ARTと言えばTube MPなどの真空管機材でおなじみです。新製品にももちろんありました。
2ch真空管マイクプリのPro MPA II(写真上)と、ADコンバーターを加えたDigital MPA II(同下)。従来のMPA Gold、Digital MPAと比較すると、M/Sエンコーダーが内蔵されている点がアップデート・ポイントのようです。
さらにこんな新製品も登場していました。
同社では初めてとなるマイク、Mシリーズです。左からM-One(単一指向性コンデンサー)、M-Two(単一指向性コンデンサー)、M-Five(リボン・マイク)、M-Three(マルチパターン・コンデンサー)。なぜM-Fourが無いのかも気になりますが、M-OneとM-Twoの違いは、シンプルなM-Oneに対しM-Twoはローカット&PAD搭載とのこと。コンデンサー・マイクの増幅回路は真空管ではなくFETです。真空管での色付けはアウトボードでやってね、ということでしょうか。
さらに超小型のシンク・ジェネレーターSyncGenもリリースされていました。BNC×4とS/P DIFコアキシャル×2で192kHzまで対応します。