拠点に活動するプロデューサー/ビ…
サウンド・クリエイター/シンガー・ソングライターの神山羊。2018年に初めて投稿した楽曲「YELLOW」はTikTokなどのSNSで話題となり、現在YouTubeの再生回数は1億回を突破している。DAOKOをはじめとするアーティストへの楽曲提供も行っており、同時に“有機…
サウンド・クリエイター/シンガー・ソングライターの神山羊。2018年に初めて投稿した楽曲「YELLOW」はTikTokなどのSNSで話題となり、現在YouTubeの再生回数は1億回を突破している。DAOKOをはじめとするアーティストへの楽曲提供も行っており、同時に“有機…
蜷川実花監督の映画『ホリック xxxHOLiC』のサウンドトラックを再構成した渋谷慶一郎のアルバム『ATAK025 xxxHOLiC』。インタビュー後編では、evalaが制作した“アヤカシ”のサウンドとのコラボや藤原栄善の声明について、米英の女性エンジニア陣とのコラボレ…
渋谷慶一郎の新作『ATAK025 xxxHOLiC』は、蜷川実花監督の映画『ホリック xxxHOLiC』のサウンドトラックを再構成したアルバム。『THE END』以来、10年ぶりとなる電子音楽作品となった。映画『ミッドナイトスワン』のサントラをピアノのみで描き、新国立劇場…
今回登場するのは、YouTubeのチャンネル登録者数274万人を誇るDJ集団の“レペゼン地球”改め、Repezen Foxxの楽曲を手掛けるビート・メイカー/DJのKOERU。EDMに和楽器を取り入れたスタイルが特徴的で、近年は苺りなはむ(ex.CY8ER)がプロデューサーを務める…
“世界中の毎日をおどらせる”をテーマに、聴く人の心も体も踊らせるLucky Kilimanjaro。熊木幸丸(vo/写真左上段)が生み出す多様なダンス・ミュージックを、山浦聖司(b/同右上段)、ラミ(perc/同左中段)、大瀧真央(syn/同右中段)、柴田昌樹(ds/同…
“世界中の毎日をおどらせる”をテーマに、聴く人の心も体も踊らせるLucky Kilimanjaro。熊木幸丸(vo/写真左上段)が生み出す多様なダンス・ミュージックを、山浦聖司(b/同右上段)、ラミ(perc/同左中段)、大瀧真央(syn/同右中段)、柴田昌樹(ds/同…
Lucky Kilimanjaroの“踊れるサウンド”に欠かせない要素の一つが、EP『HUG』(2018年)以降、Lucky Kilimanjaroの全ミックスを手掛けてきたエンジニア土岐彩香氏によるミックスだ。ここでは土岐氏へのE-Mailインタビューを通し、『TOUGH PLAY』のグルーブの秘…
大阪を拠点に活動するラッパーのWILYWNKA(写真右)、シンガー/レゲエ・ディージェイのVIGORMAN(同左)、プロデューサー/トラック・メイカーのGeG(同中央)からなるジャンルレス・ユニット、変態紳士クラブ。昨年5月にはヒット曲「YOKAZE」を収録した1…
2018年にリリースされた2ndアルバム『AINOU』で、耳が早い音楽ファンばかりか、瞬く間に多くのリスナーの支持を得た中村佳穂。聴き心地が良くも“引っ掛かり”のある声音とソウル・ミュージックさえ連想させる情感、そして実験的な香りも漂うサウンド・プロダ…
中村佳穂のサウンド制作の要として、『AINOU』などの諸作で手腕を振るってきた荒木正比呂(syn、prog/左写真)。そして『NIA』の共同プロデュースで重要な役割を果たした西田修大(g、b、prog/右写真)。この2人にアルバムの作編曲や音作りを振り返っても…