TELEFUNKENから、ビンテージとモダンの両方の特徴を併せ持つAlchemy Seriesに加わる製品として、単一指向性コンデンサー・マイクTF11(オープン・プライス:市場予想価格100,000円前後+税)がリリースされた。ステレオ・ペアでのTF11 Stereo Set(オープン・プライス:市場予想価格200,000円前後+税)も用意されている。
アメリカ・コネチカット州で設計、手作業による製造、厳しい品質基準でテストされているAlchemy Series。TF11は真空管マイクTELEFUNKEN/AKG C12の特徴を目指しながら最新FET技術を融合し、48Vファンタム電源駆動するタイプとなっている。レスポンスに優れ、135dB SPL(THD=1%)の高耐入力、SN比90dBAという低ノイズを実現。オープンかつ細部までとらえる周波数応答を獲得しているという。
採用カプセルのTK51Sは、CK12スタイルのエッジ・ターミネート・タイプ。同社TF51に搭載されているカプセルのシングル・メンブレン・バージョン(片側だけにダイアフラムを搭載するタイプ)となっている。クラシックなFETマイクに準拠したアンプ部や、CARNHILL製カスタム・ニッケル・コア・トランス、イギリス製ポリスチレン・フィルム・コンデンサー、NICHICONファイン・ゴールド・電解コンデンサー、超低ノイズ仕様のJFETなど、厳選したパーツを採用する。
マイク・ケース、スタンド・マウント、マイク・スリーブ、ショック・マウントが付属している。
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