Inter BEE 2009レポート:Pyramixの最新バージョン6.1を展示〜ディーエスピージャパン

圧縮音声ファイルやダイレクト・モニタリングに対応したPyramixの最新バージョン6.1を中心にディスプレイ

コンピューターのOS(Windows)を経由せず、直接CPUにアクセスすることでレイテンシーやトラック使用数の制限を打破するという画期的なMassCoreテクノロジーを採用(オプション)するなど、マルチコア時代を見据えたアップデートを果たしたDAWシステムMERGING Pyramix 6。今回、ディーエスピージャパンのブースには、その最新バージョンとなる6.1が同社の最新"ポン出しシステム"Ovationとともに展示されていました。
6.1の主なアップデート内容は、WMA/OGG/MP4A/MP2/AC3などの圧縮音声ファイルをタイム・ラインに直接乗せて再生できるようになったほか、録音中のリアルタイム波形表示、リアルタイムのサンプリング・レート・コンバージョン、ダイレクト・モニタリング・ストリップなど、使い勝手がかなり向上した印象。DAWソフトとして着実に完成度を高めているようです。


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新製品ではほかにも6入力/4グループ出力を備え、電池駆動にも対応するコンパクトなアナログ・ミキサーSONOSAX SX-ES64も展示。出力には96kHzにも対応するADコンバーターを装備できるなど、こちらも使い勝手が良さそうです。


【リンク】
ディーエスピージャパン