ヤマハはオンラインでのマルチプレイやゲームプレイ動画の配信を行うクリエイターに必要な機能とサウンドを集約した、ゲームストリーミングオーディオミキサーZG02(23,100円)を発売した。コンパクトかつ低価格で、ゲームのみならず配信入門にも最適なモデルとしている。
ZG02は、オンラインマルチプレイゲームで不可欠となる、チームメイトとのコミュニケーションに必要な機能を優先して最適化。自身の声、チームメイトの声、ゲームの音声それぞれにノブが用意され、直感的に最適な音量バランスを取ることができる。
自身の声に対するエフェクト、ゲーム音声に対するエフェクト、そして配信を盛り上げる効果音用の、3つのエフェクトプリセットボタンも用意。自身の声をよりクリアな音質にしたい、ゲーム中の音声を聴き取りやすくしたいなど、自分の目的に適った設定することができる。ゲームのマルチチャンネル出力からYAMAHA独自技術ViReal™ Technologies for headphonesによってステレオヘッドホンで立体音響効果を得たり、自身のキャラクターの声を抑えて環境音を強調するFOCUS MODEで対戦相手の発する足音にフォーカスしたり、オンライン上のチームメンバーと同じ部屋でゲームをしているかのような音声体験ができたりといったことを、独自の音声処理技術によって実現。自分が体験している音声の臨場感をそのまま配信することもできる。
マイク入力は、ファンタム電源供給に対応するXLR/TRSフォーンコンボ端子とミニ端子の両方をサポート。マイクのゲインレベル(入力音量)を3段階で設定しており、難しい音量調整が不要となっている。長時間のヘッドホンリスニングに疲れた場合には、ワンタッチでスピーカー接続に変更することも可能だ。
Mac/Windows対応の専用アプリケーションZG Controllerを使えば、音量や各種エフェクトの設定を細かく編集することが可能に。また、新しく追加されたリンク機能を使うことで、ZG02のノブを使って配信中の音量をリアルタイムに調整することもできる。さらにElgato STREAM DECKとの互換性も確保されている。