シンタックスジャパンは、ADATやS/P DIFオプティカルなどの光デジタル接続をイーサーネット・ケーブルを通じて長距離伝送するシステム、APPSYS PROAUDIO ADXシリーズと、光デジタル接続端子のスプリッター／リピーターのADS-8を７月２日に発売する。ADAT、S/P DIFオプティカル以外にも、TOSLink端子を使用するすべてのデジタル・オーディオ・フォーマット（Dolby AC-3、DTSなど）に対応可能だ。
ADX-8
ADX-8（オープン・プライス：市場予想価格25,455円前後＋税）は、TOSLINK長距離トランスミッター／レシーバーのセットで、光デジタル接続をCat5のイーサーネット・ケーブルでの伝送に変換。圧縮や劣化させることなく最大100mまで伝送する。MADIやDanteなどの長距離伝送対応のネットワーク・オーディオ機器を導入せずとも、既存のADAT機器での長距離運用を実現可能だ。
ADX-16
１台でトランスミッター／レシーバーを兼ねるADX-16（オープン・プライス：市場予想価格39,091円前後＋税）は、TOSLINKでの光デジタル入出力端子を装備。Cat5のイーサーネット・ケーブル１本で双方向伝送が行える上、イーサーネット・ケーブルを介して２台での電源共有も可能となっている。
ADS-8
ADS-8（オープン・プライス：市場予想価格19,091円前後＋税）は、アクティブ方式の光デジタル・スプリッター＆リピーター。光デジタル信号を２つの接続先へ送信可能だ。パッシブのスプリッターでは、各オプティカル出力の光量が減少し、データを適切かつ高速に送信する際に問題が生じることもあるが、ADS-8ではこの制限を克服。損失無く信号を分割して送信することができるとのこと。また、ADATなど光デジタル接続の制限伝送距離＝５mを倍増するリピーターとしても機能する。
■製品情報
●ADX-8
https://synthax.jp/adx-8.html
●ADX-16
https://synthax.jp/adx-16.html
●ADS-8
https://synthax.jp/ads-8.html
