21歳にして、世界的ダンス・ミュージック・レーベルSpinnin' Recordsと日本人初の専属契約を果たしたDJ/作曲家、crayvxn(クレイヴン/旧名義はPharien)。普段からノートPCとヘッドフォンをカフェなどの環境に持ち込んで制作することも多いそうだ。そんな彼に、インテル® Evo™ プラットフォーム準拠のノートPC、dynabook V8を試してもらい、その使用感を伺った。
Photo:Hiroki Obara
dynabook V8
インテル® Evo™ プラットフォーム準拠のノートPC。タブレットとしても使え、OSにはWindows 10 Home、CPUには第11世代インテル® Core™ i7プロセッサーを内蔵する。またWACOM製アクティブ静電ペンが付属し、13.3インチのタッチパネル対応ディスプレイに書き込むことも可能だ。メモリは16GB、ストレージは512GB、重量は約979gという仕様で、バッテリー駆動では約24時間というモビリティに欠かせない性能を実現している。
クリエイターをますます自由にしてくれる
以前にも、タブレットとして使えるノートPCを持ち歩いていたことがあるというcrayvxn。今回、V8を手にしてまずはこう感じたという。
「とにかく薄くて軽いので持ち歩きしやすく、高級感のある見た目もいいなと思いました。普段はカフェなどでも音楽制作をするのですが、幅約30cm×奥行き約20cmというサイズ感がテーブルに置いたときにちょうどいいんです。今使っている自分のノートPCはV8よりも大きく、ファンの音も騒がしいため、周辺のお客さんたちに気を遣うこともありますが、V8ではそういった問題も無いですね。キーボードは押しやすいし、タイプ音も静かなので良いと思います。また重量は約979gなので、リュックに入れて持ち歩くのに非常に便利です」
そもそもcrayvxnは音楽制作を始めたころからWindowsユーザーで、そのきっかけは当時のIMAGE-LINE FL StudioがWindowsのみで動作する仕様だったからだそう。今回はFL StudioをはじめとするさまざまなプラグインをV8で試したというが、そのときの印象についてこう話す。
「一番差を感じたのは、プラグインが立ち上がるまでの時間。クリックして表示されるまでの1〜2秒間で感じる“もやっ”としたストレスが無いのはとてもうれしいです。細かい部分かもしれませんが、この作業は繰り返し行うので大切だと思います。音楽制作自体に関しては、申し分無い使用感です。CPU負荷の高いソフト・シンセやプラグインを同時に複数立ち上げても、一切滞ること無くサクサクと作業が行えたのでびっくりしました! また、ほぼフレームレスと言えるディスプレイは見やすく色鮮やかで、グラフィックスも非常に奇麗です」
さらにcrayvxnは、バッテリーの持ち具合についても高く評価している。
「これまでのノートPCと比べると、約3倍は長時間使用ができる印象です。これならコンセントの無いカフェで作業する場合でも、安心して音楽制作が行えます。重たい電源アダプターやケーブルを持ち歩くことも無くなりますね」
最後にcrayvxnは、今回のV8についてこう振り返る。
「このコンパクトさで第11世代インテル® Core™ プロセッサー搭載のノートPCは見たことがありません。スタジオでの使用だけでなく、僕みたいにノマド的な働き方をするクリエイターにはぜひV8のようなインテル® Evo™ プラットフォーム準拠のノートPCを薦めたいです。Thunderboltポートもあるので、出先で小型オーディオI/Oをつないで録音するのも夢じゃないですね。クリエイターをますます自由にしてくれるツールだと思います」
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