TC・ HELICONに続いて、T.C. ELECTRONICから。
同社のプラグイン・エフェクトでは、最近はPowerCore 6000が出たこともあり、System 6000のアルゴリズムを採用した高品位なものが再び注目を集めています。実は、これらのプラグインにはDIGIDESIGN Pro Tools対応のTDM版があることをご存じでしたか? そんな同社のTDMプラグイン・バンドルが、3種登場します。
- Mastering Bundle(1,999ドル/1,680ユーロ)
Master X3、MD3、Brickwall Limiter、Unwrapを収録したダイナミクス系中心のパッケージ - Production Bundle(2,499ドル/2,100ユーロ)
NonLin2、DVR2、VSS3、MD3、Brickwall Limiter、Tube-Tech CL 1B、TC・HELICON Harmony 4を収録。リバーブからダイナミクス系、ハーモニーまでを網羅 - Studio Complete Bundle(3,499ドル/2,950ユーロ)
上記の全プラグインを同梱したもの
発売は2月になる見込みだそうです。
この発表会でT.C. ELECTRONICが最も力を入れていたのは、なんとベース・アンプでした。
他の製品も含め、詳細は↓からどうぞ!
ベース・アンプ・ヘッドのRebelHead450は、クラスD構成による軽量な設計。ギター&ボイス用エフェクトNovaシリーズと同様の簡便なインターフェースを持ちながら、同社お得意のマルチバンド・ダイナミクス技術を1ノブ操作で実現したSPECTRACOMP、4バンドの周波数可変EQ、96kHz出力が可能なデジタル・アウトといった、いかにも同社らしいトピックが満載です。
こうしたデジタル処理部以外にも、パワー・アンプはLAB.GRUPPENやDYNAUDIOACOUSTICSの技術を、そしてキャビネット側にはTANNOYのノウハウを取り入れているということで、TCグループの持てる力を総動員したといった趣でした。
そのほか、ギター用エフェクトではラック・タイプのマルチ機G-Major 2、ディストーション+オーバー・ドライブのNova Driveが発売されるそうです。
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