MOOGが、Motherシリーズのセミモジュラー・シンセサイザー３機種をパッケージしたオールインワン・アナログ・シンセサイザー・キットのMoog Sound Studio: Mother-32 & DFAM & Subharmonicon（319,000 円／税込）を10月31日に発売する。
Mother-32 は、同社初のテーブルトップ型セミモジュラー・シンセサイザー。ノコギリ波とパルス波を同時出力できるオシレーター、64種類のシーケンスをメモリー可能な32ステップ・シーケンサーを備える。そのほか、32パッチ・ポイントのモジュラー・パッチ・ベイ、 ローパス／ハイパスMOOGラダー・フィルターなどを搭載する。
DFAM（Drummer From Another Mother）は、セミモジュラー・アナログ・パーカッション・シンセサイザー。ホワイト・ノイズ・ジェネレーター×１、オシレーター（矩形波／三角波）×２、外部音声入力×１を音源として使用できる。ローパス／ハイパスの２つのモードから成るラダー・フィルター、24ポイントのパッチ・ベイなど、サウンドをコントロールするためのセクションもスタンバイ。
Subharmoniconは、セミモジュラー・ポリリズミック・アナログ・シンセサイザー。VCO×２とサブハーモニック・オシレーター×４の合計６種類のサウンド・エンジンを備え独特な和音を作ることができる。リズム・ジェネレーター×４と４ステップ・シーケンサー×２を駆使すれば、複雑なポリリズム・パターンの作成が可能だ。
キットにはそのほか、３系統へのDC電源供給も行えるステレオ・サミング・ミキサー（４イン）、電源アダプター、保護カバー付きの３段ラック・キット、パッチ・ケーブル、パッチケーブル・ホルダーを同梱する。また、ガイド付き練習プログラムとパッチ・シート、斬新なパッチを生成するためのユニークなカード・ゲームなど、初心者へのサポートとなるアイテムも含まれている。
