UVI Synth Anthology 4〜200台のハードウェアシンセのサウンドを4,000種収録

UVI Synth Anthology 4

 UVIはソフト音源Synth Anthologyシリーズの最新モデルSynth Anthology 4をリリースした。同社のFalcon(別売り)もしくは無償のUVI Workstation上で動作する。通常価格18,000円(149ドル|ユーロ)のところ、9月18日まで11,000円(89ドル|ユーロ)で購入できる。またSynth Anthologyの旧バージョンのユーザーは、9月18日まで、49ドル|ユーロでアップグレード可能だ(UVIストアのみ)。サブスクリプションサービスSonicPass登録者は無償で利用可能となっている。

 なおFalconおよびUVI WorkstationはMac/Windows対応。スタンドアローンのほかAAX/AU/VST2&3プラグインとして動作する。

 200モデルの実機に忠実なハードウェアサウンドを統一した操作性で扱えるのが大きな特徴。4,000以上のプリセットとレイヤーの探求が可能な上、機械学習によるインテリジェントな提案エンジンによって、選択した音色のバリエーションや関連したサウンドを迅速に見つけることができる。

レイヤーAのエディット画面

レイヤーAのエディット画面

 刷新されたデュアルレイヤーエンジンは、サブレイヤーがメインレイヤーと同一の仕様になったことに加え、音作りに欠かせない内蔵エフェクトが大幅に強化。レイヤーエフェクトセクションで、ウェーブシェイパー、フランジャー、コーラス、フェイザー、EQ がレイヤーごとに設定可能となった。さらにセンドエフェクトとしてSparkverb、コンボリューションリバーブ、ディレイ、フィードバック、バスエフェクトとしてコンプレッサー、EQ、マキシマイザーを備える。

レイヤーエフェクトセクション

レイヤーエフェクトセクション

 モジュレーションも強化され、2つのレイヤーの混ざり具合もモジュレート可能。MPEへのネイティブ対応、アルペジエイター/フレーザーの拡張など、多数のアップデートが施されている。

 

 

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