アディティブ方式を追加し4種のエンジンを備えたソフト・シンセARTURIA Pigments 3

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 ARTURIAから、ソフト・シンセPigmentsの最新版、Pigments 3(オープン・プライス)が4月下旬に発売となる。Mac/Windowsに対応し、スタンドアローンのほかAAX/AU/VSTプラグインとして動作する。

 

 発売を記念したINTRO版は、Pigments 3(フル・バージョン)の特別価格での提供に加え、計500種類のプリセットを収録したスペクトラム・サウンド・パックが付属。 Pigmentsの既存ユーザーは、Pigments 3へ無償でアップデートが可能な上、上記のスペクトラム・サウンド・パックが特別価格で購入できる。

 

 従来はアナログ・モデリングとウェーブテーブル、サンプル/グラニュラーという3種類のシンセシス方式を併せ持っていたPigmentsだが、アディティブ(倍音加算)シンセシスのハーモニック・オシレーターを追加し、4タイプのシンセシスから2つを組み合わせる仕様に。さらに、ノイズやサブオシレーターとして機能するユーティリティ・エンジンが第3のオシレーターとして加わり、サウンドに深みや色彩感をプラスできる。

 

 また、ウェーブテーブルは64種類を新規追加。エフェクトもピッチシフト・ディレイや同社BL-20を元にしたフランジャーなど4タイプが加わっている。さらに、フィルターには同社Jup-8 Vのレゾナント・ローパス・フィルターを内蔵。プリセットも200種類の増量となった。 

 

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