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映画『数分間のエールを』のDTM機材をチェック! 劇場鑑賞券を50組100名様にプレゼント

6月14日から全国ロードショーとなるオリジナル劇場アニメーション『数分間のエールを』。主題歌にフレデリック『CYAN』を採用した同作は、脚本を『ラブライブ!』『宇宙よりも遠い場所』などを手掛けた花田十輝が担当し、 監督/演出/アートディレクションといった映像のほぼすべてを、ぽぷりか/おはじき/まごつきの3人からなる映像制作チーム=Hurray!が作り上げている。また、劇中歌唱楽曲はボカロPとしても活躍するVIVIが、同曲の歌唱はシンガーソングライターの菅原圭が担当し、劇伴は狐野智之が手掛けている。

映画『数分間のエールを』のキービジュアル。画像左が主人公の朝屋彼方(あさや かなた)、同右が主要キャラクターの一人、織重夕(おりえ ゆう)

ここでは同作のあらすじのほか、劇中に登場したDTMやレコーディングなどの音楽制作ツールを取り上げてみたい。

あらすじ

 映画『数分間のエールを』は、“モノづくり”に情熱を注ぐ高校生=朝屋彼方とその教師=織重夕との物語。日々ミュージックビデオの制作に没頭する彼方は、ある日ストリートでアコギ弾き語りを行う女性の歌声に感動し、その曲のミュージックビデオを作りたいと強く思う。その女性は音楽の道を諦めて教師となった夕で、後日、彼方の学校に赴任してくるのであった。同作では、そんな彼方と夕の出会いをきっかけにモノづくりの楽しさや苦しみを通じて彼らが成長していく物語が展開されていく。

『数分間のエールを』に登場する音楽制作ツール 9選

織重夕が自宅スタジオで音楽制作を行っているシーンでは、数々のツールが確認できる

1:ADAM AUDIO T5V

ADAM AUDIO T5V

ADAM AUDIOのエントリーレベルのニアフィールドモニタースピーカー。5インチのポリプロピレン製コーンを採用したウーファーと、独自のU-ART(Unique Accelerated Ribbon Tweeter)リボンツィーターを搭載し、周波数特性は45Hz〜25kHz(−6dB)を誇る。

2:Universal Audio Volt 2

Universal Audio Volt 22イン/2アウトのUSBオーディオインターフェース。最高24ビット/192kHzに対応し、Windows/Mac/iOS/iPadOSといった複数のOSで使用可能だ。同社が誇るビンテージマイクプリを再現したモードを活用し、ボーカルやギターを豊かなサウンドで録音できる。

3:Steinberg CUBASE

Cubase

Steinberg CUBASEは、録音やMIDI/オーディオ編集に特化したデジタルオーディオ・ワークステーション(DAW)。1989年に最初のバージョンがリリースされて以来、進化を続け、現在はバージョン13が最新版だ。Windows/Macに対応している。

4:novation FLkey Mini

FL Key Mini

ポータブルな25鍵MIDIキーボードコントローラー。Image-Line Software FL Studioの主要機能にシームレスに統合されており、音楽制作をより直感的かつ効率的に行うことができる。16のベロシティ対応パッドや、カスタマイズ可能な8つのノブを搭載する。

5:SHURE SM7B

Shure SM7B

ポッドキャスティングやボーカルレコーディングに特化したダイナミックマイク。指向性はカーディオイドで、周波数特性は50Hz〜20kHz、感度は−59dBV/Pa(1.12mV)だ。なめらかな高域と温かみのある音質 を特徴とする。

6:SHURE SRH440A

SRH440A

ポッドキャスティングからホームレコーディング/ミキシング/マスタリングまで、幅広い用途に対応する密閉型ヘッドフォン。ダイナミック型40mmドライバーを内蔵し、デザインはサーカムオーラル型を採用している。周波数特性は10Hz〜22kHzだ。

7:SHURE BETA 58A

BETA 58A


ボーカルの収音に特化したダイナミックマイク。指向性はスーパーカーディオイドで、周波数特性は50Hz〜16kHz、感度は−51dBV/Pa(2.8mV)だ。ライブパフォーマンスからスタジオレコーディングまで、幅広く使われているマイクの一つ。

8:SHURE SM57

SM57

ボーカルだけでなく、さまざまな楽器の収音にも特化したダイナミックマイク。指向性はカーディオイドで、周波数特性は40Hz〜15kHz、感度は−56dBV/Pa(1.6mV)となっている。明るくクリアで、中高域にフォーカスしたサウンド。

9:Nord Nord Stage 4 73

Nord Stage 4

Nordのフラッグシップシリーズ最新モデルで、ライブパフォーマンスからスタジオでの使用まで幅広く対応するステージピアノ。最大同時発音数は120ボイスで、73鍵フルウェイテッド・トリプルセンサー鍵盤や物理ドローバーなども備えている。

 『数分間のエールを』はモノづくりの喜びと苦しみ、そして夢を追いかけることの大切さを見事に描き出している作品。主要キャラクターの織重夕を中心に演奏/音楽制作シーンもたびたび登場し、おなじみの楽器やDTM/レコーディング機材が活躍しているので、ぜひ映画本編で探してみてほしい。

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『数分間のエールを』

公開日:2024年6月14日(金)

上映時間:68分

●配給:バンダイナムコフィルムワークス
●宣伝:クロックワークス
●スタッフ:ぽぷりか(監督)、おはじき(副監督)、まごつき(アートディレクター)、花田十輝(脚本)、VIVI(歌唱楽曲制作)、菅原圭(歌唱楽曲アーティスト)、小沼則義(音響監督)、狐野智之(音楽)、Hurray! × 100studio(制作)
●主題歌:フレデリック『CYAN』
●キャスト:花江夏樹(役:朝屋彼方)、伊瀬茉莉也(役:織重夕)、内田雄馬(役:外崎大輔)、和泉風花(役:中川萠美)

『数分間のエールを』公式サイト

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