UNIVERSAL AUDIOは、同社のオーディオ・インターフェースApolloシリーズで最もコンパクトなモデル、Apollo Solo(オープン・プライス)をリリースした。Thunderbolt 3接続のApollo Solo(Mac/Windows対応:市場予想価格54,000円前後+税)と、USB 3接続のApollo Solo USB(Windows対応:市場予想価格54,000円前後+税)の2タイプが用意されている。
最高24ビット/192kHzに対応するApollo Solo/Apollo Solo USBは、アナログ2イン/4アウト(2系統+ヘッドフォン)仕様。UAD SOLOコアDSPを1基搭載しており、2基のマイク・プリアンプは同社のUNISON機能に対応する。ハードウェア/ソフトウェアを統合したこの環境によって、さまざまなマイク・プリアンプのサウンドを再現可能に。UNISON対応のギター/ベース入力も1系統用意し、ギター・アンプやベース・アンプのサウンドも再現可能。Apolloシリーズで培ったAD/DAに加え、クラス最高峰を謳うヘッドフォン・アンプを搭載している。堅牢な金属製ボディを採用しているのもポイントだ。
また、UADプラグインも使用可能で、Realtime Analog Classics Bundleが付属。UNISON対応のUA 610-B Tube Preamp and EQ、Marshall Plexi Classic Amplifier、Raw Distortion、Ampeg SVT-VR Classic Bass Ampのほか、コンプレッサー/レベラーのTeletronix LA-2A (Legacy)、1176SE/LN (Legacy)、真空管イコライザーのPultec Pro Equalizers (Legacy)、チャンネル・ストリップやモジュレーション/ディレイ、ロング・ディレイ、リバーブを収録するPrecision Mix Rack、リバーブのRealVerb Proが収録されている。もちろんオンライン・ストアでプラグインを追加購入することも可能だ。
Apollo Solo(Thunderbolt 3接続)は、Apolloシリーズで初めてバス・パワー動作を実現している。また、他のThunderbolt接続のApolloシリーズと同様に、Macでの使用時には同社のLuna Recording Systemのインターフェースとして使用可能だ。
さらに、複数のApolloやUAD-2プロセッサーと組み合わせて大規模システムの構築も可能。ただし、Apolloシリーズは接続方式の異なるモデルで混在させることができないので、注意してほしい。
UNIVERSAL AUDIO Apollo Solo(Thunderbolt 3接続)
オープン・プライス
(市場予想価格:54,000円前後)
【Mac】Thunderbolt 3(USB-C*ポート経由)を内蔵する Apple Mac コンピューター、macOS 10.14 Mojave、macOS Catalina 10.15(Apple MacBook には USB-C ポートが備わっていますが、Thunderbolt 3 をサポートしていないため Apollo Soloは動作不可) 【Windows】Thunderbolt 3(USB-C*ポート経由)を内蔵する Windows PC コンピューター、Windows 10 Fall Creators Update(64ビットエディション) 【共通】Thunderbolt 3 ケーブル(別売)、6GB 以上の空きストレージ、Quad Core i7 以上のプロセッサーを推奨、8GB 以上のRAMを推奨、インターネット接続環境、AU/VST/RTAS/AAX 64 対応ホストアプリケーション
UNIVERSAL AUDIO Apollo Solo USB(USB 3接続/Windows専用)
オープン・プライス
(市場予想価格:54,000円前後)
【Windows】Windows 10(64ビット・エディション)、コンピューター本体にネイティブで搭載されている USB 3.0 SuperSpeed(USB-A または USB-C)空きポート、別売の USB 3 SuperSpeed ケーブル(Type-A to Type-C もしくは Type-C to Type-C)、Intel Core i シリーズもしくは Xeon processor(Quad Core i7 以上を推奨)、6GB以上の空きストレージ容量、8GB以上のRAMを推奨、3年以内に製造されたコンピューターを推奨、インターネット接続環境
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