VIENNA SYMPHONIC LIBRARYから、新しいクワイア(合唱)系ソフト音源として、VIENNA BOYS CHOIRと、BASSO PROFONDO CHOIRの2タイトルがリリースされた。どちらも通常価格は22,660円だが、リリースを記念して、12月31日まで18,590円で販売される(銀行振込決済や見積もりが必要な場合は購入期限が早まる)。
エンジンは同社SYNCRON PLAYERを使用。Mac/Windows、AAX/AU/VSTに対応する。
少年の歌声がもたらす独特の音色と響きをとらえたVIENNA BOYS CHOIR
VIENNA BOYS CHOIRは、525年の歴史を持つ世界で最も有名な合唱団のひとつ、ウィーン少年合唱団(Wiener Sängerknaben)をキャプチャー。9歳から14歳の少年が生み出す独特の音色と純粋な響きを持つソフト音源へと昇華した。
アーティキュレーションには、短音、長音、母音AA(アー)、UU(ウー)、MM(ハミング)のレガートやマルカート、短母音や長母音と組み合わせたさまざまな子音を収録。ミキサー・プリセットにより、ウィーン少年合唱団の歌声を近接マイクから遠距離のセッティング、アンビエントやチャーチ・リバーブまで、多様な環境へ簡単に配置することができる。
マイクチャンネルを追加するエクステンデッド・ライブラリ(通常価格12,430円、セール価格10,340円:要見積もり)も用意されている。
BASSO PROFONDO CHOIR
BASSO PROFONDO CHOIRは、クラシック音楽における最低音域クラスの低音を収録したクワイヤ音源。「Basso profondo」(イタリア語)は「深い低音」を意味し、豊かな響きと深い声質を特徴とする。
その名に違わず、BASSO PROFONDO CHOIRはA1からA#3までの音域で男声アンサンブルを収録。アーティキュレーションには、短音、長音、レガート、母音AA(アー)とUU(ウー)のマルカートなどに加え、エスプレッシーヴォ、スフォルツァート、短いクレッシェンド、長いクレッシェンド、短いディミヌエンド(デクレッシェンド)、長いディミヌエンド、さらに短母音や長母音と組み合わせたさまざまな子音、ハミングも収録する。
そのほか"om"、"hey"、深いシャウト、祈りのようなパフォーマンス、ライズ&フォール、笑い声、不気味な音、クラスターなど、声による低音域のエフェクトと呼べるようなサウンドもプリセットされている。
こちらもマイクチャンネルを追加するエクステンデッド・ライブラリ(通常価格12,430円、セール価格10,340円:要見積もり)もオプション販売される。