アビイ・ロード・スタジオで収録した木管楽器音源、SPITFIRE AUDIO Abbey Road One: Mysterious Reedsが登場

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 SPITFIRE AUDIOが、アビイ・ロード・スタジオで収録した木管楽器専用のソフト音源、Abbey Road One: Mysterious Reeds(6,215円/価格は為替レートにより変動)をリリースした。Abbey Road One: Mysterious Reedsは、同社のオーケストラ専用ソフト音源Abbey Road One: Orchestral Foundationsの拡張音源ライブラリーとして使用できるほか、Abbey Road Oneシリーズの一つとして単体プラグインでの使用も可能。Mac/Windowsに対応し、AU/AAX/VSTプラグインとして動作する。

 

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SPITFIRE AUDIO Abbey Road Oneのプラグイン画面

 アビイ・ロードはビートルズ、ピンク・フロイド、オアシスをはじめとした著名アーティストが愛用し、ロックの聖地としても名高いスタジオ。また、フィルム・スコアリング業界においても世界的に評価されているスタジオの一つだという。このスタジオの中核とも言えるのが、最も大きなレコーディング・ルームの“Studio One”。『スターウォーズ』や『インビジブル』『エイリアン』『ハリー・ポッター』『アベンジャーズ』といった人気映画のサウンドトラックがここから生まれているのだそう。

 

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 Abbey Road One: Mysterious Reedsは、ジョン・タウナー・ウィリアムズ、ハワード・ショア、ジェリー・ゴールドスミスなどの著名作曲家が採用したリード・テクニックに影響を受け、2オーボエ&2クラリネット、2クラリネット&2バスーン(オクターブのユニゾン)による演奏をキャプチャー。複雑なボイシングを採用し、謎めいた感情、不穏な雰囲気、温かく神秘的な空気といったサウンドを楽曲に吹き込めるという。

 


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 レコーディング用のマイクには、アビイ・ロードのコレクションからクラシックなリボン・マイクのほか、OCEAN WAY AUDIO RM1-Bリボン・マイクのペアなど、希少かつ最良のものを使用しているそう。音源はEMI TGコンソールを通して録音し、映画『アバター』や『ハリー・ポッター』を手掛けるエンジニアのサイモン・ローズによるミックス・シグナルを2種類収録。サウンド・パッチは最大10chの個別マイクで録音されているため、楽曲や好みに応じて各シグナルを自由にカスタマイズすることが可能だという。

 

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