LEWITT LCT 440 Pure マイク・レビュー:全部滑らかで、出てほしい低いとこが聴ける 〜特集「わたしの、初マイク」

LEWITT LCT 440 Pure マイク・レビュー:全部滑らかで、出てほしい低いとこが聴ける 〜特集「わたしの、初マイク」

全部滑らかで、出てほしい低いとこが聴ける。 byさらさ

 LEWITTのLCTシリーズと同じくクリアな現代的マイク。黒く四角い見た目のように、声質に重厚感が出ます。240 Proの透明感とエッジに、重さが加わった感じです。アタックは速めで芯があるため、Jポップ、ロック、最近のヒップホップ、ハウス、EDM、R&Bにも合うと思います。4〜18kHz辺りまで全体的にブーストされていて、声のギラつき部分から頭上の空間やきめ細かい奥行きを出すサポートをしてくれています。

 感度は若干高めなので、プロ用の録音ブースでも、家で毛布などを使いガッツリ吸音したデッドな部屋でも活躍するでしょう。LCT 240 Proより中音域の解像度が高く、近めに聴こえます。細かいニュアンスが収録できるので、ボーカル・ディレクションはしやすいはずです。空気に透明感があり、奥行きもきめ細かいため、オフマイクで録音しても良いと思いますし、コーラス録りにも向いています。子音は若干強調されていますが、ディエッサーでの後処理で容易に軽減できました。男性ボーカルの場合も、重厚感のある分厚い声で録音できそうです。ボーカル以外には、エレキギターのアンプのオフマイク、ドラムのトップやキット、アコギにも使ってみたいです。

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【yasu2000】big turtle STUDIOSのレコーディング/ミックス・エンジニア。origami PRODUCTIONS所属のアーティストのほか、あいみょんなどを手掛けている

【さらさ】湘南出身のシンガー・ソングライター。音楽活動以外にも、美術作家、古着ブランドの バイヤー、フォトグラファー、フラダンサーとマルチに活動の場を広げる

 

LEWITT LCT 440 Pure

29,700円

 SPECIFICATIONS 
■指向性:単一指向 ■周波数特性:20Hz〜20kHz ■感度:27.4mV/Pa、−31.2dBV/Pa ■出力インピーダンス:110Ω ■外形寸法:52(W)×138(H)×36(D)mm ■重量:310g(マイク本体)

製品情報

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www.snrec.jp