祐天寺浩美のお部屋一刀両断 第330回 岩井ロングセラーさん

祐天寺浩美のお部屋一刀両断 第330回 岩井ロングセラーさん

 今月は、大阪府東大阪市にお住まいの岩井ロングセラー(43)さんのお部屋をオンライン訪問。シンセサイザーとリズム・マシンなどが部屋を埋め尽くす勢いで並びます!

 はい、寒いですね! 皆さんお元気ですか? 世間も少しずつ元気になってきたみたいで良いことです。まだまだ気を緩めず、頑張っていきましょう。おー!

 

 さて、今回の出場者は岩井ロングセラーさん。久しぶりにベテランの登場ですね。岩井さんはその昔、カセットMTRで録音をしていたそう。その後AVID Pro Toolsを使っていたけれど、DTMというよりレコーダーとして使っていたそうで、その後APPLE Logic Proをデモ作りに使い、今ではすべてLogic Proで作業を行なっているとのこと。岩井さんが鍵盤を弾くようになったきっかけは、もともとエレキギターを担当していたバンドのキーボーディストがあまり練習に来なくて、自分が弾くようになったことだそうです。あはは。

 

 そして、久しぶりにキーボードが“どどど”と並んでいるのを見ましたよ。そう、岩井さんはとにかく実機好きです。もちろんソフト・シンセも使うけれど、かなりのハードウェア・シンセ、リズム・マシンなどを所有しております。この連載の機材リストには収まりきらない感じですな。

 

 ところで岩井さんは大のプログレッシブ・ロック・ファンで、キース・エマーソン、イエスのリック・ウェイクマンがお好き。オルガンばっかり弾いているらしいです。僕から“Logic Proのオルガン音源、かなり良いと思っているんですけどどう?”と聞いたところ、岩井さんも“オケに入ったら実機とあまり違いが分からないぐらい良いと思う”と。で、その後少し面白いことをおっしゃっていて“ソフト・シンセを掘ってしまうと、実機のシンセや音源モジュールを裏切っているような感覚になる”と。これは何となく分かるような……いや、分からないような……ご意見でした、はい。

 

 岩井さんは1990~2000年代で音楽の仕事をもらえるようになり、現在オオサカズというバンドでキーボードを担当したりしているそうです。今は、聴きたいものと勉強のためと、2つの耳で音楽を聴くようになったそう。オオサカズの楽曲を聴かせてもらったところ、ご機嫌なムードでした! 岩井さんの機材は、昔のお部屋一刀両断を思い起こさせます。どうせなら実機を見たいから、早く実際に訪問できるようになるといいなあ……ではまた来月です!

岩井ロングセラーさんの機材リスト

  • DAWシステム:APPLE Logic Pro(DAWソフト)、MOTU 624(オーディオI/O)
  • モニター・スピーカー:YAMAHA HS7
  • ヘッドフォン:SONY MDR-7506、KOSS Pro4AA
  • マイク:AKG C414、SE ELECTRONICS SE8
  • MIDIキーボード:AKAI PROFESSIONAL MPC Renaissance
  • シンセ:MOOG Minimoog Model D、ROLAND Jupiter-6、Juno-60、D-50、SH-2、RS-09、KORG Poly-61、CX-3、SEQUENTIAL Prophet'08、YAMAHA DX21、YC-20、CASIO CZ-101、他

 

出場希望者は以下のアンケート・ページから!!