祐天寺浩美のお部屋一刀両断 第333回 アツムワンダフルさん

祐天寺浩美のお部屋一刀両断 第333回 アツムワンダフルさん

 今月は大阪府大阪市東淀川区にお住まいの、アツムワンダフルさんのお部屋をオンライン訪問。STEINBERGER Synapseを筆頭に、多数のギターが並ぶ空間です!

 さて、今回は個人的に結構でかいエピソードがあったので、前置き無しです! 今月の出場者は、アツムワンダフルさん(31)であります。彼は現在マニピュレートやギター演奏などを行う傍ら、一服track名義でヒップホップやチルもリリースしています。また10年以上活動しているバンド、ワンダフルボーイズでギターを担当しているそうです。DAWはAPPLE Logic Pro Xを使い、ライブのマニピュレートにはABLETON LiveとNATIVE INSTRUMENTS Maschineを使っているそう。ふむふむふむ。

 

 そんなアツムワンダフルさん、幼少期から中学生までB’z、エアロスミス、BUMP OF CHICKENなどを聴いていて、中学3年生のときにギターを買ってもらい、音楽の専門学校の高等部に進学。そこで音楽の趣味が変わり、ファンクなど聴くようになり、今ではジョン・メイヤーやデイヴィッドT.ウォーカーが好きだそう。おー、渋い……ここら辺で僕が“よかったら部屋のギターとか見せてくれますか?”と尋ねたんです。そうしたら、白いSTEINBERGER Synapseが裏返しになって置いてある。で、彼がそれを表にしたら、そのモデルは2ハムバッキングのはずなのにセンターにピックアップが付いている。“ええええええ、ま、まさか!”と思ったら、何と私が2年前に東京の楽器屋に委託で置いて、後に売却されたギターでした!!(笑)。ちなみにデジマートで見付けて購入したそう。センター・ピックアップは私が改造で付けたものだったので、見てすぐ分かりました。いやー、驚いた。この取材は結構遅い時間に始まったので正直少し眠かったのですが、一発で目が覚めましたね。ライブやレコーディングでよく使っているそうで、特に人前でギターを弾くときはこれしか使わないそう。彼も前のオーナーがどんな人か気になっていたらしいです。僕にとっては奇跡の再会! こんなことってあるんですね。その後も2人で散々話し込みましたよ。

 

 最後に欲しい機材を聞くと、アナログ・シンセ・ベースとのことで、MOOGのMinimoogやセミモジュラーが気になるそうです。現在はソフト・シンセしか使わないのでアナログの音に引かれるのはもちろん、じっくりとシンセの勉強をしたいからとのこと。ではまた来月! いやぁ、ほんとに驚いた。

アツムワンダフルさんの機材リスト

  • DAWシステム:APPLE Logic Pro X、ABLETON Live(DAW)、APOGEE Duet 2(オーディオI/O)
  • ヘッドフォン:BEYERDYNAMIC DT 770 Pro
  • スピーカー:YAMAHA HS5
  • マイク:BLUE MICROPHONES Baby Bottle SL
  • ギター:STEINBERGER Synapse、FENDER Telecaster、他
  • アンプ・シミュレーター:STRYMON Iridium
  • シンセ:YAMAHA CS-10
  • プラグイン:IZOTOPE Ozone 9、Neutron 3、Nectar 3、Neoverb、EVENTIDE SplitEQ、FABFILTER Pro-Q3、SOFTUBE Tape、他

 

出場希望者は以下のアンケート・ページから!!