最大18イン/22アウトを実現するオーディオ・インターフェースMOTU UltraLite MK5が登場

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 MOTUは、オーディオ・インターフェースUltraLiteシリーズの第5世代モデル、UltraLite MK5(オープンプライス:市場予想価格84,700円/税込)を発表した。発売時期は2021年4月中旬ごろを予定しており、現在ハイ・リゾリューション オンラインストアにて予約受付中だ。

※発売日は4月13日となりました(4/9付記)

 

 DAC回路には前モデルUltraLite MK4よりもグレードの高いESS Sabre32を搭載し、最高192kHzのサンプリング・レートと広いダイナミック・レンジを誇る。接続端子はUSB Type-C(USB 2.0。USB 3.0互換)。MacやiOS機器ではドライバー不要で使用できるUSBクラス・コンプライント接続に対応している。96kHz、バッファー・サイズ32サンプル時に、ラウンドトリップ2.4msを実現する低レイテンシーも魅力だ。

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 フロント・パネルには、高解像度OLEDディスプレイのほか、48Vファンタム電源供給が可能なマイク/ライン/Hi-Z入力×2(XLR/TRSフォーン・コンボ)、ヘッドフォン・アウトを装備。リア・パネルには、ライン入力×6とアナログ出力×10、S/P DIF オプティカル/ADAT入出力、S/PDIFコアキシャル入出力、MIDI IN、OUTを実装する。これらと後述のループバックを合わせ、最大18イン/22アウト、計40chを扱うことができる。

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 内蔵DSP処理によるオンボード・マルチバス・ミキサーを使用し、超低レイテンシーのレコーディングやモニタリングを実現。さらに、リバーブ、EQ、コンプレッションなど、ホスト・コンピューターに依存しないDSP駆動のエフェクト処理を入力/出力信号に適用することが可能だ。また、ループバック機能を搭載しており、ライブ配信やポッドキャストでの使用にも適している。これらをコントロールするソフト、CueMix 5はコンピューターのみならずiOSなどのデバイスからのワイアレス操作も可能となった。

 

 そのほか、DAWソフトMOTU Performer Liteと100種類の音源、6GBのループ/サウンド・ライブラリーのライセンスが付属する(MOTUアカウントにて購入者を対象に無償ダウンロード提供)。

 

製品情報

h-resolution.com

 

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