DIYで造るイマーシブ・スタジオ
実家の玄関の東側に、祖父が大切に育てていた梅の木が今年も奇麗なピンク色の花を付けました。昔からよく言われていた、人と人とのつながりの大切さを学ぶシステム構築の日々を2回に分けて書きます。 古賀健一 スピーカーのアナログ接続vsデジタル接続マル…
今回の執筆直前に、ちょうど初のDolby Atmosミックスの仕事が完了しました。年をまたいでスタジオにこもっていたのでようやく新年が迎えられた気持ちです。さて今回は、サウンドを担う重要な部分の一つ、スピーカー選定について書こうと思います。 古賀健一 …
原稿執筆時点で、2020年も残りわずかになってきました。スタジオ造り第1期工事も間も無く終了で、ようやく7.1.2chの音が出せる段階に来ました。今回は一番苦労した電源工事の話をしようと思います。 古賀健一 フジクラ・ダイヤと住電日立3.5sqと5.5sqを用意…
僕には、ある目標があります。それは大手スタジオを独立していく若いエンジニアや、才能あふれる作家、さまざまな事情で東京以外に住む必要がある方々が、気軽にマイ・スタジオを持てるようにすることです。クオリティの高いコントロール・ルームでストレス…
このスタジオ造りは実験の場でもあります。自分自身が当事者になることにより、スタジオ造りの大変さをリアルで体験しています。自らお金を出していますから、妥協するのも追求するのも自分次第ということです。 古賀健一 軽量鉄骨ではなく松材を構造材に使…
Dolby Atmosのスタジオを作るにはどうしたらいいのか? 多分、皆さんも分からないでしょう? 僕も正直、分かりません。当初の試行錯誤の様子を、今回は記してみたいと思います。 古賀健一 自主施工=ヒントが無いのでDolby Japan中山尚幸さんに会いに行く 一…
都内にスタジオを造るには、大きく2パターンあります。スケルトンの物件を借りるか、一度スケルトンの状態に解体してから造り直すか、です。僕の場合は、もともとスタジオとして借りていた物件を使い回すので、一度壊す必要がありました。今回は解体の話をし…
僕の仕事はレコーディング&ミキシング・エンジニア、漢字で書くと録音技師、音響調整技師です。その言葉を背負う人間として、技術の進歩には常についていきたいと日々思っています。2014年から、東京・上野に自分の仕事場としてXylomania Studioを設けてい…