ディリゲントが、フランスのDJ機器ブランドHercules(ハーキュリーズ)製品の取扱いを開始する。その第1弾として5モデルのDJコントローラーを11月23日(木/祝)より販売予定。
自走式プラッターを備えるDJControl Inpulse T7
DJControl Inpulse T7(オープンプライス:市場予想価格129,800円前後)は、アナログレコードの操作感を忠実に再現したモーターライズドコントローラー。0.1秒で33⅓回転に達する7インチプラッターでミキシングやスクラッチなどのコントロールができ、リアルなターンテーブルの感触を再現している。
各デッキに用意された3つのFXセレクトボタンや、パドルノブ、フィルターノブ、コントロールノブ、Beatボタンを駆使したミックスが可能となっている。
DJソフトウェアはSerato DJ Lite(Serato DJ Proへアップグレード可能)と、選曲やDJプレイをアシストする機能を備えたIMA(Intelligent Music Assistant)を搭載するHercules製のDJUCEDが付属。Serato DJ/Serato DJ Liteと連携し、ワンボタンで簡単にボーカルや楽器を分離できるSTEMSコントロール機能を搭載する。
外部入力が可能なDJControl Inpulse 500
DJControl Inpulse 500(オープンプライス:市場予想価格59,800円前後)は、16個のRGBバックライト付きパッド、タッチ検出可能な大型ジョグホイール、そして電源にUSBバスパワーを採用したモデル。ソフトはSTEMS対応のSerato DJ Lite(Serato DJにアップグレード可能)とHercules製のDJUCEDが付属し、エフェクトをカスタマイズしながらミックスできる。外部入力も可能で、AUXフィルターを使用するとソフトウェアとは独立してフィルターをかけられるのも特徴だ。
スタンダードなDJControl Inpulse 300 MK2
DJControl Inpulse 300 MK2(オープンプライス:市場予想価格39,800円前後)は、スタンダードなDJコントローラーのレイアウトを備え、16個のパッド、8つのモードを使用してDJを行える。ソフトはSTEMS対応のSerato DJ Lite(Serato DJにアップグレード可能)とDJUICEが付属。Inpulseシリーズに共通して搭載されているBeatmatch Guide機能も実装し、ジョグホイールの下やテンポフェーダーの右側にあるライトガイドにより、トラックの同期をアシストしてくれる。
コンパクトサイズの入門機DJControl Inpulse 200 MK2
DJControl Inpulse 200 MK2(オープンプライス:市場予想価格22,800円前後)は、8つのパッド、4つのモードを搭載し、ソフトは上位機と同様にSTEMS対応のSerato DJ Lite(Serato DJにアップグレード可能)とDJUCEDが付属している。Beatmatch Guide機能を搭載したInpulseシリーズをより手ごろな価格で入手できる、DJ入門にも適した機種だ。
スマートフォン用のDJControl Mix
34(W)×4.9(H)×10(D)cmというコンパクトサイズのDJControl Mix(オープンプライス:市場予想価格22,000円前後)は、Bluetooth MIDIを搭載し、スマートフォン用に設計された機種。USB電源供給での動作も可能であり、DJアプリalgoriddim djayにワイヤレスで接続して、持ち運びながらどこでも使用できる。