MACKIE.、2024年登場予定の新製品をいち早く発表 〜DLZの新モデルや初の映像関連製品など

MixStream header

 MACKIE.は、2024年発売開始予定の新製品を発表した。ブランド初となる映像配信向けデバイスMixStreamなど、5ラインナップ/7モデルで、いずれも日本国内の発売は初夏ごろを予定(価格未定)。

上位機の機能と性能をそのまま継承したDLZ Creator XS

DLZ Creator XS

 DLZ Creator XSは、ポッドキャストやライブ配信用のコンパクトオールインワンデジタルミキサー。初心者から上級者までユーザーレベルを問わずポッドキャストやYouTubeビデオ制作、ライブ配信などのミックスを、簡単にプロクオリティで行うことができる。

 ガイドに従うだけで適切な入力ゲイン設定が可能なMix Agent、マイク入力のバランスを自動的に調整するAutoMix、スマートフォンの通話をエコー無しに入力できるMix Minus、パソコンやUSBメモリー、SDカードに録音したりストリーミング出力できる豊富なインターフェース機能など、上級機のDLZ Creatorと同じDSP処理能力を搭載することで継承。マイク入力を2系統とし、チャンネルフェーダーをノブにすることでDLZ Creatorよりもコンパクトなサイズを実現している。

ゲーム配信に最適な映像+音声デバイスMainStream

MainStream

 MainStreamは、ゲーム機やマイク、ヘッドセット、カメラ、その他のソースをまとめ、一台で4K映像と音声のライブ配信が行えるストリーミングデバイス。USB-C、HDMI、プロ仕様のオーディオ接続などの入出力に加え、サンプルのトリガーやトランジションのコントロール、プログラム可能なボタンなどの強力な機能が搭載されています。さらにMainStreamにはカスタマイズ可能な総合ソフトウェアMackie Matrixも付属し、更なる拡張性を持たせることも可能となっている。

ミキサー操作部が分離するオールインワンPAシステムShowBox

ShowBox

 ShowBoxは誰でも簡単に最適なシステムをセットアップできるバッテリー駆動のオールインワンPAシステム。8インチウーファー/400Wアンプを内蔵した2ウェイスピーカーの本体に、2系統のエフェクトを備えた6chミキサーを搭載し、弾き語りのイベントからや小規模バンドまで様々な音源に対応できる。この6chミキサー操作部は脱着式で、付属LANケーブル1本で接続〜遠隔操作が可能。さらにライブ配信や録音に使えるUSB-C端子や、microSDカードを使ったレコーディング機能、Bluetoothオーディオ入力でのバックトラック/BGM再生、ルーパー、チューナーなども用意されている。

モバイルバッテリーで動作するミキサーMobileMix

MobileMix

 MobileMixはUSBバスパワーや一般的なモバイルバッテリーでも駆動が可能なコンパクトミキサー。本体底部には汎用モバイルバッテリー収納スペースも確保している。入力はモノラル×2、ステレオ×3の計8ch。楽器入力にも対応した2基のマイクプリアンプ、フィードバックを回避するMix Minusテクノロジー搭載の双方向Bluetoothなどを備え、音楽制作やライブ配信に必要な様々な機器を接続できる。

新エフェクトやループバックを搭載したProFXv3+シリーズ

ProFX6v3+

ProFX6v3+

 アナログミキサーにデジタルエフェクトを加えたProFXシリーズも、最新アップデートを果たしたProFX6v3+、ProFX10v3+、ProFX12v3+の3モデルが追加。エフェクトエンジンがGIGFX+に強化され、カラーLCDの搭載とともに、編集したプリセットの保存が可能となっている。そのほか、USB-C端子によるループバック対応のオーディオインターフェース、Bluetooth入力を新機能として追加。Onyxプリアンプなどの定評ある機能は前モデルのProFXv3から継承している。

Mackie. ProFX10v3+
Mackie. ProFX12v3+
ProFX10v3+(左)、ProFX12v3+(右)

 

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