WESAUDIOから、アナログ・ドメインのオートメーション・システム、NGLeveler(255,000円+税)が発売された。製品名は“Next generation Leveler”を意味し、16chの入出力に対して、レベル・コントロールが可能。オートメーション・エンジンに加え、チャンネルごとにアナログ・サチュレーションを加えるTHD機能も搭載する。フェーダーなどのコントロールは、専用プラグイン(Mac/Windows対応/AAX/AU/VST)のほか、HUI/MackieControlプロトコル準拠のコントローラーから可能。設定の切り替えで、本機とDAWソフトの両方をコントローラー側から扱うことができる。もちろんDAW上のプラグイン・オートメーションを使っても、NGLevelerのレベル・コントロールが行える。
隣り合うチャンネルでのステレオ・リンク(相対/絶対)や、クロスフェードのように使える逆リンクが可能になっている。また、ch1/2を上げるとch3/4が下がるといったように、ステレオ・ペアでの逆リンクも可能。ステレオ・センド量を上げつつリターン量を減らし、シグナル・レベルを一定に保つといった使い方も可能だ。
WESAUDIOでは、サミング・アンプ前段やインサート・ポイントでのレベル管理、アナログ・アウトボードと接続する際のセンド/リターン・レベル管理、マイクプリ後段&A/D前段のレベル調整などの用途を想定しているという。
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