WesAudioからデジタルでのリコールやプラグインからのコントロールが可能な真空管ステレオパッシブEQ、ngTubeEQ(848,000円)が登場。3月中旬~4月上旬の初回入荷に向けて、予約販売の受付が開始された。
ngTube EQ音声信号が通過する回路はすべてアナログで構成。ビンテージフレーバーを実現するため、Carnhill製トランスやカスタムインダクターなど、こだわり抜いたパーツの選定を行っている。
L/Rステレオに加え、M/S、モノラル×2での運用が可能。インダクターやトランスを使用した2つのサチュレーションコントロール、出力の電子バランスとトランスバランスの切り替え、Qがブースト量に応じて変化するPropotional Qと独立してQを設定可能なConstant Qの切り替えが行える。本体にLCDディスプレイによる高精度な入出力メーターを実装しているのもポイントだ。
WesAudio ngシリーズ最大の特徴である、アナログ回路のデジタルコントロールも実装。DAWのプラグインからすべての機能を制御でき、DAWのプロジェクトとともに設定を保存できる。本体のロータリーエンコーダーを操作してオートメーションを書くことも可能だ。