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小室哲哉の制作拠点「TETSUYA KOMURO STUDIO」にて、小室の右腕としてプログラミングを担当する溝口和彦、赤堀眞之の両氏に、『TM NETWORK TOUR 2022“FANKS intelligence Days”』からアルバム『DEVOTION』にかけての制作について話を伺った。
レトロ・ポップ・ユニットFANCYLABOの活動を軌道に乗せ、自作曲の世界を拡張し続けるプロデューサー/DJのNight Tempoさんによる連載コラム。今回は、サンプリングやリエディットに関する制作のお話しです。
TM NETWORKの25年ぶりとなる最新作『DEVOTION』の全11曲に加えて、『劇場版シティーハンター 天使の涙(エンジェルダスト)』のオープニングテーマ「Whatever Comes」を小室哲哉が解説。どのように制作が行われたのか、貴重な制作秘話をお届けする。
2021年に“再起動”したTM NETWORKは、コロナ禍における配信ライブを経て、昨年には7年ぶりとなるライブ・ツアー『TM NETWORK TOUR 2022“FANKS intelligence Days”』を開催。そして2023年4月21日、TM NETWORKデビュー39周年となったこの日に最新作『DEVOTION』…
7月6日に開催した、サンレコWeb会員限定オンラインセミナー「AIボーカル曲の作り方」のアーカイブを期間限定で、会員の皆様に向けて公開いたします。
高橋健太郎 『メイン・ストリートのならず者』を手掛けたジョー・ザガリーノ 1970年にロサンゼルスのサンセット・サウンドに導入されたAPIコンソール(ブッシュネル・コンソール)の最初期のユーザーとなったのがジャニス・ジョップリンとジム・モリソンだっ…
サンレコWeb会員の皆様だけにお届けするオンラインセミナー。今回のテーマは、作曲家主導でSyntesizer Vを使った配信コンピ『AIボーカルコンピvol.1』の発起人であるサウンドプロデューサー/作編曲家の鈴木Daichi秀行氏を講師に、エンジニアの森元浩二.氏を…
アヴィシャイ・コーエンはイスラエルのジャズをけん引してきた存在であり、現代ジャズを代表するベーシストの一人だ。ジャズを離れてルーツに根ざした音楽や歌にも取り組んできたが、新たにIrokoというアフロ・カリビアンのプロジェクトをスタートさせた。
坂本龍一は、サウンド&レコーディング・マガジンにとって、創刊号の表紙を飾った特別な存在であり、現在に至るまでの40年以上、多大なる影響を受け続けてきたアーティスト。その功績に感謝の意を表すべく、編集部において坂本龍一関連の記事を最も多く手掛…
ベルリンを拠点に活動中の音楽ライター/翻訳家の浅沼優子氏による連載コラム。第98回は、モンハイム・アム・マインという町で開催されたサウンド・インスタレーションの展示「The Sound」をレポートします。
DJとして14年以上のキャリアを持ち、7年前から楽曲制作をスタートしたDJ兼ビート・メイカーのMars89が登場。UNDERCOVERメンズ・コレクションの音楽を担当し、ルイ・ヴィトンやアディダスのCM音楽も制作するなど、国内外で一目置かれる存在だ。プライベート・…
ブルックリンを拠点に活動するプロデューサー/ビート・メイカーのトニー・セルツァーは、ニューヨークのアンダーグラウンド・ラップ・シーンで独自の地位を確立。2021年にはさまざまなラッパーを集めた自身初のコンピレーション・アルバムをリリースしてい…
スピッツ『ひみつスタジオ』収録曲であり、劇場版『名探偵コナン 黒鉄の魚影(サブマリン)』の主題歌に起用された「美しい鰭」を題材に髙山氏のミックスを徹底解剖。劇場用にPro Tools上で5.1chサラウンドでのミックス後、CD/ストリーミング配信用に2ミッ…
30年以上にわたり珠玉の作品を生み出すスピッツが、17枚目のアルバム『ひみつスタジオ』をリリース。ここでは、20年以上もの間、彼らのレコーディングやミックスを手掛け、今作でも手腕を振るったエンジニアの髙山徹氏へインタビューを敢行。前半ではメンバ…
南ロンドンを拠点に活躍するアーティストのルシンダ・チュアが、1stアルバム『YIAN』をリリース。作曲、演奏、エンジニアリングまで自身で手掛けており、温かなアンビエントと透明感のある歌声が見事に調和した作品だ。今回、彼女が来日した際にインタビュー…
7年ぶりに活動を再開したGalileo Galileiがフルアルバム『Bee and The Whales』をリリース。札幌のプライベート・スペース、わんわんスタジオにて制作された本作について、メンバー4人に話を聞いた。
柴⽥碧と⻄⼭真登の2人によるDTMユニット、パソコン音楽クラブが4thアルバム『FINE LINE』をリリース。“宇宙人のいる生活”がテーマという作品について、柴田の新たなスタジオで2人に話を聞いた。
“バルーン”名義でボカロPとしても活動する須田景凪が、2ndフル・アルバム『Ghost Pop』をリリース。若者から絶大な支持を得る現代屈指のシンガー・ソングライターが、いかにして今作を制作したのか詳しく話を聞きました。
ノエル・ギャラガーズ・ハイ・フライング・バーズの最新アルバム『カウンシル・スカイズ』の制作について、ノエル本人にインタビュー。本作の曲作りやレコーディング、ミキシングが行われた新設プライベート・スタジオ=Lone Star Sound(ローン・スター・サ…
「神っぽいな」を筆頭にヒット曲を次々と生み出しているボカロPのピノキオピーが6thアルバム『META』を発表。磨き抜かれた初音ミクの歌声をはじめ、繊細なシーケンスや躍動感のあるドラムのグルーブなど、本作のプロダクションについて詳しく話を伺います。
6月21日(水)〜25日(日)、坂本龍一が追い求めた“サウンドとノイズ、ミュージックの境目”についてのアプローチを体感できる5つの映像作品の上映イベント『映像で振り返る21世紀の坂本龍一~Experimental編』が、御茶ノ水RITTOR BASEで開催される。
レトロ・ポップ・ユニットFANCYLABOを軌道に乗せ、自作曲の世界観を拡張し続けるプロデューサー/DJのNight Tempoさん。主に1980年代の日本のポップスや歌謡曲をダンサブルにリエディットする『Night Tempo presents ザ・昭和グルーヴ』シリーズも好調で、ま…
ニール・ヤング『Time Fades Away』で採用されたQUAD EIGHTのコンピューター制御のミキシング・システムを皮切りに、JENSEN TRANSFORMERSとAPIの成り立ちとオペアンプの隆盛を追います。
楽器見本市の概念を覆す、誰もが楽しめる音楽イベント ベルリンの名物シンセ専門店 “Schneidersladen” の店主であり、ヨーロッパ最大規模のモジュラー・シンセの流通を担うシュナイダーさん。その彼が、フランクフルトの楽器見本市 “musikmesse” からシンセ…
1984年に消滅したジャズ系レーベル、フライング・ダッチマンが、2023年にAcid Jazzの協力のもと、シンガーでピアニストでもあるビリー・ヴァレンタインのカムバック・アルバムをリリースした。
3月に大阪音楽大学ミュージック・クリエーション専攻を卒業したばかりのアーティスト/作編曲家、シトナユイ。バイオリンやフルート、ギター、ベース、ピアノ、ドラムなど多数の楽器を操り、R&B、ソウル、ファンク、エレクトロといった音楽ジャンルを自由に…
ベルリンを拠点にDJ兼プロデューサーとして活躍するコンドゥクは、2018年にアルバム・デビューし、そのトリッピーで個性的なリズム展開のテクノ・サウンドが評価されている。来日も複数回果たしているコンドゥクに、制作環境とビート・メイキングのこだわりに…
ニューウェーブやテクノポップが華やかなりし1983年、山口美央子の3rdアルバム『月姫』はリリースされた。サウンド・プロデュースは当時、「すみれ September Love」が大ヒットしていた一風堂の土屋昌巳、シンセサイザー・プログラミングはYMOの作品やツアー…
4人組ロック・バンドのABSTRACT MASHが13年ぶりとなる2ndアルバム『SIGNALS』をリリース。メイン・コンポーザーである小林雄剛(g)と、Nothing's Carved In Stoneでもボーカルを務める村松拓(vo、g)、そしてアルバムのレコーディング/ミックス・エンジニ…
歌謡曲や1980~1990年代のジャパニーズ・ポップスに通暁し、そのエッセンスを自らの作品に昇華するプロデューサー/DJのNight Tempoさん。今月からスタートする本連載では彼のプロダクションについて、インスピレーション源になった音楽を交えながらざっくば…
アルバム『RAPNAVIO』でメジャー・デビューを果たした梅田サイファー。本作でトラック・メイカー/プロデューサーとしても活躍したメンバーのCosaqu、peko、KennyDoesに話を聞くため、Cosaquのプライベート・スタジオであり、梅田サイファーが制作拠点とする…
“世界中の毎日をおどらせる”をコンセプトとして掲げる6人組バンド=Lucky Kilimanjaroがアルバム『Kimochy Season』をリリース。サウンド・メイクの中核を担うボーカリストの熊木幸丸に、独自の作詞/作曲の手法やバンド・サウンドと打ち込みを融合するライ…
ここではレコーディング/ミックス・エンジニアの片岡恭久氏に、秦 基博『Paint Like a Child』の音作りについて話を伺ってみよう。さらに片岡氏のプライベート制作スペース=くまと子りすスタジオの機材についても紹介もらった。
シンガー・ソングライターの秦 基博が7thアルバム『Paint Like a Child』をリリース。前作に続き共同サウンド・プロデュースにトオミ ヨウを迎えた本作は、シンセサイザーやローファイ・サウンドを取り入れた音楽性が展開されている。ここでは二人の対談に加…
2nd EP『RABBIT STAR ★』をリリースした水曜日のカンパネラから、ケンモチヒデフミが登場。今作の全曲で作詞作曲を行うケンモチに話を聞くとともに、ミックスを手掛けた松橋秀幸氏にもインタビューを実施。最先端のビート・ミュージックに、ミステリアスさと…
DJ/ビート・メイカーとして活躍するDJ Oasisは、ラッパーのZeebraとK Dub Shineからなる3人組ヒップホップ・グループ=キングギドラの一員でありつつ、ソロではラップや楽曲提供を行っている。今回は制作拠点の一つだというソニーのスタジオに彼の制作機材…
ロサンゼルスを拠点とするビート・メイカー/アーティストのジェレマイア・チュウは、シンセ・サウンドをふんだんに使ったアンビエント・ミュージックを得意とし、近年はヴィオラ奏者マルタ・ソフィア・オノールとのコラボ作『Recordings from the Åland Isl…
多くのトップ・エンジニアが現在でもマイクプリ/EQのファースト・チョイスに挙げるNEVE 1073が開発されたのは1970年だった。1073モジュールはそれ以前の1066モジュールとほぼ同じデザインだったが、EQのポイントが異なる。内部的には使用するトランジスター…
今年に入り、立て続けにまた2軒オープン 日本の名曲喫茶やジャズ喫茶という、飲食よりも音楽を聴いて楽しむことに重点が置かれているスペースが注目を集めて久しい。すでにニューヨークやロンドンではこのような形態の店がオープンしていたが、ここに来てベ…
原 雅明 セシル・マクロリン・サルヴァントは、若くして3度のグラミーを受賞し、メインストリームで称賛を得てきたジャズ・ボーカリストだ。ウィントン・マルサリスをして“こんなシンガーは、一世代か二世代に一度しか現れない”とまで言わしめた。2020年には…
2022年9月にリリースされたMasa Takumiのアルバム『Sakura(feat. Nadeem Majdalany)』が、第65回グラミー賞で最優秀グローバル・ミュージック・アルバム賞を獲得。筝や三味線、バンブー・フルートといった和楽器や民族楽器と、肉厚なビートを掛け合わせた…
全員がDAWを使いこなし楽曲を構築するという3ピース・バンドのChilli Beans.(チリビーンズ)。今回はメンバーのMoto(vo)、Maika(b,vo)、Lily(g,vo)と、本作で2曲のミックスを手掛けたエンジニアのD.O.I.氏に話を聞きました。
くるり、CRCK/LCKS、KID FRESINO、君島大空、millennium Paradeといったアーティストの作品、ライブへの参加だけでなく、自身のリーダー・プロジェクトとしてAnswer to Remember、SMTKなども率いるドラマー、石若駿。彼のライフワークの一つとも言えるポップ…
moonridersの最新アルバムは全編インプロビゼーションでのセッションで構成された作品。鈴木慶一(写真左)と白井良明(同中央)、佐藤優介(同右)に、録音からミックスまでを、そしてリリース直前に急逝した岡田徹への思いも語ってもらった。
Yaffleはビート・メイカーであり、藤井 風やiri、SIRUPらの楽曲を手掛けるプロデューサーとしての顔も持つが、2月に発表したソロ・アルバム『After the chaos』でポストクラシカルへの大胆な挑戦を見せた。アイスランドでの録音を含む全10曲は、世にも美しく…
いきものがかり、YUKI、菅田将暉、BLUE ENCOUNTなど、数々のアーティスト作品を手掛けるソニー・ミュージックスタジオ所属のマスタリング・エンジニア、阿部充泰氏。2015年からHoneyWorks作品のマスタリングを行い、『ねぇ、好きって痛いよ。~告白実行委員…
動画投稿サイトでの総再生回数が10億回を超えるクリエイター・ユニット、HoneyWorks(通称ハニワ)。コンポーザーのGom、shito、イラストとムービーを手掛けるヤマコの3人が生み出す作品は、若者を中心に大きな支持を集めている。3年ぶりの6thアルバム『ねぇ…
2023年1月11日、71歳でこの世を去った高橋幸宏。ここでは、ミュージシャンやエンジニアからお寄せいただいた追悼コメントを掲載する。生前に親交の深かった方、または音楽的な影響を受けた方ばかりなので、じっくりと読み進めていただきたい。 飯尾芳史 石野…
2023年1月11日、71歳でこの世を去った高橋幸宏。10代だった1960年代よりドラマーとして活動し、1970年代にはサディスティック・ミカ・バンドやサディスティックス、YMO(YELLOW MAGIC ORCHESTRA)などで確固たるポジションを築いた。ボーカリスト/サウンド…
多くのトップ・エンジニアが現在でもマイクプリ/EQのファースト・チョイスに挙げるNEVE 1073が開発されたのは1970年だった。1073モジュールはそれ以前の1066モジュールとほぼ同じデザインだったが、EQのポイントが異なる。内部的には使用するトランジスター…