シンセ/音源モジュール
名門OBERHEIMから登場した5ボイス・ポリフォニック・シンセTEO-5をレビュー。スペック、エンベロープ、フィルター、そしてエフェクトまで詳しく紹介します。
イギリスのシンセブランドPWMのシンセサイザーが日本に上陸。EDP Gnat、WASP、OSC OSCarなど伝説的なシンセを手掛けた故クリス・ハゲット氏との共同開発によるデュオフォニック・ハイブリッドシンセMantisと、セミモジュラー式のモノフォニック・アナログシ…
Moogの新作Labyrinthは、デュアルジェネレーティブシーケンサー搭載のセミモジュラー型アナログシンセサイザー(オープンプライス:市場予想価格98,800円前後)。偶発的なサウンドと多機能パッチベイの連携が楽しめる。
1978年に発売された鍵盤付きの小型シンセKobolは、生産数こそ限られていましたが“フランスのMinimoog”とも呼ばれ、ジャン・ミッシェル・ジャール、ハンス・ジマー、ヴァンゲリス、デペッシュ・モード、ニッツァー・エブといった偉大なミュージシャンに愛用さ…
Typhonは、2オシレーター+アナログ回路のフィルターを搭載するモノフォニック・アナログ・シンセサイザー。綿密にデザインされた8つのノブを中心としたインターフェースでシンセ・コア部分をコントロールでき、コンパクトなボディの内部にはノート・シーケ…
BEHRINGERから、往年のSEQUENTIAL Prophet-600をベースに、現代のミュージック・プロダクションにマッチするようリアレンジしたという8ボイスのアナログ・ポリシンセ、Pro-800が発売されました。
U・D・O(ユー・ディー・オー)は、普段からシンセの情報をチェックしている方なら聞いたことがあるかもしれません。英国のブリストルに拠点を置く新進気鋭のメーカーです。同社の主力機であるSuper 6がついに日本へ上陸しましたのでその全貌をレポートさせ…
注目の製品をピックアップし、Rock oNのショップ・スタッフとその製品を扱うメーカーや輸入代理店に話を聞くRock oN Monthly Recommend。今回はTEENAGE ENGINEERINGのポータブル・シンセサイザーOP-1に100以上の新機能を搭載したというOP-1 fieldを紹介する…
ELEKTRONは、シンセ・ドラム・マシンSyntakt(149,900円)を発売した。 使用できるトラックは、デジタル・トラック (8tr)、アナログ・ドラム・トラック(3tr)、アナログ・シンバル・トラック(1tr)の合計12トラック。これらの多くはパーカッシブなシンセ・…
CRITTER & GUITARIのポータブル電子楽器、Organelle M(84,700円)から、スピーカーを省き、電池駆動に非対応としたことでコンパクト化を実現したOrganelle S(76,890円)が発売となった。 上位機種のOrganelle M(スピーカー搭載&電池駆動対応) Organelle…
1973年生まれの伝説的セミモジュラー・シンセの名機、BUCHLA Music Easel。この楽器を専門に演奏する有名な奏者もおられるほど、このシンセサイザーの奏でる電子音楽は今も輝きを失うことなく人々を魅了し続けています。ここにご紹介するMusic Easel Command…
チェコ共和国のクリエイティブ楽器ブランドBASTL INSTRUMENTSが、新たなセミモジュラー・シンセとなるSoftpop SP2(76,890円)をリリースした。 Softpop SP2は、減算合成方式を用いたセミモジュラー・シンセ。USBバス・パワーで動作し、デジタル制御によるフ…
左上から時計回りでPOM-170、POM-400、POM-16 OP-1やPocket Operatorシリーズといったコンパクトな電子楽器で知られるスウェーデンのメーカーTEENAGE ENGINEERINGから、モジュラー・シンセのPocket Operator Modularシリーズが登場。アナログ・モノフォニッ…
こんにちは、HATAKENです。モジュラー・シンセの魅力を掘り下げてきたPatch The World For Peaceは、今月で終了となります。2年間ご愛読、応援してくださりありがとうございました! アーカイブはWebサイト『サンレコ』に残りますので、今後もお役立てくださ…
HATAKENです。これまで“私がどうしてそのモジュールを選ぶのか”という理由を通して、モジュラー・シンセの魅力と数々のモジュールを紹介してきたこのコーナー。あと2回で連載終了となります。読んでくださった方々、ありがとうございました! 最後は今まで紹…
1980年に発売されたPPG Waveを起源に持つWALDORF Microwave、Microwave Ⅱ/XTが、さらなる進化を経て現代に復活。今また注目を集めているウェーブテーブル・シンセサイザー・シーンに、新たな名機となるMが誕生しました。 レビュー&テキスト:AZUMA HITOMI M…
カナダのエンジニア集団EMPRESS EFFECTSが、2019年にリリースしたペダル型モジュラー・システムZoiaをユーロラック・モジュール化。このたびZoia Euroburo(以下、Zoia)として登場です。 レビュー&テキスト:Yuichiro Kotani 3段階のボルテージ・レンジを…
皆さんこんにちは、HATAKENです。先月よりMUTABLE INSTRUMENTS Marblesを紹介しております。Marblesは、ポストシーケンサーとしても期待できるランダム・ジェネレーターです。ランダムな信号をサンプリングして、ボタン1つでループさせて、リアルタイムにス…
MOOGが、Motherシリーズのセミモジュラー・シンセサイザー3機種をパッケージしたオールインワン・アナログ・シンセサイザー・キットのMoog Sound Studio: Mother-32 & DFAM & Subharmonicon(319,000 円/税込)を10月31日に発売する。 Mother-32 は、同社…
皆さんこんにちは、HATAKENです。今月からMUTABLE INSTRUMENTSのランダム・サンプラーMarblesを紹介します。前編では機能の概要を、後編では具体的な使用例を通して、ユニークな機能を備えているMarblesのポテンシャルを見ていきましょう。 Text:HATAKEN Ph…
皆さんこんにちは、HATAKENです。先月からご紹介している1010MUSIC Bitbox MK2の後編です。今回は5つのサンプル再生モードを通して、具体的な能力の高さ、パッチングや使用例を紹介していきます。 Text:HATAKEN Photo:Yusuke Kitamura ●1010MUSIC Bitbox M…
皆さんこんにちは、HATAKENです。1010MUSIC Bitbox MK2は、デュアルコア・プロセッサーを備えたパワフルなサンプラーです。僕はかつて初代Bitboxを4台も使っていたので心から実感していることなのですが、Bitbox MK2は初代Bitboxよりも、より快適で信頼ので…
最近は高級なビンテージ・シンセやモジュラー・シンセと、低価格のガジェット系シンセの両極端な製品が気になっている。そんな中、IK MULTIMEDIAから発売されたアナログの3パラフォニック・シンセサイザー、Uno Synth Proは、豊富なパラメーターをコンパクト…
皆さんこんにちは、HATAKENです。先月はMUTABLE INSTRUMENTSのテクスチャー・シンセサイザーBeadsに搭載された、ライブ・グラニュラー処理、アッテニュランダマイザー機能、音の質感などについて話しました。今月はBeadsの具体的な魅力や使用例を紹介します…
6月26日、ピーター・ジノヴィエフ氏の訃報が届いた。エポック・メイキングなシンセを作り出し、電子楽器業界の発展に寄与した偉大なる氏のご冥福をお祈りし、2015年に来日した際のインタビューをここに再掲載する。 JAPAN FESTIVAL OF MODULAR 2015のゲスト…
皆さんこんにちは、HATAKENです。今月から1つのモジュールを2カ月にわたりじっくりと紹介します! 今回はMUTABLE INSTRUMENTS Beadsです。 Text:HATAKEN Photo:Yusuke Kitamura リアルタイムのグラニュラー処理が可能 グラニュラー・シンセはオーディオ…
Moog Sound Studio: Subharmonicon & DFAM MOOGが、2種類のオールインワン・アナログ・シンセサイザー・キットMoog Sound Studioを発表した。発売時期は6月下旬予定。セットには、セミモジュラー・アナログ・シンセサイザー2台のほか、ステレオ・サミング…
注目の製品をピックアップし、Rock oNのショップ・スタッフとその製品を扱うメーカーや輸入代理店に話を聞く本連載。今回はKORG NautilusとOpsixを紹介する。Nautilusは同社が誇る高品位なサウンド・エンジンを多数搭載したミュージック・ワークステーション…
皆さんこんにちは、HATAKENです! 今回ご紹介するのはピッチ・クオンタイザーというモジュールで定番のINTELLIJEL Scalesです。クオンタイズは“量子化する”という意味の言葉で、MIDIシーケンサーなどのリズムのクオンタイズから想像いただけると思います。ピ…
こんにちは、HATAKENです。これから紹介するBEFACO VCMCはMIDIコントローラーで、CV to MIDIインターフェース。モジュラーから直でリズム・マシンやMIDIシンセを操作できます。あらゆるMIDIプラットフォームとの互換性を持ち、USBクラス・コンプライアント対…
こんにちはHATAKENです。今回紹介するのはモジュールを“演奏する”ためによりフィジカルに制御できるという意味で、ほかに類を見ないほど優れているコントローラー=MAKE NOISE Pressure Pointsを紹介します。 Text:HATAKEN Photo:Yusuke Kitamura 今月のモ…
皆さん、こんにちはHATAKENです。本連載で毎月1つずつモジュールを紹介してきて半年以上がたちました。モジュラー・シンセの魅力を紹介しつつ、“なぜ今モジュラー・シンセを使うのか”をお話ししてきましたが、“実際にモジュラー・シンセを購入してみたよ”な…
ARTURIAから、6ボイスのアナログ・シンセ、PolyBrute(350,000円+税)が登場。専用木製スタンドWooden Legs(25,000円+税)も用意される。 Wooden Legsを取り付けた状態 2つのBruteウェーブ・シェイピング・オシレーター(波形はSaw、Triangle+Metalize…
皆さんこんにちは、HATAKENです! 今月は、ユーロラック・モジュールの老舗メーカー4MSのQuad Clock Distributor(以下QCD)を紹介します。QCDは4つの独立したクロック・ディストリビューターとしても、同期した4種類のクロック出力としても使用可能。クロッ…
皆さんこんにちは、HATAKENです! 今月はオシレーターを搭載するランダムCVジェネレーターのMAKE NOISE Richter Wogglebugをご紹介します。偶発的なハプニングをランダムに発生させるのは、モジュラー・シンセの醍醐味。同じサウンドをプラグインで作ろうと…
皆さんこんにちは、HATAKENです! 今回はシンセの肝、フィルターを取り上げます。最近の製品の中で最も興味を引くのが、ステレオ仕様のフィルターです。モジュラー・シンセをDAWなどと共存させるために需要が高まったのでしょう。各社が趣向を凝らしてステレ…
こんにちは、HATAKENです! 前回はDAWに縛られない音楽制作をするためにシーケンサー×2機種を紹介しました。しかしモジュラーを使っていると、LFOの値やシーケンスをDAWで設定して、次回にセットアップする際の再現性を高めたいといったシーンもあります。…
こんにちは、HATAKENです! 僕の大好きなモジュールを紹介する本コーナーも3回目を迎えました。これまでモジュールのユニークな機能などをお話ししてきましたが、僕はモジュラー・シンセと向き合う時間そのものも魅力だと思っています。さまざまなパッチン…
こんにちは、HATAKENです! 今月も私の大好きなモジュールをご紹介しながら、モジュラー・シンセの魅力に迫ります。今回は物理モデリング音源、MUTABLE INSTRUMENTS Ringsです。 Text:HATAKEN Photo:Yusuke Kitamura 今月のモジュール:MUTABLE INSTRUMENT…
こんにちは、HATAKENです。このたび僕のお薦めのモジュール紹介を通してモジュラー・シンセの魅力をお伝えする新連載を始めることになりました。多くの方がモジュラー・シンセに興味を持っていただけますように! これからどうぞよろしくお願いいたします。 …
8音ポリフォニックのウェーブテーブル・シンセ、MODAL ELECTRONICS Argon8(オープン・プライス)と、そのモジュール版Argon8M(オープン・プライス)の国内出荷が開始された。Argon8はFATAR製37鍵を採用。Argon8Mは付属の金具でラック・マウントが可能だ。…
WALDORFKyra H2 一味違う個性的なシンセが話題となるWALDORF。今度は“音の壁”というキャッチ・コピーを提げたシンセ、Kyraをリリースしてきました。シンセ・マニアたちを中心に絶賛話題沸騰中のシンセがどんなものなのか、じっくりレビューさせていただこう…
BEHRINGERPro-1 松前公高 Model DやOdyssey、K-2など、有名なアナログ・シンセのクローンを次々と発表しているBEHRINGER。今回新たにモノシンセの名機を元にしたPro-1が発売された。レイアウト、デザイン、ノブに至るまで丁寧に再現されているのはもちろん、…