今月は、東京都国分寺市にお住まいの片山博文さん(27)のお部屋をオンライン訪問。GENELECスピーカーとNEUMANNマイクが存在感を放つ制作空間です!
どもどもどもー、外に出られない状況が続くとポチっとしちゃいますよねえ。僕の場合は主にプラグイン。カートに入れたら“本当に要りますか? 1週間考えてはどうですか?”とか言われて、支払い決済ボタンが有効になるのは1週間後……みたいなブラウザのアドオンがあると良いかも。でもそのアドオン無効にしてポチっちゃうんだろうな。むーん。
さて! 今回の出場者は片山博文さんで、KOWAREMONOという名前でソロ活動をしています。歌、ギター、作曲、ミックス、全部担当! “こわれもの”と聞いて、すかさず“イエス!”と答えてしまったのですが古いですね(笑)。
片山さんは、某専門学校のギター専攻を卒業。ギタリストはアンディ・ティモンズ、ゲイリー・ムーア、バンドはLUNA SEAが好きとのこと。卒業後にレコーディング・スタジオのエンジニアを目指していたので、AVID Pro Toolsを購入したそうです。でも、高校生のころから使っていたSTEINBERG Cubase Proの使い勝手が良くて、近ごろ最新版にアップデートしたとのこと。APPLE Logic Proも買ったけれど、ピアノロールなどの操作が慣れないので、ちょっと触った後はそのままだそうです。ただ、Pro ToolsもCubase Proも更新費がかかるので、お財布がやばい!と言っていました。
そんな片山さんは以前活動していたバンドで、島村楽器“HOTLINE 2015”グランプリ・ベスト・ギタリスト賞、“録れコン2020”のグランプリも受賞、という華々しい経歴をお持ち! ギターもDTMもばっちりってことですね! ギターは、KEMPERのマルチ・エフェクトにBOSSのDS-1などを使いかけ録りすることが多いそうです。やっぱりレイテンシーが気になりますもんね。あ、でもオーディオI/OがUNIVERSAL AUDIO Apollo Twin MKIIなので、UADプラグインを使ってかけ録りもできますね。定番の機材がそろっていて、確かにこれはお財布を気にせざるを得ないわ……ちなみに分割で買っているそうです!(笑)。
ドラムは基本的に打ち込みだそうですが、働いているスタジオでマイクを借りられるので、最近はドラマーにお願いして生ドラムを録音すべくマイキングを研究中とのこと。ますます本格的になりますねー! ではまた来月です!
片山博文さんの機材リスト
- DAWシステム:STEINBERG Cubase Pro、AVID Pro Tools、APPLE Logic Pro(DAWソフト)、UNIVERSAL AUDIO Apollo Twin MKII(オーディオI/O)
- スピーカー:GENELEC 8030、IK MULTIMEDIA ILoud Micro Monitor
- ヘッドフォン:AUDIO-TECHNICA ATH-M50X
- マイク:NEUMANN M149 Tube、AKG C414、SLATE DIGITAL ML-1
- シンセサイザー:ROLAND FA-08
- その他:IZOTOPE Ozone 9、NATIVE INSTRUMENTS Komplete 12(プラグイン)、SSL Six(ミキサー)、他
出場希望者は以下のアンケート・ページから!!