Inter BEE 2009レポート:PRESONUSの新しいDAWを展示した日本エレクトロ・ハーモニックス

AESで発表されたPRESONUSのDAWソフトStudio OneやStudioLive 16.4.2などを展示

発売されたばかりの16chデジタル・ミキサーPRESONUS StudioLive 16.4.2を前面に打ち出した日本エレクトロ・ハーモニックスのブース。ディスプレイには先のAESで発表された同社初のDAWソフトStudio Oneが立ち上げられていました。


R0014541.JPG


STEINBERGでCubaseを開発してきたWolfgang KundrusがデザインしたStudio Oneは、アレンジ、シーケンス、ミキサーなどをシングル・ウィンドウで表示する昨今のトレンドを押さえた作り。ArtistとProの2ラインがあり、ProはVST、Audio Units、Rewiewに対応。さらにマスタリング機能も有しており、Red Book準拠のCDライティング機能も備えるなど、音源制作をトータルでサポートするスタンダードなDAWという印象でした。


R0014543.JPG


Studio Oneはオートメーションの書き込みも容易。プラグイン・エフェクトのパラメーターを変更すると、画面左上にパラメーター名/パラメーター値が表示されるので、A(Add)ボタンをクリックすると、自動的にオートメーション・トラックが作成され、データの作成/編集が可能になります。EQ値の変更も、同社のFaderPortなどのフィジカル・コントローラーを使って可能になるというわけです。


R0014544.JPG


ブース内ではほかにロボット・ボイス/ハーモナイズ/ピッチ・コレクションなどを搭載し、男女の声を入れ替えるといったトリッキーな効果を生み出すボコーダーELECTRO-HARMONIX V256などが注目を集めていました。


【リンク】
日本エレクトロ・ハーモニックス