Fluid Audioのフラッグシップ・モニタースピーカーImage2 〜Sonarworksにも対応

Fluid Audio Image2 Header

 ローランドは、モニタースピーカー・ブランドFluid AudioのフラッグシップモデルImage2(オープンプライス)の受注を開始した。納期は約2カ月。

Fluid Audio Image2

 3ウェイアクティブ構成で、ツィーターには高い過渡応答性とクリアで正確なサウンドを実現する新開発のAMT(Air Motion Transformer)を搭載。正面のアルミコーンのミッドレンジユニットに加えて、8インチウーファーを本体の左右に備える。独自のウーファースタビライザー「Vi-Bracerテクノロジー」でウーファーユニットをエンクロージャーに固定。キャビネットの屈曲を原因とする音のひずみを大幅に低減しているという。

リア・パネル。各帯域の補正スイッチに加え、DSP補正のコントロールに使用するUSB端子、Cubemixモード用のフットスイッチ入力も用意。入力端子はアナログに加えAES/EBUとS/P DIFコアキシャルも備え、スルー出力やL/Rの設定スイッチも備える

リア・パネル。各帯域の補正スイッチに加え、DSP補正のコントロールに使用するUSB端子、Cubemixモード用のフットスイッチ入力も用意。入力端子はアナログに加えAES/EBUとS/P DIFコアキシャルも備え、S/P DIFスルー出力やL/Rの設定スイッチも備える

 クラスD構成のアンプは、HFが75W(RMS)、100W(ピーク)、MFが150W(RMS)、200W(ピーク)、ウーファーは225Wx2(RMS)、合計800W(ピーク)。クロスオーバー周波数は115Hzと2.8kHzに設定されている。

 このクロスオーバーのフィルターにはDSPを使用。このDSPには、Sonarworks SoundID Referenceで作成したルームセットアップ・ファイルを読み込むことも可能だ。また、小型のフルレンジモニターをエミュレートする「Cubemix mode」も搭載。Image2だけで、2つのモニタリング環境を構築することができる。

 外形寸法は242(W)×350(H)× 363(D)mm、重量は12.8kg(1 台)

 

 

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