祐天寺浩美のお部屋一刀両断 第320回 bassmicrobeさん

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 今月は、埼玉県さいたま市にお住まいのbassmicrobeさんのお部屋を一刀両断。ハード・シンセなど多くの楽器が存在感を放つ制作空間です!

 はいども! あけましておめでとうございます! 今年も元気に張り切って行きましょう……とあえて短くご挨拶!!

 

 さて、新年最初の出場者bassmicrobeさんは、本業はシステム・エンジニアで、全国のアニメ・ソング・クラブでDJをしているそう。テクノ・ポップの制作が得意で、アイドル・グループの楽曲アレンジなども手掛けたことがあるそうです。

 

 bassmicrobeさんは、中学生のときにパソコン部で学校のコンピューターにソフト音源をパッケージしたYAMAHA Hello!Music!が入っていてそこから打ち込みに興味を持ちました。高校生からROLAND ミュージ郎などを使用して制作を開始したそう。懐かしのDAW……って当時はDAWという言葉も無かったけど……。当初は浅倉大介やT.M.Revolutionのファンだったので耳コピしていたとのこと。その後は、20歳で上京して東京都福生市に10年ほど住みながら、ヒップホップやR&Bを中心にDJしていました。観客が本場のアメリカ人だったりしたそうです!

 

 そして、機材もこれまたすごい! 高額なハードのシンセが豊富にあります。どれもUSBでDAWとつながる! もともとはヒップホップを作っていたので鍵盤はそこまで得意ではないそうで、リアルにつまみをいじれて、コンピューターとの親和性も高いものを選んでいるそうです。以前はAKAI PROFESSIONAL MPCなども持っていましたが、一度ソフト環境のみにするためにすべて売ってしまった時期があったそう。しかし、ソフトのみだと楽しくなかったのと、ハードウェアの音の深みが恋しくなり買い直したとのこと。うんうん、何となく分かります。MOOG Subsequent 37が一番お気に入りで、よくベースに使っているそうです。

 

 ほほー!と思ったのは、ハード・シンセなどにつなぐケーブルにこだわっていて、ケーブルをつなぎ変えて音のキャラクターをコントロールしているとのこと。ギタリストやベーシストからはよく聞く話ですが、一般的にシンセサイザーで音楽を作る人からそういったこだわりを聞くのは珍しいですね。そんなbassmicrobeさん、3カ月前に新居を買ったそう。そこは騒音の心配が少ないので、最近はモニター・スピーカーも新しく買い換えたいと考えているそうです。

 

bassmicrobeさんの機材リスト

  • DAWシステム:ABLETON Live、APPLE Logic Pro(DAWソフト)、UNIVERSAL AUDIO Apollo 8 Duo、APOGEE Duet、METRIC HALO Mobile I/O ULN-2 Expanded(オーディオI/O)
  • スピーカー:GENELEC 8020A
  • ヘッドフォン:SENNHEISER HD 800 S
  • マイク:BLUE MICROPHONES Kiwi
  • シンセサイザー:MOOG Subsequent 37、ACCESS Virus TI2 Polar、NOVATION Peak、ROLAND JUPITER-Xm、Integra-7、CLAVIA Nord Lead 4、KORG Wavestate、Minilogue XD、Monologue、他

 

出場希望者は以下のアンケート・ページから!!

www.rittor-music.co.jp/SRENQ/

 

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