プリアンプ搭載で出力音量を確保可能な配信向けダイナミック・マイクSE ELECTRONICS DynaCasterが登場

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 SE ELECTRONICSが、配信に特化したダイナミック・マイクDynaCaster(31,900円/税込)を1月25日に発売する。周波数特性は20Hz〜19kHz。同社のVシリーズ・マイクの技術に基づき新開発されたカーディオイド・カプセルDMC 8を採用し、豊かなローエンドと透明感のある高域を確保するという。 

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オン/オフ切り替え可能なインライン・プリアンプDM1 Dynamiteを搭載し、48Vファンタム電源を供給してスイッチをオンにすればマイク出力が+30dBに。また、2種類のEQスイッチを装備。低域のブースト/カットと2段階の高域ブーストがそれぞれ搭載されている。

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底面には3種類のスイッチを搭載。左から、低域ブースト/カット、プリアンプDM1 Dynamiteのオン/オフ、2段階の高域ブーストを操作するスイッチとなっている。

 3層のポップ・ガードを内蔵し、マイク・スタンドのマウント部は本体に一体化されているため、ポップ・ノイズの防止やスタンドへの設置がコンパクトに行える。外形寸法は62(φ)×220(H)mmで、重量は850 g 。筐体は金属製で、XLRコネクターは金メッキ加工され、シールド部は電気的干渉を避ける構造を採っているという。

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3層のポップ・フィルターを搭載(写真上)。スタンドへのマウント部とXLRの接続コネクターが一体化している

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