STUTS『Orbit』インタビュー〜自分へ投資した機材とは?新スタジオで制作を語る

STUTS

STUTSが4年ぶりのフル・アルバム『orbit』を10月12日にリリースした。全18曲で構成される本作には、近年共にライブを重ねてきたSTUTS Bandのメンバーや、tofubeats、BIMなど多方面で活躍する総勢18名のアーティストがゲストとして名を連ねる。そしてSTUTS自身がAKAI PROFESSIONAL MPCのみならず、シンセやギター、ベースを演奏し、全曲のミックスまで手掛けるなど、手腕をふるった作品となっている。拠点を移動して新たに生まれ変わったホーム・スタジオのAtik Studioで、その制作手法をじっくり聞いていこう。

ATC SCM25A Proは自分への投資

前回のサンレコ取材時とはスタジオが変わりましたね。引っ越したきっかけなどはありましたか?

STUTS 一番のきっかけは“スピーカーをもっと良いものにしたい”と思ったときにエンジニアのD.O.I.さんからATC SCM25A Proをお薦めしてもらったことでした。ガッツリ鳴らすにはちゃんとした環境が必要だと思って。ATCに変えるのは思い切りが要りましたが、自分への投資だと思って導入しました。すごく良いスピーカーですね、本当に。ルーム・チューニングはエンジニアの佐藤宏明(molmol)さんに見ていただいています。まだ途中段階なので完成が楽しみです。

 

この新スタジオでも制作が行われた『Orbit』ですが、全18曲の制作からミックスまですべて手掛けたのですね。

STUTS このアルバムは“自分は自分でしかいられない”というのがふわっとしたテーマとしてあって、ミックスの音像も込みでそうしたかったんです。ミックスもその人の個性が如実に出るものだと思うので、今回は全部自分で完結させようと思ってやりました。

 

生楽器と打ち込みの融合もポイントだと感じました。

STUTS この2~3年、バンドでいろいろなライブをやらせてもらった感じをアルバムに反映させたかったのと、自分でも楽器を少しずつ弾くようになった影響もありますね。

 

AKAI PROFESSIONAL MPCをはじめ、シンセ、キーボード、ギター、ベースも演奏されていますね。

STUTS ギターやベースは2~3年、鍵盤は4年くらい前から少しずつ練習しています。生楽器の音が好きで、人のフィーリングが伝わるような温かみのある音を自分で表現できたらよいな、というモチベーションです。

 

ソフト音源でなく生演奏することで表現も変わりました?

STUTS 変わったと思います。同じ楽器も弾く人によって全然違う音になるので面白いです。特にベースは、シンセ・ベースや打ち込みでしっくり来なかったフレーズが生で弾くと良い感じになったりして結構発見がありました。今回ループ素材のサンプリングから作ったのは「One(feat. tofubeats)」「タイミングでしょ(feat. Awich)」「Come To Me」で、あとはほぼピアノやギターで作りはじめています。「Orbit - STUTS Band Session, Jan 14, 2021」「Lights(feat. Blu)」はミュージシャンとのセッションを元に、約30分のセッションから良いフレーズを抜き出してループさせたりして作りました。

地下室に作られたSTUTSのプライベート・スタジオは、コントロール・ルームとボーカル・ブースの2部屋で構成されている。

地下室に作られたSTUTSのプライベート・スタジオは、コントロール・ルームとボーカル・ブースの2部屋で構成されている。

DAWソフトはAVID Pro Toolsのほか、APPLE Logic Proも使用。デスク中央にはライブや制作で駆使するAKAI PROFESSIONAL MPC LiveⅡが設置されている。その左に見て取れるのはELGATO Stream Deckで、Pro Toolsでのステム書き出しにエンジニア米津裕二郎氏制作のSoundflowのスクリプトを活用しているという。デスク下にはMIDIキーボードのNATIVE INSTRUMENTS Komplete Kontrol S49を収納。制作/ミックスにはモニター・スピーカーATC SCM25A Proのほか、ヘッドフォンFOCAL Listen Proを活用している

DAWソフトはAVID Pro Toolsのほか、APPLE Logic Proも使用。デスク中央にはライブや制作で駆使するAKAI PROFESSIONAL MPC LiveⅡが設置されている。その左に見て取れるのはELGATO Stream Deckで、Pro Toolsでのステム書き出しにエンジニア米津裕二郎氏制作のSoundflowのスクリプトを活用しているという。デスク下にはMIDIキーボードのNATIVE INSTRUMENTS Komplete Kontrol S49を収納。制作/ミックスにはモニター・スピーカーATC SCM25A Proのほか、ヘッドフォンFOCAL Listen Proを活用している

スタジオを移転するきっかけでもあり、“自分への投資”として導入したモニター・スピーカーATC SCM25A Pro

スタジオを移転するきっかけでもあり、“自分への投資”として導入したモニター・スピーカーATC SCM25A Pro

サブウーファーATC C1 Sub MK2も併せて導入された

サブウーファーATC C1 Sub MK2も併せて導入された

STUTSはエレキベースFENDER Jazz BassやエレキギターStratocaster、IBANEZ LGB30を自ら演奏。ギター・アンプはFENDER ’68 Custom Deluxe Reverbを使用している

STUTSはエレキベースFENDER Jazz BassやエレキギターStratocaster、IBANEZ LGB30を自ら演奏。ギター・アンプはFENDER ’68 Custom Deluxe Reverbを使用している

生ドラムのビート感に委ねたのは新しい試み

ライブ同様に“STUTS Band”が活躍していますね。

STUTS ギターが仰木亮彦さん、キーボードはTAIHEI君と高橋佑成君、サックスは武嶋聡さん、ウッド・ベースが岩見継吾さん、ドラムは吉良創太君です。基本的に自分の音楽は自分のビート感で行きたいところがあるので、吉良君にはパーカッション的に参加してもらっているのですが、「Orbit - STUTS Band Session」では前半を完全に吉良君のビート感に委ねたので、生ドラムをフィーチャーできたと思います。これは自分としては新鮮な試みでした。自分は割とどっしりめのグルーブなのですが、吉良君は完全にジャズ畑の方なのでグルーブ感や手数が違って、自分には思いつかないフレーズやリズム・パターンを演奏できるんです。だからツイン・ドラム的にそのビートが合わさったら面白いかもと思って。

 

MPCと生ドラムのすみ分けはどう考えていますか?

STUTS 自分のバンドでは、僕がMPCで基本の3点を演奏してグルーブの根幹を作り、生ドラムはその上で遊んでもらうようなバランス感です。同じようなバンドがあまりないので、何がベストかはいろいろ模索しながらやっています。MPCは作り込んだ音がパッドをたたくだけで鳴るのが大きいですね。手打ちのグルーブも出るし、強弱を付けることも、逆にどんな強さで押しても同じ音量で鳴る設定もできるので、同じドラムの音も全然別物になります。音源でも生ドラムっぽく聴こえる音を自分がMPCで演奏していたりするので、そういうのもクレジットを見ながら聴いてもらえたら面白いかなと思います。

 

バンド・セッションはどこで行ったのですか?

STUTS 町田のDUTCH MAMA STUDIOです。今回DUTCH MAMAで録った素材は4割くらいで、生楽器の約6割は自分のスタジオで録音しました。「Orbit - STUTS Band Session」はDUTCH MAMAでのセッション素材の上に自分で鍵盤などを足しています。新しく入れたコードに合わせるためのウッド・ベースもここで追加録音していて、DUTCH MAMAでの録音と違和感がないようにミックスで工夫しました。

 

例えばウッド・ベースの処理はどのように?

STUTS DUTCH MAMAで録った方はSONNOX Oxford Dynamic EQで低域を整えて、FABFILTER Pro-MBでキック・トリガーのサイド・チェイン・コンプをかけたくらいですが、ここで録った方はUNIVERSAL AUDIO UADプラグインの Teletronix LA-2A Classic Leveling Amplifierや1176 LN Classic Limiting Amplifierでコンプをかけて、FABFILTER Pro-Q3でEQも少し調整しました。

 

鍵盤ではどのような音色を追加したのですか?

STUTS SPECTRASONICS KeyscapeのRHODES音色などをKORG Grandstageで弾きました。生楽器と打ち込みを混ぜた感じにするために、テンポを検出してグリッドに合わせて細かくグルーブを調整しています。全体をグルーピングして整えてから楽器ごとにタイミングやフェーダーを調整していくのですが、この曲のグリッド合わせは一番大変でした。

オーディオ・インターフェースはPRISM SOUND Titan(最上段)を使用。写真下段のサミング・ミキサーRUPERT NEVE DESIGNS 5059 Satelliteは、下半分のチャンネルをシンセの集約に活用する

オーディオ・インターフェースはPRISM SOUND Titan(最上段)を使用。写真下段のサミング・ミキサーRUPERT NEVE DESIGNS 5059 Satelliteは、下半分のチャンネルをシンセの集約に活用する

シンセ類。アナログ・シンセMOOG Sub 37やSEQUENTIAL Prophet-6 Moduleのほか、TAIHEIに薦められて導入したKORG Grandstageを活用

シンセ類。アナログ・シンセMOOG Sub 37やSEQUENTIAL Prophet-6 Moduleのほか、TAIHEIに薦められて導入したKORG Grandstageを活用

2年前の本誌取材時より一層モジュラー・シンセが充実。MAKE NOISEのサンプリング・モジュールMorphageneやコントローラー・モジュールのPress ure Points、シーケンサーのINTELLIJEL Metropolixなどが加わった

2年前の本誌取材時より一層モジュラー・シンセが充実。MAKE NOISEのサンプリング・モジュールMorphageneやコントローラー・モジュールのPress ure Points、シーケンサーのINTELLIJEL Metropolixなどが加わった

MOOG Sub 37用にSTRYMON BlueSky(リバーブ)、モジュラー・シンセ用にBigsky(リバーブ)とEVENTIDE TimeFactor(ディレイ)を用意。VUメーターHAYAKUMO Forenoはミックスで活用

MOOG Sub 37用にSTRYMON BlueSky(リバーブ)、モジュラー・シンセ用にBigsky(リバーブ)とEVENTIDE TimeFactor(ディレイ)を用意。VUメーターHAYAKUMO Forenoはミックスで活用

サンプリングの感覚でセッション素材を編集

総勢18名の客演アーティストの方々の顔ぶれも豪華ですね。オファーはどのように行ったのでしょうか?

STUTS できたトラックを聴いて“こういう声が合うかも”とか、曲のテーマに合わせて“この方にお願いしたら良い感じになりそう”という方を考えてお願いしました。僕が個人的にファンの方ばかりで、こんなにうれしいことはないです。

 

「Voyage(feat. JJJ, BIM)」は同世代のJJJさん、BIMさんが参加したメロウなビートの一曲ですね。

STUTS この曲も楽しかったです。ちょうどAPPLE Logic Proを勉強していた時期で、MPCではなくLogic Proでビートを組み、アレンジやミックスはほかの曲と同様にAVID Pro Toolsで行いました。DAWは基本的にPro Toolsを使っていて、ライブの同期出しはABLETON Liveを使います。

 

「Lights」にLAのラッパーのBluさんを呼んだ経緯は?

STUTS できたトラックを聴いていたら海外の方にお願いしたくなって、Bluさんのラップが乗ったらめちゃくちゃ良いと思ってお願いしました。この曲もMPCで打ったビートに鍵盤とベースのセッションを乗せていて、鍵盤の音は、佑成君がGrandstageの内蔵音源をエレピやオルガンなどいろいろ切り替えながら弾いてくれたので、その一部をループさせたりして張り付ける感じでした。セッションの素材を編集して使うのは、サンプリングの感覚が生かされているのかもしれないです。あと、バンドとのライブや制作現場を経たことで“どの楽器を鳴らしたらどの音になるか”が少しずつ分かるようになってきたので、以前より“トラックのここでこういう楽器を弾いてもらいたい”というピンポイントのお願いができています。

ターンテーブルのTECHNICS SL-1200MK3×2台とDJミキサーのRANE TTM 56をスクラッチ音の収録に使用。右のALLEN&HEATH Zed-10はボーカル・ブースとの中継用ミキサーだ

ターンテーブルのTECHNICS SL-1200MK3×2台とDJミキサーのRANE TTM 56をスクラッチ音の収録に使用。右のALLEN&HEATH Zed-10はボーカル・ブースとの中継用ミキサーだ

キックの抜けと迫力を共存させるのに苦労

マイク・リレーが繰り広げられる「Expressions(feat. Daichi Yamamoto, Campanella, Ryugo Ishida,北里彰久, SANTAWORLDVIEW, NENE, 仙人掌, 鎮座DOPENESS)」のレコーディングはどのように行いましたか?

STUTS Daichi Yamamoto君とCampanellaさんはそれぞれの環境で録ってもらって、その後の6人はこのスタジオで録りました。隣の部屋がボーカル・ブースになっているのですが、コントロール・ルームの方が音が良い場合もあって、どちらも使っています。マイクはほとんどNEUMANN U 87 AIを使いました。このスタジオで録るときはマイクプリのAURORA AUDIO GTQ2とEMPIRICAL LABS Distressor EL-8を通すので、それぞれの環境で録ってもらったボーカルもそれらでリアンプしてから処理を重ねています。

コントロール・ルームに隣接するボーカル・ブース。マイクはNEUMANN U 87 AI、ヘッドフォンはSONY MDR-CD900ST、リフレクション・フィルターはASTON MICROPHONES Haloを採用している

コントロール・ルームに隣接するボーカル・ブース。マイクはNEUMANN U 87 AI、ヘッドフォンはSONY MDR-CD900ST、リフレクション・フィルターはASTON MICROPHONES Haloを採用している

ラック内のマイクプリAURORA AUDIO GTQ2(最上段)やEMPIRICAL LABS Distressor EL-8(最下段)はボーカル処理で活躍

ラック内のマイクプリAURORA AUDIO GTQ2(最上段)やEMPIRICAL LABS Distressor EL-8(最下段)はボーカル処理で活躍

ボーカル処理で活用したプラグインはありますか?

STUTS 先ほどもお話ししたOxford Dynamic EQはよく使いました。アタックやリリースが設定できたり、サイド・チェインやM/S処理もできるので使い勝手がすごく良くて。あとは温かみのある感じで前に出るのでUADの1176 LN Classic Limiting Amplifierも使っています。それと、上ネタをまとめたバスにFABFILTER Pro-MBを挿して、中低域にボーカルをトリガーにしたサイド・チェインを設定しました。

 

空間系の音作りには何を使用しましたか?

STUTS 部屋鳴り感を足すときはAUDIO EASE Altiverbを挿しました。あとUADのLexicon 480L Digital Reverb and Effectsや、短めのリバーブにはEMT 250 Classic Electronic Reverbを使ったり。ディレイはVALHALLA DSP ValhallaDelayやSOUNDTOYS Echoboy、WAVES H-Delayを使いました。

 

ボーカル処理以外ではどのようなプラグインを?

STUTS パンニング・プラグインのGOODHERTZ Panpot GHZ-0009 V3をよく使いました。パンの振り方が少し位相を狂わせる感じで面白くて、後半のレゲエ・パートでエレピのディレイにオートメーションを書いて、ダブっぽい処理をしています。あとはビート全体のまとまりとグルーブ感を出すためにドラム・バスにUAD API 2500を-1dBくらいのリダクションで薄くかけて、マスターではIZOTOPE Ozoneを挿しています。この曲は最終的に2パターン作って、マスタリング・エンジニアのクリス・アセンズさんに決めてもらいました。

 

その2パターンはどのような違いだったのですか?

STUTS 抜け感とドライブ感が欲しくて、マスターにUADのテープ・シミュレーターAmpex ATR-102 Mastering Tape Recorderをかけたのですが、テープの形式が456かGP9かで全然音の質感が違って。結果的に456になりました。

 

ミックスで苦労したポイントなどはありましたか?

STUTS ダンス・トラックではキックが命なので、キックの抜けと迫力を共存させるのに苦労しました。キックとスネアは基本的にGTQ2でリアンプすることが多いですが、この曲だと重すぎたので通さずに、LEAPWING AUDIO RootOneやUAD Neve 1084 Preamp & EQで低域を補強しました。IZOTOPE NeutronのTransient Shaperでアタックを出したり、Oxford Dynamic EQやPro-Q3、UAD Empirical Labs EL8 Distressorなどを使ってキックを作りました。サイド・チェインでキックをトリガーにしてベースが引っ込むようにもしています。

楽しんで作ったボーナス・トラック的なラップ

「One」や「Driftin’」で聴くことのできるSTUTSさんのラップは、声やグルーブ感が心地良いですね。

STUTS ありがとうございます!

 

「Orbit Outro」というアウトロの後に「Driftin’」を収録したのはなぜでしょうか?

STUTS 自分のラップで締めようという意識は全くなくて、入れるかも悩んだんですけど、アルバムのテーマ的にもアウトロの後にこの曲を入れるのは良いかもなと思って収録しました。ギターとかで遊んでいたらできたビートで、その上に鼻歌を乗せてAPPLE iPhoneのボイス・メモで録音して、それに合わせてKMCさんに歌詞を書いてもらって。そこからイメージを膨らませて、自分でも半分歌詞を書きました。楽しんで作った曲で、個人的にはボーナス・トラック的な感じです。

 

最後に、『Orbit』の仕上がりについてお聞かせください。

STUTS 1stアルバムのころは基本的にサンプリングでしか作れなかったので、結構制作方法が変わりましたね。この3~4年で経験したことが詰まったアルバムかなと思います。

「Expressions」のセッション・データ&プラグインを紹介

 8名のマイク・リレーが展開される「Expressions(feat. Daichi Yamamoto, Campanella, Ryugo Ishida,北里彰久, SANTAWORLDVIEW, NENE, 仙人掌, 鎮座DOPENESS)」のAVID Pro Toolsセッション・データと、キーとなるプラグインを紹介しよう。

AVID Pro Toolsセッション・データ

AVID Pro Toolsセッション・データ

Point 1:使い勝手の良いダイナミックEQ

SONNOX Oxford Dynamic EQは『Orbit』で多用されたプラグインの一つ。「Expressions」ではボーカルやキックなどで使用。STUTSは、画面下のノブでアタックやリリースを調整できるほか、サイド・チェインやM/S処理などの機能も備える点を高く評価

SONNOX Oxford Dynamic EQは『Orbit』で多用されたプラグインの一つ。「Expressions」ではボーカルやキックなどで使用。STUTSは、画面下のノブでアタックやリリースを調整できるほか、サイド・チェインやM/S処理などの機能も備える点を高く評価

Point 2:エレピのパンニングでダブ効果

パンニング・プラグインGOODHERTZ Panpot GHZ-0009 V3をエレピに挿し、ディレイ部分にオートメーションを書いて使用。レゲエ風の鎮座DOPENESSパートで4:49以降から聴くことができ

パンニング・プラグインGOODHERTZ Panpot GHZ-0009 V3をエレピに挿し、ディレイ部分にオートメーションを書いて使用。レゲエ風の鎮座DOPENESSパートで4:49以降から聴くことができ

Point 3:テープの形式で質感が変化

マスター・トラックに挿したテープ・シミュレーターのUNIVERSAL AUDIO Ampex ATR-102 Mastering Tape Recorder。画面右下で選択できるテープ形式のうち、STUTSは456とGP9の2パターンを作成し、最終的に456が採用された

マスター・トラックに挿したテープ・シミュレーターのUNIVERSAL AUDIO Ampex ATR-102 Mastering Tape Recorder。画面右下で選択できるテープ形式のうち、STUTSは456とGP9の2パターンを作成し、最終的に456が採用された

Release

『Orbit』
STUTS
スペースシャワー: PECF-9044(初回限定盤) PECF-5005(通常盤)

Musician:STUTS(MPC、syn、prog、vo、g、b、all)、tofubeats(vo)、Awich(vo)、C.O.S.A.(vo)、Yo-Sea(vo)、Daichi Yamamoto(vo)、Campanella(vo)、Ryugo Ishida(vo)、北里彰久(vo)、SANTAWORLDVIEW(vo)、NENE(vo)、仙人掌(vo)、鎮座DOPENESS(vo)、JJJ(vo)、BIM(vo)、Maya Hatch(cho)、TAIHEI(k)、岩見継吾(contrabass)、仰木亮彦(g)、武嶋聡(sax、fl)、佐瀬悠輔(tp)、高橋佑成(k)、吉良創太(ds)、須原杏(vln)、林田順平(vc)、Kzyboost(talkbox)
Producer:STUTS
Engineer:STUTS
Studio:Atik、Dutch Mama、Freedom Studio Infinity、他

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