アクティブ・リボン・マイク

SE ELECTRONICSとルパート・ニーヴ氏とのコラボによるアクティブ・リボン・マイクを紹介しましたが、さらに同種のものを紹介していきましょう。

Aeaa440

RCAのデッドストック・リボンを使っているAEAは、44Aタイプのアクティブ・モデル440を発表していました。アクティブ化によって低ノイズ、高出力ゲインを実現しているそうです。

Aeartq

また同社ではリボン・マイク用のマイクプリ、RPQも開発。リボン・マイクはハイ落ちした特性を持つのが普通ですが、それを補うために高域を周波数可変のシェルビングEQで持ち上げる機能を備えています。一方、低域側では近接効果を抑える周波数可変のローカット・フィルターも搭載。さらに、ファンタム電源をバイパスした入力端子も備え、極力シグナル・パスを短くできるような設計です。

 

現代のリボン・マイクを代表するメーカーROYERでは、ステレオ・モデルSF24の真空管回路バージョンSF24Vを展示していました。


 
Royer_sf24V
 

ちなみにROYERの姉妹メーカーであるMOJAVE AUDIOは、それぞれのカプセルで指向性を変えられるステレオ・コンデンサー・マイク、MA-202STを発表していました。