NEXOから、同社では最も小型のスピーカーID14(価格未定)が発表された。今秋国内発売予定。
単体での使用はもちろん、分散システムで使用できるポイントソース・スピーカー。130(W)×130(H)×120(D)mmのポリウレタン製筐体に、4インチ+1.4インチの同軸ドライバーを搭載。重量はわずか1.7kgに収められている。周波数特性(−6dB)は120Hz〜20kHz、最大音圧レベル(ピーク)116dBを実現している。指向性は、100°×100°、90°×140°の2パターンを用意する。
キャビネット・カラーは黒、白、またはヨーロッパ標準規格のRAL各色から選択可能。固定設備では目立たせることなくインストールできる。小型かつワイド・レンジ&ハイパワーであることを生かして、サラウンドでの空間演出などの用途も想定している。
また、ID14に対応するサブベース・キャビネットIDS108(価格未定)も併せて発売予定。ID14と組み合わせてコンパクトなハイパワー3ウェイ・システムを構築できる。ID108は高効率バスレフ設計を採用。ロング・エクスカーション8インチ・ネオジム・ドライバーを特徴としている。エンクロージャーはバーチ合板製で、重量は8kg。外形寸法は307(W)×305(H)×306(D)mm。
ID14、IDS108の駆動には同社の専用パワー・アンプNXAmp MK2シリーズ、もしくはデジタルTDコントローラーのDTDシリーズが必要となる。また両モデルとも、スピコン端子を備えた可搬型モデル(モデル名末尾にT)と、スチール・グリルに対紫外線ファブリックを張り、2コア・ケーブルでの接続に対応する固定設備向けモデル(モデル名末尾にI)の2タイプが用意されている。
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