PA機器
現在のポータブルPAスピーカーで、大きな人気を獲得しているのが、小径ユニットのラインアレイとサブウーファーを組み合わせたコラム型だ。指向性制御と遠達性を兼ね備え、シンプルなデザインも相まって、各社がしのぎを削っている。その元祖と呼べるのが、B…
エレクトリは、MONISMS製設備向けスピーカー/アンプの取り扱いを開始。各スピーカーは、30W出力のクラスDパワー・アンプを搭載したパワード・タイプだ。 いずれもデジタル・オーディオ・ネットワーク技術のDanteに準処。96kHz運用に対応するAUDINATE UXT Ul…
PANASONICが擁する、各種設備や放送施設用途の業務用音響機器ブランド=RAMSAより、設備向けコンパクト・デジタル・ミキサーのWR-DX350が登場した。デジタル・オーディオ・ネットワーク技術のDanteに対応し、最高32ビット/96kHzでの動作に対応している。 遠…
PIONEER PROFESSIONAL AUDIOは、同ブランドの業務用PAスピーカーXY-3Bの派生モデル、XY-1、XY-2Eを2021年1月下旬に発売する。XY-3Bのローミッド・セクションとミッドハイ・セクションを分離したことで幅広い設置方法が可能となった。価格は両モデルともにオ…
BOSEは、ポータブル・ラインアレイ・システムL1 Proを発表した。日本で発売は2021年2月の予定。 オリジネーターがポータブル・ラインアレイ・システムをレベル・アップ BOSEが最初のL1をリリースしたのが2003年。演奏者が自身のモニターや楽器アンプとして使…
SHUREは、デジタル・ワイアレス・システムのフラッグシップ・シリーズAXT Digitalに、プラグオン型送信機のAD3を追加した。 マイクのXLRコネクターに直結するタイプのAD3は、AXT Digitalの受信機(AD4D、AD4Q)と互換性を備え、ハンドヘルド型はもちろんさま…
YAMAMAは、デジタル・ミキシング・システムRIVAGE PMシリーズの最新ファームウェアV4.2を公開した。このファームウェアではWAVES製の新オーディオ・インターフェース・カード、WSG-HY128に対応する。 WAVES WSG-HY128 WSG-HY128は、RIVAGE PMシリーズのDSPエ…
玖島博喜(TEAM URI-Bo) Photo:川村容一(メイン) 15年以上前、著者はこのNEW PRODUCT REVIEWで2種類のDIをレビューしたのをきっかけにRADIAL製品が好きになり、今ではDIやエフェクター、スイッチャーなどのヘビー・ユーザーです。今回もまた素晴らしい製…
L1 CompactやS1 ProなどのBOSEのコンパクトPAシステムは、長年にわたるスピーカー作りの技術力が注がれた音の良さと、アーティストによるセルフPAも行いやすい操作性のシンプルさが評価されている。音作りのしやすさの秘密は同社独自のプロセッシング技術=T…
NEXOから、同社では最も小型のスピーカーID14(価格未定)が発表された。今秋国内発売予定。 単体での使用はもちろん、分散システムで使用できるポイントソース・スピーカー。130(W)×130(H)×120(D)mmのポリウレタン製筐体に、4インチ+1.4インチの同…
山寺紀康(oshowland) Photo:川村容一 アンプ・メーカーとして今や不動のポジションにあるLAB.GRUPPENから、DSPを搭載した1,500W×2chのパワー・アンプが発売された。独自開発のIDEEAクラスDアンプを採用し、柔軟な出力供給で各インピーダンス負荷に対応する…
RADIALから、スマートフォンやタブレットなどのBluetoothオーディオ信号をステレオ・アナログ出力するDI、BT-Pro V2(オープンプライス:市場予想価格28,500円前後)が登場。7月17日に発売となる。 BluetoothオーディオをPAシステムに送るための設計で、XLR…
玖島博喜(TEAM URI-Bo) CLASSIC PROから、Webブラウザーを使用して遠隔操作が可能な16chデジタル・ミキサー、DM16が発売されました。早速レビューしてみましょう。 最高24ビット/48kHz対応のAD/DAコンバーターを内蔵 DM16は最高24ビット/48kHz対応のAD/D…
ミュージシャンのパーソナル・アンプや小型PAシステムとして人気のBOSE S1 Pro Multi-position PA systemを購入すると、S1 Proを持って移動する際に便利な専用バックパック(15,000円相当)が特典として提供されるキャンペーンが、5月30日(土)から6月28日…
D&B AUDIOTECHNIKは、通常5年の保証期間を有する同社製品(2015年3月1日〜2020年8月31日出荷)に対して、保証期間を6カ月間延長する“製品保証延長プログラム”の提供を開始した(アクセサリーは適用対象外)。新型コロナ・ウィルスの影響を鑑み、顧客やパ…
LAB.GRUPPENがDSP内蔵のライブ向け2chパワー・アンプ、PDX3000(オープン・プライス:市場予想価格80,000円前後+税)を発表した。 LAB.GRUPPEN独自の高効率パワー・アンプ・テクノロジーIDEEAに基づいたクラスD設計で、 最大で各チャンネルから1,500Wの電力…
YAMAHAのフラッグシップ・デジタル・コンソール=RIVAGE PM Seriesに、RIVAGE PM5とRIVAGE PM3が加わる。コントロール・サーフェスはRIVAGE PM5のCS-R5とRIVAGE PM3のCS-R3が、DSPエンジンはDSP-RX-EXとDSP-RXがラインナップ。CS-R3は8月発売で、ほかの製品…
遠藤幸仁(LSDエンジニアリング) 世界的マイク・ブランドAKGが、スピーチ/アナウンス用ワイアレス・システムDMS300 Seriesを発売した。免許不要の2.4GHz帯を使用し、非圧縮の24ビット/48kHzデジタル伝送方式を採用している。受信機と同梱される送信機は、…
山寺紀康 マイクの老舗メーカーであるAKGから、スピーチ/アナウンス用のリーズナブルな2.4GHz帯ワイアレス・マイク・システムが発売された。DMS100 Seriesとその上位機種であるDMS300 Seriesがあるが、今回はDMS100 Seriesをレビュー。ハンドヘルド・マイク…
伊藤智将 マイクやケーブルなど、さまざまな音響機器をリリースするブランドCLASSIC PROより、コラム型スピーカー+サブウーファーを備えるオールインワンのPAシステム=PA Unoが発売されました。高域+中域用と低域用にそれぞれ出力300WのクラスDアンプを搭…
鳥光浩樹(Studio Invitro) ALLEN&HEATHより、ミドルクラスに位置付けられるFPGAベースの64chデジタル卓=Avantisが発売されました。同社は1969年にロンドンで設立された老舗のコンソール・メーカーです。アナログ卓の時代には、GLシリーズなどの使い勝手が…
JBL PROFESSIONALEon One Compact 西川文章 Eon One Compactは、片手でも楽に持ち運びできるわずか8kgのポータブルなオールインワンPAスピーカー・システム。内蔵バッテリーでの駆動も可能となっています。本体には4chミキサーを搭載し、Bluetoothでのリモ…
サウンド&レコーディング・マガジン編集部 撮影:八島崇 97年の歴史を誇る明星中学校・高等学校。その敷地内にあり、学校行事などで使用されている児玉九十記念講堂の音響設備が、2019年の夏に刷新された。主に声の聴きやすさを改善すべく導入されたのが、B…
サウンド&レコーディング・マガジン編集部 撮影:小原啓樹 コンサート・ホールや劇場、スタジアムやアリーナをはじめとした大規模施設の音響設備を手掛けるヤマハサウンドシステム(以下YSS)。この連載では、実際の施工例などを通し、YSSが重視しているポ…
パワード・スピーカーのSRMシリーズに、コラム型PAシステムのSRM-Flexが新たにラインナップされた。MACKIE.はプロ・ユースからコンシューマー向けまで幅広く対応するスピーカーをリリースしてきたが、今回はその中でも少し風変りな製品だ。早速レビューしよ…
サウンド&レコーディング・マガジン編集部 撮影:Chika Suzuki 第3回 Inter BEE 2019で証明された“現場力” YAMAHAから2019年8月に発売されたStagepas 1K(オープン・プライス:市場予想価格120,000円前後/1セット)。12インチ径サブウーファーと中〜高…
サウンド&レコーディング・マガジン編集部 撮影:Chika Suzuki 第3回 TF1×武蔵野芸能劇場 マルチタッチ対応のタッチ・パネルを採用し、それに最適化された直感的な操作性を特徴とするPA用デジタル卓、YAMAHA TFシリーズ。今回は、16ch+1マスター・フェー…
サウンド&レコーディング・マガジン編集部 撮影:Takashi Yashima 第2回 シンプルさと奥深さを備えるミキサー YAMAHAから8月に発売されたStagepas 1K(オープン・プライス:市場予想価格120,000円前後/1セット)。12インチ径サブウーファーと中〜高域再…
サウンド&レコーディング・マガジン編集部 撮影:Chika Suzuki 第2回 TF3×ルフス池袋 esports Arena マルチタッチ対応のタッチ・パネルを採用し、それに最適化された直感的な操作性を特徴とするPA用デジタル卓、TFシリーズ。今回は、eスポーツ施設のルフス…
サウンド&レコーディング・マガジン編集部 撮影:Hiroki Obara 第1回 近藤祥昭氏が語る製品の基本仕様 YAMAHAから8月に発売されたStagepas 1K(オープン・プライス:市場予想価格120,000円前後/1セット)。12インチ径サブウーファーと中〜高域再生用の…
サウンド&レコーディング・マガジン編集部 撮影:Chika Suzuki 第1回 TF3×time Tokyo マルチタッチ対応のタッチ・パネルを採用し、それに最適化された直感的なワークフローを特徴とするTFシリーズ。YAMAHAが2015年に発売したPA用デジタル・コンソールで、…
サウンド&レコーディング・マガジン編集部 撮影:小原啓樹 コンサート・ホールや劇場、スタジアムやアリーナをはじめとした大規模施設の音響設備を手掛けるヤマハサウンドシステム(以下YSS)。この連載では、実際の施工例などを通し、YSSが重視しているポ…
サウンド&レコーディング・マガジン編集部 撮影:北村勇祐 音楽学校をルーツに持ち、現在も芸術情報学部を設ける埼玉・川越の尚美学園大学。今年、その学内ホール“尚美パストラル・ホール”に、DeltaQアレイ・テクノロジーを採用したBOSEのスピーカー、ShowM…
CODA AUDION-APS/N-SUB サウンド&レコーディング・マガジン編集部 CODA AUDIOから、アレイとして構成することも可能なパッシブのポイントソース・スピーカー・システムがお目見え。11月13日(水)に発売される。 ラインナップは、6.5インチ径の低域ドライバ…
サウンド&レコーディング・マガジン編集部 撮影:安田典謙(*を除く) 屋内外のスポーツ・アリーナに向け、音質を保ったまま耐候性を高めたBOSEの最新DeltaQスピーカーArenaMatch。数カ月前に発売されたばかりのこのスピーカーが、愛知県の愛・地球博記念…
JBL PROFESSIONALEon One Compact サウンド&レコーディング・マガジン編集部 ヒビノプロオーディオセールス Div.は、JBL PROFESSIONALが発表したポータブルPAシステムEon One Compactを、メーカー保証2年に加えてヒビノ独自の1年保証を加えた3年保証モデル…
RAMSAWS-NF055 玖島博喜(TEAM URI-Bo) RAMSAはパナソニックの手掛けるプロ・オーディオ機器ブランドで、今年で40周年を迎えます。無論、私たちサウンド・エンジニアからの信頼も抜群。ラインアレイ・スピーカーなども開発していますが、ここでレビューする…
MACKIE.SRM-Flex サウンド&レコーディング・マガジン編集部 MACKIE.は、コラム型のポータブル・オールインワンPAシステム、SRM-Flexを発表した。価格はオープン・プライスで、市場予想価格は121,700円前後+税。発売は今秋〜今冬の予定。 ベース・モジュー…
SENNHEISERXSW-D XLR Base Set 伊藤智将 ヘッドフォンやマイクなどを手掛けるドイツのブランドSENNHEISERが、ギタリストやボーカリスト、映像制作者などに向けたデジタル2.4GHz伝送のワイアレス・システム=XS Wireless Digitalシリーズをリリースしました。…
YAMAHADXR10MKII/DXR12MKII 井上朗(イノックスサウンドデザイン) YAMAHAよりパワード・スピーカーのDXRシリーズがアップグレードされ、DXR MKⅠⅠとして発売。弊社イノックスサウンドデザインでは、初期DXRシリーズを多数所有していることもあり、DXR MKⅠⅠシ…
DBTECHNOLOGIESOpera Unica 15 山寺紀康(oshowland) スピーカーを中心に数々のPA製品を送り出しているイタリアのメーカー、DBTECHNOLOGIESから発売されたRDNet対応のパワード・スピーカー、Opera Unica Series。ウーファー口径が12インチのOpera Unica 12…
MACKIE.DRM12A / DRM18S 近藤祥昭(GOK SOUND) 意欲的な製品展開を見せるMACKIE.から、フラグシップPAスピーカーのDRMシリーズが登場しました。コスト・パフォーマンスに優れた同シリーズには、個人的に出てほしかったラインアレイも含まれており、期待が持…
MIDASM32-Live 吉田裕也(ストロボミュージック) 革新的な技術を常に追い求め、優れた音質に定評があるMIDASが、このたびミドル・クラスのデジタル・コンソール、M32-Liveを発売した。既発モデルM32から、SD/SDHCカード(別売り)へのマルチトラック・レコ…
KLARK TEKNIKAir Link DW 20T/DW 20R 玖島博喜 種類も安定感も出てきたワイアレス・システム。今回レビューするのは、名機と呼ばれる機材を数多く出してきたKLARK TEKNIKが満を持して発表するトランスミッターのAir Link DW 20T(以下、DW 20T)と、レシーバ…
MACKIE.DRM212 西川文章 MACKIE.から、新たなプロフェッショナル向けのフラッグシップ・ラウド・スピーカー=DRMシリーズが発売されました。パワード/パッシブ・モデルを合わせて全10機種をラインナップしていますが、今回はパワードで最もコンパクトなDRM2…
SEIDE WIRELESSTDW Handheld Set 吉田裕也(ストロボミュージック) ワイアレス・ダイナミック・マイク&レシーバーのTDW(True Diversity Wireless) Handheld Setが発売された。免許不要で使用できる周波数B帯の機種で、チャンネル数は30。6波まで同時使用…
CLASSIC PRODCP4450 井上朗(イノックスサウンドデザイン) 久しぶりにサンレコ「NEW PRODUCT REVIEW」登場のイノックスサウンドデザインの井上朗です。今回はコスト・パフォーマンスに定評のあるCLASSIC PROより発売されたパワー・アンプ、DCP4450を紹介し…
JTSCM-8085 山寺紀康(oshowland) JTSから無指向性のコンデンサー・マイクを搭載したヘッドセット・マイク、CM-8085が登場。ヘッド・バンドの装着感や、サウンドなどについてチェックしていく。 最良の収音位置を探れるグース・ネックヘッド・バンドに柔ら…
QSCCP12 近藤祥昭(GOK SOUND) QSCから小型のパワード・スピーカーCP12が登場した。今回はカーネーションのリーダー直枝政広氏による、ギター1本で行われた教会のソロ・ライブでテストを実施。デモ機を使用するには少し勇気がいるシチュエーションではある…
TURBOSOUNDIP300 山寺紀康(oshowland) TURBOSOUNDから発売されている、中小規模のイベントなどを対象とした小型軽量スピーカー・システム、Inspireシリーズ。流行とも言えるスティック型スピーカーなのだが、その中から最もコンパクトなモデルのIP300が発…