今月は、東京都世田谷区にお住まいのKDNさん(25)のお部屋を一刀両断。厳選された機材とギターが配置されているミニマルな制作環境です!
皆さん! 2021年もよろしくお願いします!と新年に向けたあいさつを書きつつ、執筆時点は師走とも呼べない時期なのは恒例です(笑)。2020年は特殊なことが多かったので、いろいろと通常に戻ると良いなあ……。
さて、今回の出場者はKDNさん(25)。KDNさんは、中学3年生のときにドラマーとしてバンド活動を開始。高校生のときにデモ制作を行うため、APPLE Logic Pro Xを使い始めました。当初パソコンは自宅のMacを使っていたそうです。現在はドラマーとして2つのバンドのサポートをしているそう。“好きなドラマーは?”と尋ねると、TOTOのジェフ・ポーカロ、スティーブ・ガッド、マーク・ジュリアナ、JDベック……と新旧網羅していました。ちなみにKDNさんのお父様はTOTOの通訳をしていたことがあるそうです!
自分のソロ活動としては、2カ月前に5曲入りEP『ZERO』を自主リリース。コーネリアスとベックにあこがれがあり、バンド・サウンドに打ち込みを混ぜた音楽をメイン・コンセプトにしているそう。自分で歌ってもいます。
それに加えて、ギターも弾いているそうです。しかも、オリジナル・ギターを使っているとのこと。詳しく聞いてみると、楽器店でディスプレイされていた非売品のギターに一目ぼれをして、何度もお店に通って店長に交渉し、何とか購入したものを自分で改良したそうです! お父様が所有していた1970年代のFENDER Stratocasterのネックを外して付けたとのこと。ううううむ……やりますなあ。
オーディオ・インターフェースのRMEのFireface UCに加え、UNIVERSAL AUDIO UAD-2 Satellite Thunderboltも持っているなど充実していますね!! KDNさんはドラマーなので自分でたたいたドラムを録音して、Logic Pro X内蔵のサンプラーで鳴らすこともあるそうです。そうは言いつつも、XLN AUDIO Addictive Drums 2などドラム音源は欲しいとのこと。ふむふむ。あと、新しいギターとベースの購入を検討していて、ベースはFENDER Precision Bassが欲しいそうです。うんうん。最近は若い子の中でもPrecision Bassの人気が高まっていますなー。ベーシックなものへの回帰を感じます。てなわけで、よいお年を!!
KDNさんの機材リスト
- DAWシステム:APPLE Logic Pro X(DAWソフト)、RME Fireface UC(オーディオI/O)
- スピーカー:GENELEC 8020B
- ヘッドフォン:TAKSTAR Pro80
- マイク:AUDIO-TECHNICA AT4040
- シンセサイザー/キーボード:KORG MicroKorg、MicroKey2-49
- その他:UNIVERSAL AUDIO UAD-2 Satellite Thunderbolt(DSPアクセラレーター)、NATIVE INSTRUMENTS Komplete(ソフト・バンドル)、他
出場希望者は以下のアンケート・ページから!!
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