わたしの初マイク

おすすめのコンデンサー・マイク20本をレビュー! 〜特集「わたしの、初マイク」

“良いマイクと出会って世界が変わった”というシンガーは有名無名を問わず多い。本当に運命のマイクと出会いたいならば、まずは自分の声/音楽、マイクの個性と選び方を知ろう。この特集では、エンジニアのyasu2000氏が、シンガーのさらさとともに“ 初マイク”…

APOGEE HypeMic マイク・レビュー:高域が奇麗で余韻の少ないフラットな響き 〜特集「わたしの、初マイク」

高域が奇麗で余韻の少ないフラットな響き。 byさらさ レビュー:yasu2000 外見はゴールドとブラックで、コンパクトな短めの筒型形状。マイクとマイクプリ、オーディオ・インターフェースがオールインワンになっており、ラップトップの前の机に置くだけで録音…

IK MULTIMEDIA iRig Mic Studio マイク・レビュー:息遣いをしっかりと拾ってくれる 〜特集「わたしの、初マイク」

息遣いをしっかりと拾ってくれる。 byさらさ レビュー:yasu2000 マイク内にマイク・プリアンプ、オーディオ・インターフェースが搭載されているUSB接続マイクです。ブラック・カラーでコンパクトな短めの筒型形状。指向性は単一指向の固定で、ラージ・ダイ…

AKG Lyra マイク・レビュー:タイトなサウンドだけど伸びも感じる 〜特集「わたしの、初マイク」

タイトなサウンドだけど伸びも感じる。 byさらさ レビュー:yasu2000 外見はリボン・マイクRCA 44を思わせるレトロな形状で、指向性が4パターンもある優れもの。マイクとマイク・プリアンプ、オーディオ・インターフェース、卓上スタンドがオールインワンに…

MOJAVE AUDIO MA-50 マイク・レビュー:品が良くまとまった響きを感じる 〜特集「わたしの、初マイク」

品が良くまとまった響きを感じる。 byさらさ レビュー:yasu2000 外見は筒型でブラック。指向性は単一指向で、ラージ・ダイアフラムを備えています。周波数帯域は20Hz〜20kHzなので、幅広いレンジ感で収録が可能です。100Hz/5kHz/10〜18kHz辺りがふっくらと…

AKG C314 マイク・レビュー:温かみと伸びやかさもあってバランスが良い 〜特集「わたしの、初マイク」

温かみと伸びやかさもあってバランスが良い。 byさらさ レビュー:yasu2000 往年の名機C414と同じダイアフラムを持つモデル。C414は指向性を9段階に切り替えられますが、C314は4段階です。その点を除いたらC414と同等の質感が得られます。ほんの少しウォー…

WARM AUDIO WA-14 マイク・レビュー:細かいところも拾ってくれて癖が無い 〜特集「わたしの、初マイク」

細かいところも拾ってくれて癖が無い。 byさらさ レビュー:yasu2000 外見はAKG C414に似ていて、指向性は単一指向/双指向/無指向が選べます。ラージ・ダイアフラムで周波数帯域は20Hz〜20kHzなので、幅広いレンジで収録が可能。200Hz〜500Hzがふっくらと…

ROSWELL PRO AUDIO Mini K87 マイク・レビュー:高域にも太さがあって重みを感じる 〜特集「わたしの、初マイク」

高域にも太さがあって重みを感じる。 byさらさ レビュー:yasu2000 クリアというよりウォーム寄りですが、同社Mini K47よりクリアで、ビンテージライクなマイクです。周波数特性は4kHzと10kHz付近にふっくらと山があり、アナログ的な質感。Mini K47同様に周…

ROSWELL PRO AUDIO Mini K47 マイク・レビュー:湖みたいに、落ち着いた涼しさがある 〜特集「わたしの、初マイク」

湖みたいに、落ち着いた涼しさがある。 byさらさ レビュー:yasu2000 クリアというよりウォーム寄りでビンテージライクなマイク。周波数特性が5kHzをトップに2〜15kHz付近までふっくらと山があるカーブですが、アナログ的な質感です。周波数帯域が20Hz〜16…

SE ELECTRONICS SE2200 マイク・レビュー:歌っていて優しいオーガニックな感じ 〜特集「わたしの、初マイク」

歌っていて優しいオーガニックな感じ。 byさらさ レビュー:yasu2000 SE2200はX1Sと同様にクリア過ぎずウォーム過ぎない絶妙なバランスですが、若干ウォーム寄りです。外見が黒く太い筒型で、見た目通り高級感があってファットに録れます。また、筐体には80/…

EARTHWORKS ICON PRO マイク・レビュー:声の輪郭を滑らかに感じるマイク 〜特集「わたしの、初マイク」

【おわびと訂正】 『サウンド&レコーディング・マガジン』12月号P142のEARTHWORKS ICON PROレビュー原稿につきまして、SE ELECTRONICS SE2200のテキストと入れ違いがございました。関係者ならびに読者の皆様におわびするとともに、こちらの内容に訂正いたし…

RØDE MICROPHONES NT1-A マイク・レビュー:全体的に太くて抜け感がある 〜特集「わたしの、初マイク」

全体的に太くて抜け感がある。 byさらさ レビュー:yasu2000 NEUMANN U87を思わせるシルバーの筒型で、クリーンで少しウォームな音質です。単一指向で、シンプルな作りになっています。ラージ・ダイアフラムかつ周波数帯域も20Hz〜20kHzのため、幅広いレンジ…

AUDIO-TECHNICA AT4040 マイク・レビュー:上品で伸びが良くて抜け感がある 〜特集「わたしの、初マイク」

上品で伸びが良くて抜け感がある。 byさらさ レビュー:yasu2000 AT2020の上位機種でもあり、40シリーズの中で一番手ごろなマイクです。big turtleではキックのオフマイクとして長期にわたり使用しています。AT2020よりもウォームで、高解像度になっています…

WARM AUDIO WA-47Jr マイク・レビュー:淡々と歌っても温かさを感じる 〜特集「わたしの、初マイク」

淡々と歌っても温かさを感じる音。 byさらさ レビュー:yasu2000 クリーンというよりウォーム寄りなサウンドです。外見はNEUMANN U47に似ている筒型で、指向性は単一指向/双指向/無指向から選択可能。20Hz〜20kHzの幅広いレンジで録音でき、70Hzのハイパス…

BLUE MICROPHONES Bluebird SL マイク・レビュー:バランスが良くて、人間らしさを感じる 〜特集「わたしの、初マイク」

バランスが良くて、人間らしさを感じる。 byさらさ レビュー:yasu2000 ウォーム寄りで、クリーンめなマイクです。外見はBLUE MICROPHONESおなじみのNEUMANN CMV 3のオマージュ型。20Hz〜20kHzの幅広いレンジ感で収録可能で、100Hzのハイパス・フィルターと…

LEWITT LCT 440 Pure マイク・レビュー:全部滑らかで、出てほしい低いとこが聴ける 〜特集「わたしの、初マイク」

全部滑らかで、出てほしい低いとこが聴ける。 byさらさ レビュー:yasu2000 LEWITTのLCTシリーズと同じくクリアな現代的マイク。黒く四角い見た目のように、声質に重厚感が出ます。240 Proの透明感とエッジに、重さが加わった感じです。アタックは速めで芯が…

SE ELECTRONICS X1S マイク・レビュー:上品に抜ける、かわいい音がする 〜特集「わたしの、初マイク」

上品に抜ける、かわいい音がする。 byさらさ レビュー:yasu2000 X1Sは、重厚感があり、クリアとウォームの中間的サウンドで録音できます。アタックは遅めでほんの少しエッジがあるので、バラード調のJポップ、ジャズ、R&Bなどのボーカルに合いそうです。5…

LEWITT LCT 240 Pro マイク・レビュー:声を張ると高音のパワフルな鳴りを感じる 〜特集「わたしの、初マイク」

声を張ると高音がパワフルに鳴る感じ。 byさらさ レビュー:yasu2000 カラーは白/黒を用意。外見が四角く、まさに見た目通りのクリアで現代的な音質のマイクです。透明感やエッジがあり、とても1万円代とは思えません。アタックは速めで軽やかさがあるので…

AUDIO-TECHNICA AT2020 マイク・レビュー:息の成分など高い音の鳴りを感じる 〜特集「わたしの、初マイク」

息の成分とか高い音が鳴っている感じ。 byさらさ レビュー:yasu2000 40シリーズなど多くのAUDIO-TECHNICA製コンデンサー型の中で最も安いAT2020は、とても1万円台とは思えないほどよくできています。ほんの少しクリーンですが、ウォームでバランスの良い音…

MACKIE. EM-91C マイク・レビュー:部屋で歌っているような伸び感がある 〜特集「わたしの、初マイク」

部屋で歌っているようなキュッとした伸び感がある。 byさらさ レビュー:yasu2000 EM-91Cはウォームで、特に400〜1.5kHz辺りのふくよかな中音域が強調されて聴こえます。録り音を聴くと、空間のあるマットな声の質感。MACKIE.のミキサーVLZシリーズが好きな…

TASCAM TM-80 マイク・レビュー:高域が出過ぎてないので歌いやすい 〜特集「わたしの、初マイク」

高域が出過ぎてないので歌いやすいマイク。 byさらさ レビュー:yasu2000 キャラクターはクリーンというよりウォーム寄りで、特に3kHzの息の部分、50〜200Hz辺りの低域が強調されて聴こえます。90'sヒップホップやレゲエなどのローファイ感に合いそうです。…