Universal Audioは、Standardシリーズのマイク新製品として、1インチ・ラージダイアフラムを備えたSC-1を発表。11月28日(火)に発売する。またStandardシリーズのSC-1、SP-1、SD-1の登録ユーザー向けに、さまざまなマイクをモデリングするプラグインHemisphereが配布されることになった。
1インチ・ラージダイアフラムを搭載したコンデンサーマイクSC-1
SC-1(79,200円)は単一指向性で、周波数特性は20Hz〜20kHz、感度は−39dB(0dB=1V/Pa@1kHz)。マイクマウント、5/8”- 3/8”ネジアダプター、キャリングケースが付属する。ボーカル、アコースティックギター、ストリングスはもちろん、高耐入力設計のため大音量のギターキャビネットにもマイキング可能。ウルトラリニアな特性を持つ回路と広範なダイナミックレンジにより、低域と高域の両方でひずみのないスムーズなサウンドが得られるという。
CPUネイティブとUAD/Apollo版が用意されたHemisphere
Hemisphereプラグインは、CPUネイティブ版と、リアルタイム処理用にUAD/Apollo対応版が用意(UAD/Apollo版は11月初旬リリース予定)。SC-1との組み合わせではNeumann、ソニー、AKGなどの有名コンデンサーマイク8種類のサウンドを再現できる。UAD版は同社のオーディオインターフェースApolloシリーズと組み合わせることで、リアルタイムでのモニタリングにも使用可能だ。
スモールダイアフラムのコンデンサー・マイク・ペアSP-1(62,700円)では、5種類のスモールダイアフラム・マイクが持つ特徴的なサウンドを再現可能。ダイナミックマイクSD-1(46,200円)では、SD-1と同様のムービングコイル型ダイナミックマイクだけでなく、リボンマイクも含めた計5モデルのサウンドを再現できる。
また、Hemisphereではオフも含め4段階のローカット、近接効果のコントロール、ダイアフラムの中心軸に対する角度をコントロールすることも可能。録音後にこれらのパラメーターを調整できるのも大きな特徴だ。