オーディオ・インターフェース特集2022"はじめての1台“では、15,000円以内で購入できる10製品を紹介。今回は、2イン/2アウトのBOYA BY-AM1です。
BOYA BY-AM1
本体側面に2系統のコンボ入力端子を搭載。マイク入力のほか、ライン入力と楽器入力を切り替えるスイッチも搭載している。大きな出力ボリューム・ノブのほか、底面にはスタンドに取り付けるネジ穴を用意する。
価格:オープン・プライス(市場予想価格:13,800円前後)
Specifications
●入力:マイク/ライン/楽器入力(XLR/TRSフォーン・コンボ)×2 ※48Vファンタム電源搭載 ●出力:ライン出力×2(TRSフォーン) ●ヘッドフォン:ステレオ・フォーン(ダイレクト・モニター・スイッチ搭載) ●ビット/サンプリング・レート:最高24ビット/192kHz ●電源:USBバス・パワー(USB-B) ●対応OS:Mac/Windows ●外形寸法:160.0(幅)×41.5(高さ)×105.0(奥行き)mm ●重量:408.5g ●付属品:USB-B to Aケーブル、ステレオ・ミニからステレオ・フォーンへの変換プラグ
柔軟にセッティング可能な2つのコンボ入力
カメラ用のポータブル・ミキサーのようなレイアウトで、側面の2つのコンボ端子はそれぞれライン入力も楽器入力も可能。ステレオ録音を含めてマイクや楽器など、さまざまな組み合わせで同時に録音できます(ダイレクト・モニターはモノラル)。面白いのは、INST(楽器入力)のゲインがINPUT 1とINPUT 2で異なる点。各種入力がそもそも大きめなのですが、INSTのINPUT 1はかなりゲインが大きく、どんなに弱い出力でもキャプチャーできそうです。
底面にカメラの三脚用1/4インチ・サイズのネジ穴があり、本体も軽量なためミニ三脚スタンドなどに取り付けられますが、変換ネジを使えばマイク・スタンドにも取り付け可能です(裏技的な方法ですが、細いマイクを直接本体に挿してセッティング……といった録音も)。付属するUSBケーブルも2mと長めで、さまざまな設置シチュエーションが想像できます。部屋ではもちろん、ぜひ外に持ち出していろいろな楽器や音をドキュメントしてほしいと思います。
製品情報