ビート・メイクに特化したツール、NEKTAR TECHNOLOGY Aura(45,000円)が6月5日より発売される。
Auraはハードウェア・コントローラーと付属ソフトウェアNektarineを組み合わせることで、楽曲制作でのビート・メイキングからライブでのリズム・パフォーマンスまで、幅広いシーンで活躍するツール。コントローラーには16基のベロシティ/プレッシャー対応パッドを装備し、それぞれで個別のMIDIチャンネルを設定したり、入力したMIDIノートを別のMIDIノートへルーティングするなどのカスタマイズも可能だ。フィンガー・ドラミングで重宝するロールなどの機能も用意している。
Auraハードウェアにはステップ・シーケンサーも内蔵。16基のパッドがステップを表し、リアルタイムに直感的な入力が可能だ。1パターンで最大64ステップのシーケンスを設定できる。
また、同社の他製品と同じくDAWインテグレーションに対応し、コントローラーからDAWのトラックを選択したり、トランスポート・コントロールを行うことも可能だ。DAWごとのプリマッピングがされているため、複雑なセットアップの必要は無いのもポイント。ABLETON Live 10 Suite、BITWIG Bitwig Studio、STEINBERG Cubase、Nuendo、MOTU Digital Performer、APPLE Garageband、Logic、COCKOS Reaper、REASON STUDIOS Reason、PRESONUS Studio One、CAKEWALK Sonarに対応する。
付属ソフトウェアのNektarine(Mac/Windowsに対応)では、複数のAU/VSTプラグインを組み合わせて独自のキットやサウンドが作成可能。各パッドに異なるインストゥルメント・プラグインを割り当てられ、インサート・エフェクト×64、センド・エフェクト×4も設定できる。Auraはスタンドアローンとしてだけでなく、AAX/AU/VSTプラグインとしても使用可能だ。
製品情報
NEKTAR TECHNOLOGY Aura
45,000円
■外形寸法:301(W)×45(H)×231(D)mm 重量1.4kg ■システム必要条件:Mac OS X 10.7以降、Windows 7 以降
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