PRESONUS Studio Oneが5.1にアップデート。印刷を含めたスコア機能強化やさかのぼりMIDIレコーディング機能などを追加

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 今年、バージョン5へのメジャー・アップデートを果たしたPRESONUSのDAWソフト、Studio Oneが、早くもバージョン5.1へアップデート。多くの機能が追加された。主な機能は以下の通り。

 

スコア・エディターの向上&楽譜の印刷機能

 Studio One 5で搭載したスコア(楽譜)機能が、印刷に対応。任意のパート譜からスコアまで、選択したトラックの楽譜が印刷可能となった。トラック・タブには名前、略名、移調、譜表タイプなどのトラック設定が含まれており、サックスなど移調楽器用の譜表プリセットも用意された。

 

レトロスペクティブMIDIレコーディング

 MIDIレコーディングをしていない状態で、MIDIキーボード/コントローラーで演奏/操作した内容を、トラックに後から反映可能に。トランスポートの停止中にも有効で、現在のカーソル位置を基準に演奏を反映することができる。

 

ショー・ページでの外部MIDIインストゥルメント使用可能

 Studio One 5で搭載されたライブ・パフォーマンス向けのショー・ページにおいて、外部MIDIインストゥルメントをVirtual Instrument Playerにて使用可能に。プログラム・チェンジやバンク・チェンジを使用して音色切り替えも行える。

 

トラック&チャンネルの検索/フィルタリング

 トラック名での検索と表示の絞り込みが可能となり、規模の大きなプロジェクトでもトラック管理が快適になった。テキスト検索だけでなく、すべてのトラックや選択したトラックを対象にしたフィルタリング表示、イベントにカーソルがあるトラックの表示なども設定可能。ショートカットやマクロ、ボタン、Studio One Remoteへのアサインにも対応し、表示変更専用の取り消しリストも用意されている。

 

クリップ・ゲイン・エンベロープがバイパス可能に

 オーディオ・クリップ上で直接ボリューム・カーブが描けるクリップ・ゲイン・エンベロープが、コンテクスト・メニューやイベント・インスペクターからバイパス可能に。クリップ・ゲイン・エンベロープの有無での比較が容易となっている。

  

Ampire/Pedalboardの連携強化

 AmpireとPedalboardとの間で、設定を保ったままモジュールのドラッグ&ドロップが可能に。またコンプレッサーとゲートFXが追加されている。

 

Atomコントローラーとの連携

 パターン・エディターでのノート・イベントと、付属インストゥルメントImpactやPRESONUSのUSBコントローラーAtom/Atom SQとのカラー・マッチングに対応。どのノートがどのパッドでトリガーされるのか、視認性が高まり判断が速くなった。

 

 また、バージョン5.1のリリースに併せて、日本語版リファレンス・マニュアルも提供開始。インストール時にマニュアルの言語を選択できるようになっている。

 

www.digimart.net

 

製品情報

www.mi7.co.jp

Studio One 5.1アップデート項目リスト(英語)

forums.presonus.com

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