NEUMANNは、2023年にリリースしたオーディオインターフェースMT 48の機能アップグレードを発表。新たに搭載したMonitor Missionによって、イマーシブを含むモニターコントローラーとして機能する。
MT 48のMonitor Missionは、モノラル/ステレオだけでなく、5.1chなどのサラウンドフォーマットや、Dolby Atmosの7.1.4chなどのイマーシブオーディオに対応。柔軟なベースマネジメント機能と、スピーカーの周波数/タイムドメイン特性を調整するための高度なアラインメント機能も備えている。また、ダウンミックス機能も備えており、マルチチャンネルをモノラルまたはステレオでモニターすることも可能だ。
Monitor Missionでは、MT 48のアナログ出力(4ch)やADAT、AES67といったデジタル出力を組み合わせて、モニタリンググループを設定可能。アナログ出力と外部D/A コンバーターを組み合わせて7.1.4ch出力としたり、AES67でNeumann KHモニターのAES67対応モデルと組み合わせたりといったシステム構築が行える。
Monitor Missionは、2024年2月にリリースされたファームウェア1.6.x以降に含まれており、有効化には個別のソフトウェアキーが使用される。来たる2024年7月1日(月)以前メーカーに登録したユーザーには、Monitor Missionの有効化キーが無償で提供される。