SLATE DIGITALからVMR用のオプト・スタイル・コンプ2種とゲート・バンドルが登場

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 SLATE DIGITALから、バーチャル・ラックの中でモジュール式のプロセッサーを組み合わせて使うVMR(Virtual Mix Rack)用の新製品3種類が登場。VMRはMac/Windowsをサポートし、AAX/AU/VSTプラグインとして動作する。

 FG-2A(トップ画像/オープン・プライス:市場予想価格20,350円)は、TELETRONIXのオプト・コンプLA-2Aをエミュレートしたモジュール。開発にあたっては、音楽制作に有用な状態の良い個体が選定され、そのサウンド・キャラクターやニュアンスを忠実に再現したという。オプティカル・アッテネーターT4のモデリングによるサチュレーション&リリース・レスポンスが特徴だ。

 Custom Opto(オープン・プライス:市場予想価格20,350円)はLA-2Aを再現しつつ、SPEED(コンプレッションのタイミング)とRATIOのコントロール、5種類のトーン・プリセットを追加したモジュール。FG-2Aと併用すれば、音作りの幅がより広がるだろう。

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Custom Opto

 Gates Bundle(オープン・プライス:市場予想価格20,350円)は、Gate:ClassicおよびGate:Drumsという2種類のゲート・モジュールを含むバンドル。Gate:Classicはシンプルな仕様ながら、スムーズなかかり具合を特徴とする独自のタイミング・アルゴリズムを採用。入力信号用のハイパス/ローパス・フィルターのほか、サイド・チェイン・フィルターも備える。Gate:Drumsはドラム処理に特化。トランジェント検出機能やダイナミック・フィルターを搭載し、従来のゲートよりもクリーンなサウンドが得られるという。

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Gates Bundle