ペダル・ボード内に装備可能なリズム・マシンRAINGER FX Snare Trapがリリース

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 RAINGER FXより、ローファイなスネア&キックのビートを生成するリズム・マシンSnare Trap(38,280円)がリリースされた。本製品は、デスクトップでの使用にも、ペダル・ボードに組み込んで足でコントロールすることも想定されている。

 

 中央の黒いパッドでコントロールする機能はPADボタンで切り替え可能で、タップ・テンポとしての使用、またはホワイト・ノイズを混ぜたスネアのフィルインを作り出すことができる。パッドをタップし、テンポを決めて各サウンドのパラメーターを調整するというシンプルな操作性で、電子楽器ならではのグルーブを生成できるという。

 

 メインとなるスネアのサウンドはビートの2、4拍目に固定で配置されているが、スネアのみに適用されるディレイを使用することで、ゴースト・ノートを入れることも可能。キックは1拍目に固定されているほか、ノブで位置を自由に動かせる2つ目のキックも用意されている。また、ハイハットは標準では8拍子だが、4拍子にも変更可能だ。

 

 スネアのサウンド・メイクは、本体に備えられたさまざまなボタンやノブを使って行う。本体左上のSNAREセクションには、スネアの鳴りの長さを調整するSHAPEとルーム・リバーブのような響きをもたらすDRYボタンを装備。その右に位置するSNARE DELAYセクションでは、ディレイ量やフィードバック量などを設定できる。

 

 さらに、ローパス・フィルターはマニュアルまたはLFOによる制御が可能。外部入力音に合わせてビートをダッキングするサイド・チェイン機能も搭載され、外部入力とビートはMIXノブで入力バランスを調整することができる。

 

 入出力端子には、ライン・イン(フォーン)、ライン・アウト(フォーン/モノラル・ミニ)のほか、外部のCVからキック/スネア/ハイハットをトリガーできるトリガー・インや、タップ・テンポに合わせて外部デバイスを同期させるシンク・アウトといったほかの機材との連携を図れるものが備わっている。

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リア・パネルには外部機器との連携可能なトリガー・インやシンク・アウトなど各種入出力端子を備える

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