オーディオ・インターフェース特集2022"はじめての1台“では、15,000円以内で購入できる10製品を紹介。今回は、2イン/2アウトのBEHRINGER UM2 U-Phoriaです。
BEHRINGER UM2 U-Phoria
低価格ながらダイレクト・モニター機能など、制作に役立つ機能を搭載。本体上部に各種ボリューム・ノブを備え、録音しながら細かな音量調整などを行う際にも操作しやすい仕様となっている。
価格:オープン・プライス(市場予想価格:9,570円前後)
Specifications
●入力:マイク/ライン入力(XLR/TRSフォーン・コンボ)※48Vファンタム電源搭載、楽器入力(TRSフォーン) ●出力:ライン出力×2(RCAピン)●ヘッドフォン:ステレオ・フォーン(ダイレクト・モニター・スイッチ搭載) ●ビット/サンプリング・レート:最高16ビット/48kHz ●電源:USBバス・パワー(USB-B) ●対応OS:Mac/Windows ●外形寸法:128.0(幅)×46.4(高さ)×118.0(奥行き)mm ●重量:300g ●付属品:USB-B to Aケーブル
使いやすいレイアウトで使いやすい音質
市場予想価格が1万円を切る価格ながら、48Vファンタム電源を備え、コンデンサー・マイクも使用可能な2イン/2アウトのモデルです(ファンタム電源のスイッチは背面に搭載)。マイク/ライン入力とHi-Z入力(楽器入力)、そして入出力レベルの調節は、それぞれ本体上部のつまみで行えるのも本機の特徴。各つまみが均等に配置された使いやすいレイアウトです。フロントに楽器のケーブルを挿して、本体上部でつまみをいじるという操作性は見た目以上に快適。例えば本機を卓上に置いて、ギターなどを抱えた状態で録音レベルを調節するといったシチュエーションに便利です。
マイク・プリアンプは、落ち着いたサウンドで使いやすい音質という印象。本機で録音した素材同士がうまくなじみ、一曲を仕上げやすいように感じました。なおU-Phoriaシリーズにはミキサーのブランド、MIDASのマイク・プリアンプを備えたUMC22 U-Phoriaなどもラインナップ。そちらもチェックしてみてください。
製品情報