UNIVERSAL AUDIO UAD-2/UnisonプラグインにNeve 1084 Preamp & EQが追加

Neve 1084 Preamp & EQ

f:id:rittor_snrec:20200513161736j:plain

 

 UNIVERSAL AUDIO UADソフトウェアがバージョン9.12にアップデート。UADアクセラレーターとApollo/Apollo Twin/ArrowオーディオI/Oのユーザーは、無償でアップデートできる。

 

 バージョン9.12の目玉は、新たに追加されたプラグインのNeve 1084 Preamp & EQ(299米ドル)。NEVE 1073をベースにしつつ、周波数ポイントの変更やHi Qスイッチ(中域EQのQ幅をワイド/ナローから選択できるスイッチ)を採用したプリアンプ/EQ、1084のエミュレーションだ。

f:id:rittor_snrec:20200513162102j:plain

NEVE 80シリーズ・コンソールで使用されていたプリアンプ/EQ、1084

 

 Neve 1084 Preamp & EQでは、Apollo/Apollo Twin/ArrowのUnisonテクノロジーにより、実機が持つクラスAデュアル・ステージ・プリアンプのキャラクターを存分に得られるという。ダレル・ソープ(ベック、レディオヘッド)、ジミー・ダグラス (ファレル・ウィリアムス、ティンバランド)、ジョー・チッカレリ(ジェイソン・ムラーズ、ベック)といった著名エンジニアらによるプリセットも魅力だ。Neve 1073 Preamp & EQプラグインのユーザーは、期間限定で149米ドルで購入可能。Neve Complete Bundle(899米ドル)にも追加されている。

 

 そのほか、今回のバージョン9.12では、下記プラグインの画面をMacのRetinaディスプレイに対応させるべく高解像度化。

・API 560
・API 550A
・AKG BX20
・Manley Massive Passive
・Manley Massive
・Passive Mastering

 

 さらに、Windows環境におけるApolloの仕様の最適化(下記)やバグ・フィックスなども行われている。

・MONO機能使用時に出力音量を-6dB(FireWireモデルは除く)
・Consoleアプリケーションでの入力モニターのアイソレーション機能を追加

 

 

www.uaudio.jp

問合せ:フックアップ